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司法書士が書くペット信託ブログ

ピットブルのこと

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。

 

ピットブル(正式名アメリカン・ピット・ブル・テリア)という犬種がいることを知っているでしょうか。

 

ピットブルを現に飼っている飼主や、これから飼おうと考えている方は、ピットブルは闘犬として作り出された犬種であり、その闘争本能に火が着いた場合は手に負えない犬種であることを理解しておく必要があります。

 

闘犬が世界的に禁止されている近年では、ピットブルを穏やかな性格の犬種に改良すべくブリーディングが進んでいます。しかし現状では、とても攻撃性が強く、気性が荒い個体が多いと考えるべきです。

 

ピットブルの攻撃性は、YouTube動画を見れば良く分かります。

一例を挙げると、飼主である成人女性がリードを付けてピットブルの散歩をしていたとき、他の犬を見かけたピットブルがその犬を攻撃しようとしたため、リードを引っ張ってピットブルを制止しようとした飼主が、リードごと身体を引き摺られる場面があります。

 

成犬ピットブルの体重は40キロ近くに達することがあるため、闘争本能に火が着いたピットブルを制止するのは一般的な体格の女性では無理です。

大柄な男性でないと無理でしょう。

 

成人女性の制止を振り切ったピットブルは、結局その犬を咬み殺しています。

ピットブルは一度咬み付いたら放さないため、咬み殺すまで事態が進行することがあります。

 

YouTube動画ではなく、私が現実に知っている日本の例として、保健所に収容されたピットブルの例を挙げておきます。

 

収容されたピットブルは保健所の職員に良く懐いたため、職員たちは「このピットブルならすぐに譲渡先が決まる」と思っていたそうです。

ピットブルは飼主の指示には従う忠誠心が強い犬種のため、人に対しては良く懐くようです。

 

しかし、ある日、ピットブルの闘争本能にスイッチが入り、保健所に収容されていた他の犬を咬み殺すことになります。

その様子を見た職員は、ピットブルの譲渡を諦め、やむを得ず殺処分する結果になっています。

 

ちなみに、ヨーロッパやアメリカなどにおいては、ピットブルによる事件が頻発していることから、ピットブルの輸入や繁殖を禁止している国(州)が多いことも事実です。

 

もともと闘犬として人間によって作り出されたピットブルに罪はありませんが、ピットブルを飼うには、その攻撃性を十二分に認識しておく必要があります。

 

 

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