PIANO lesson diary

和歌山市にあるピアノ教室「piano musica」の日記です。

インヴェンション

2016-11-19 22:06:57 | つぶやき
一カ月以上も投稿が開いてしまいました

最近、生徒たちの間で同じような現象が発生していて、数年前の教え方がいけなかったんだなぁと反省の日々です。

1つ目は、付点のついた音符を区別してちゃんと覚えられていないこと。
2つ目は、調号が付いても全部落ちて(無視して)弾いてしまうこと。
3つ目は、ハノンが弾けない(特に下行形)

付点の点の意味がよくわかってなくて、曖昧な人が多くてショックでした。。
調号については、全員ではないですが、ある一定の割合で発生してしまいます
最初の方のテキストで全調に触れさせて、移調奏をさせることの大切さを痛感しています。
ハノンは、自分にとったら同じ度数での上がったり下がったりを平行移動させるだけの単純作業で、何も難しいと思った事がないのですが、生徒たちにとってはそれが非常に難しいようです。
プレ・ハノンのようなものを長く弾いて居た子の方が早く馴染めて弾けてるようです。
スケールも1オクターブなら弾けるけど、2オクターブになるとわからなくなったり、、
何故だかわからないんですが…指番号をしっかり把握出来てないんでしょうか。

最新の課題は、バッハのインヴェンションをどう教えていくかという事です。
平均律やパルティータの方がしっかり理解して弾いて勉強もしてたのですが、インヴェンションは小学生のころ、きちんと教えてもらえてなかったので、今となっては当時の弾き方を正しては弾けるけど、どう説明すればよくわかってもらえるか、と考えています。
インヴェンションをよくわかって好きになってもらえたら、自分にとったらすごい進歩だなと思ってます
今色んなエディションを購入して見比べているところで、今読んでも非常に興味深くて楽しいです。