キャロット募集馬

今年はもう買わないはずでしたが、見れば欲しくなるのが人情というもの。
カタログとＤＶＤにざっと目を通して、気に入った馬をリストアップしました。
しかし未だサイズが公表されていませんので、それ次第では変更もありえます。
この中から人気も加味して３頭ほど申し込もうと思っています。

１．チャールストンハーバー
２．マイケイティーズ
３．ベルクラシック
４．チェイスザウインド
５．マッチポイント
６．ケージーパール
７．ハリウッドレビュー
８．トキオルンルン
９．ウエスタンワールド
10.ササファイヤー
番外：レッドヴェルベット

以下、独断と偏見と思い込みだらけのコメントです。

『チャールストンハーバー』はノーマークでしたが、この馬が一番気に入りました。
牧場期待の繁殖の連れ仔（腹仔）、所謂持ち込みになります。しかしこれまで社台・ノーザンＦの持ち込みで走った例を私はあまり知りません。（父シングスピールのローエングリンは持ち込みでしたっけ？）
持ち込み仔は走らず本邦でつけた次の仔から走ることが多く、逆に偶々持ち込み仔が走るとその下が期待したほど走らない例が多いと感じています。飽くまで私の感覚で、統計を取ったわけではありませんから間違っているかもしれません。どなたか親切な方が調べてくださると嬉しいです。
さて、そのようなリスクがあるのは承知でも良い馬だと思います。ミスターグリーリーについては、クロフネの妹の父のほかに何も知識がありませんが、先物買いで行きましょう。預託厩舎も一流だし（これが落とし穴になりかねないが）人気にはなりそうですね。

『マイケイティーズ』は写真映りが悪いですがＤＶＤを見ると別馬のようです。
父ジャングルポケット、母父ＳＳ、ヒシアマゾンの近親、兄がタイミング良く新馬、特別と２連勝と来れば、黙っていても人気になりますね。厩舎も良いし、この価格はお値打ちだと思います。同じジャンポケ産駒の「ルビーマイディア」も劣らず良い馬ですが、ルビーにに行くならこちらのほうが断然お買い得と思います。（と言い切りました。さあ２年後どうなっているか楽しみですねえ）

『ベルクラシック』は上２頭が預託されている厩舎かと思っていましたが、全く異なる関西所属となりました。若手ですがノーザンＦやキャロットからは期待されているようですから悪くないと思います。
母、兄、姉と揃って脚もとが弱い血統にタキオンなので、そこが最も懸念されるところですが馬体はバネがありそうでタキオンの良さが出ています。相当気が強そうな目つきをしていますね。これが走るほうに出ると良いのですが。
サンデーレーシングで兄、姉に出資している身贔屓もあって、間違いなくこの馬にも出資するでしょう。この馬だけに絞って二桁出資しても良いと思うほど惚れ込んでいますが、実馬を見ていないのでそこまで踏み切れません。
暫く様子見が出来るかと思いますが、ショウナンタキオン効果で人気になるかもしれません。

ここまで上位３頭が牝馬でしたが、４位以下に牡馬が揃いました。

『チェイスザウィンド』はサンデーで逃したマズル産駒です。祖母アンティックヴァリューというだけで飛びつきたくなりますが、やたらデカそうなことと預託先がキャロットの関東２大不評厩舎の一つなのでそれほど人気にはならないでしょうか。これも実馬を見たい１頭です。

『マッチポイント』は期待したほど良く見せません。
なんでテイオーをつけなかったのかと思いますが、クロフネで母系の活性化（なんだそれ？）を図ったのでしょうが、可もなく不可もなしと言ったところです。
そろそろこの母も活力を失いつつあるのかなと思います。唯一のセールスポイントが、もう一つの不人気厩舎に預託予定なことでしょう。

『ケージーパール』はテイオー産駒。父に良く似ています。
ラフィアンの岡田さんの言をお借りすれば、この仔には柔軟性は見られますが収縮性はどうでしょうか。上品すぎてパワーが足りないかもしれません。
もう１頭のテイオー産駒「ヤヨイビジン」のほうがパワーはありそうですが、私の好みではありませんでした。

『ハリウッドレビュー』はド派手ないでたちに目が行きますが、動きを見てもなかなかのものです。ただ良く見ると１月生まれですから、その辺りのアドバンテージはあるのでしょう。預託予定がイマイチなところも割引です。（ただこの厩舎はキャロットとは相性が良いかもしれませんね）

『トキオルンルン』は同じＳＷ牝馬の「レッドヴェルベット」を買うなら、こっちのほうがお買い得かなと思ったので選びました。ただ良く分かりませんが、ＳＷ産駒はあまり筋肉質なパワフル型は走っていないように思います。

『ウエスタンワールド』は上に書いたパワフル型に該当するので軽視していましたが、ＤＶＤを見て見直しました。ただし預託先がよく分かりません。

『ササファイヤー』は素晴らしい馬だと思いました。
でも出資しないでしょう。好みの問題です。予算も足りません。

番外の『レッドヴェルベット』は第一印象で一番手でした。
まあ殆どの方がこの馬は良いなあと感じるでしょう。ノーザンＦでもこの馬が１番人気になるだろうと予想していました。クラブも第２のシーザリオとして宣伝すると思います。ＤＶＤを見ても文句のつけようもない歩様です。良い馬です。
それでも一昨年にシーザリオを見逃した私には買えない馬ですね。なに、二匹目のどぜうがそう居るものかと意固地になっているだけです。

「ポトリザリス」は実馬を見ましたが、がっちりした馬です。踏まれたら痛そうなしっかりした歩様でした。文句なく良い馬だと思いますが、私はダンス牡馬はサンデーで出資済みなので「ベビーグランド」ともどもパスします。
「キャサリーンパー」と「サンウィルシャイン」は、いかにもフレンチ産駒で走るだろうと思いますが、フレンチは好みではないのでこちらもパスです。