肉を喰った日

今日は肉を食うのにもってこいの日だ
焼かれている肉すべてが、わたしと呼吸を合わせている
すべての炭が、肉を焼こうと七輪の中で合唱している
すべての肉が、わたしの口の中に食べられようとしてやって来た
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった
今日は肉を食うのにもってこいの日だ
わたしのカルビは、サンチュで静かに巻かれている
わたしのハラミは、もう焼かれ過ぎることはない
わたしの口の中は、肉汁に満ちている
店員がサラダとご飯を持ってきた
そう、今日は肉を食うのにもってこいの日だ