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司法書士が書くペット信託ブログ

道路緊急ダイヤル #9910

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。

 

前回のブログで、車に轢かれて道路上で死んでいる動物を見かけたときの対応方法について取り上げました。

 

現状では、【道路緊急ダイヤル】の存在を知っている人は極めて少なく、また、つい先日、車に轢かれて死んでしまった2匹のタヌキを見かけたことから、【道路緊急ダイヤル】について改めて取り上げます。

 

道路上で動物の死骸を見かけたときは、安全な場所に車を停めたうえで、【道路緊急ダイヤル】#9910に通報してあげてください。

24時間対応で、フリーダイヤルですので通話料も一切かかりません。

 

現在地の市区町村、その道路名やキロポスト(距離標)、周辺の施設などを確認のうえで通報願います。

 

道路緊急ダイヤルに通報すると、自動音声案内により、高速道路かそれ以外の道路かを尋ねられます。

高速道路であれば番号1を、高速道路以外であれば番号2を入力してください。

 

オペレーターにつながったら、市区町村までの大雑把な現在地を伝えると、オペレーターが道路管理者に転送します。

転送先の道路管理者から具体的な場所を尋ねられるため、道路名等を伝えてください。

 

高速道路か国道かなどによって道路管理者は異なります。

例えば、高速道路であれば管轄のNEXCO、国道であれば、一部指定区間を除いて各都道府県の土木事務所が道路管理者になります。

 

道路緊急ダイヤルに通報すると、道路管理者が動物の死骸を回収してくれます。

回収された死骸は、ゴミ処理センターでゴミと一緒に焼却処分されることになりますが、車によって何重にも轢かれるよりは供養になると思います。

 

私が先日遭遇したのは、親子かカップルだったのでしょう、2匹のタヌキが車に轢かれて死んでいる場面でした。

タヌキは夜行性ですので、おそらく夜間に轢かれてしまったのでしょう。

 

「タヌキ寝入り」という言葉がありますが、タヌキは驚くと一時的な仮死状態になって相手を欺く習性があります。

野生の世界では生き抜く術のようです。

 

タヌキは、夜間のヘッドライトの光に驚いて仮死状態になり、道路上でうずくまるため、車に轢かれる率が圧倒的に高いことが分かっています。

野生の世界で通用する術を車に対しても使ってしまうようです。

 

夜間、道路上で動物の光る目を見つけたときは、動物の方が避けてくれるとは考えず、直ちに減速してあげてください。

 

 

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