こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
先日4月17日、オーストラリア南西部の海でサーフィンをしていた少女(17)が、サメに襲われて死亡する事件がありました。
サメに襲われる一部始終を両親も目撃していたとのことです。
ここ日本でもサーフィン人気は高いようですが、サーファーなら気になるテーマ
・なぜサメはサーファーを襲うのか?
・日本でもそのリスクは高まっているのか?
について取り上げてみたいと思います。
🧐 そもそも、なぜサメは人を襲うのか?
実は、ほとんどのサメの攻撃は「誤認」や「好奇心」が原因とされています。
✅ 誤認説
サーフボードに乗ってパドルしている姿は、サメから見るとアザラシやウミガメにそっくりで、海中から見上げたシルエットが、サメにとっては“美味しそうな獲物”に見えることも。
✅ 「試し噛み」説
サメはよく知らないものを「とりあえず噛んでみる」習性があるようです。
つまり興味本位で噛んでみたら人間だった、というケースも。
✅ その他の要因
パニック状態でのバシャバシャ音がサメを引き寄せることも。
🗾 日本でもサーファーがサメに襲われる危険は増えているのか?
ゆっくりですが確実に、その危険は上昇中です。
その原因のひとつが、地球温暖化によって海水温が上昇し、【サメの北上現象】が生じているためです。
つまり、本来は南方の温かい海に生息していた獰猛なサメ(イタチザメ、オオメジロザメなど)が、海水温の上昇によって、より北の海域でも活動するようになってきています。
📍 実際にあった日本の事例
日本でサメに襲われてサーファーが死亡したケースは未だありませんが、次のような死亡事例があります。
■1982年(熊本県天草郡大矢野町の沖)
ヨットの船尾に結んだロープに掴まって遊泳していた少女が、胸の下半分から下腹部にかけてサメに喰いちぎられて即死。
■ 1992年(愛媛県 松山市 堀江沖)
貝の漁で潜水作業中の男性(41歳)がホホジロザメ(ジョーズ)に襲われて行方不明に。
🧠 安全にサーフィンを楽しむために知っておきたいこと
かつては「南の海だけの話」と思われていたサメの出没が、今では本州でも十分に警戒すべき存在になっています。
サーフィンをするときは次のような点に注意する必要があります。
✔ 朝夕のサーフィンは避ける(サメの活動が活発なため)
✔ キラキラ光るアクセサリーや派手な色は控える(サメは視覚も良く、光の反射には敏感に反応するため)
✔ 出血しているときは絶対に海に入らない(サメは血に対する嗅覚が異様に鋭いため)
✔ サメの目撃情報や注意報が出ているときは素直に引き返す
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