神を保つ人間！！

一昨日、１月２日は、初詣２連発でした。

この日は、私の奥さんは、着物を着ました。浴衣は毎年来ていますが、着物は初めてで。でもいいですね。

で、最初は、着物を着たうちの奥さんと、私の実家に新年の挨拶へ。
本当は元旦の日に、既にオルガンの練習をしに行ってたのですが、改めて新年の挨拶という事で、きちんとスーツにネクタイをして行きました。

で次に、毎年行っている、近所にある深川神明宮へ。

そのあと、神明宮のすぐ近くにある、月一でピアノを弾かせていただいている森下『ＤＵＭＢＯ２』へコーヒーを飲みに行きました。

そして、その後は、この日のメインイベント、もう一つの初詣、“神に一番近い人間”のソロライブを見に行きました。


しかも、今回は、ステージ上の席でした。
彼はドラムスのソロなので、ステージ上にも椅子を置いて、アリーナ席として使用しているのです。なので、ドラムスの音は、ほぼ生音でした。

前回は、ただただ圧倒されっぱなしだったですけど、今回は、とりあえず、一応は、ど…同業者として、『彼のどこか凄いのか！！』を研究してみようと思いながら、自分の仕事でもここまでは集中できないだろうというくらいの集中力でライブを聴きました。

で、なんとなくですが、分かりました。
◎良い音！
これがまず一番。
なにしろ、アコースティック・ドラムの音もいい。
前回のツアーより、神保さんは、数年ぶりに復活したＹＤ9000ＡＪ(ちなみにＡＪは、彼のイニシャル…なのに、市販モデルです。凄い！)というモデルを使用しているのですが、これが、とてもいい音です。
し、エレクトリック・ドラムスのパットを使って奏でられるシンセの音源も、いい。迫力があります。
そして、これは会場の設備かもしれないのですが、スピーカーが全部ＪＢＬ。やはり一流のスピーカーはいい音をしています。

次に
◎ＭＣ(司会)
彼は、カシオペア時代は、“寡黙”というイメージが強かったですが、独立後、しかもソロツアーをやるようになって、自分が喋らなければ誰も喋ってくれない…という状況の中、メキメキとＭＣが上達し、今では、曲と曲との間のＭＣもとても楽しいものになっています。
でも、よくいる、話の方が長いアーティストとは違い、程ほどで次の曲に行く…その具合もいいですね。

３つ目は
◎ポピュラリティー
彼のＣＤアルバムは、ほぼ全てオリジナル曲です。
毎回、凄腕のミュージシャンを集めて、録音されます。多くの音楽マニアをうならせます。
しかし、ソロのライブでは、オリジナルは２曲だけ。
あとは、マイケル・ジャクソン12曲メドレー、とか、スパイ・メドレー(００７のテーマ～ミッション・インポッシブルのテーマ)とか、普通に音楽を聴く人なら誰でも知っているような曲を選びます。
みんなが知っている曲で凄い演奏を聴かせる…これは、出来そうで出来ませんね。見習わなければなりません。


まぁ、とにかく、人間とは思えないドラミングで、今回も圧倒されてしまいました。

神保さんは、１月から全国80ヵ所でのツアーが始まるそうです。
皆様のところにも伺うかもしれません。
是非一度、見に行ってみてください