北海道で買った昆布と、カツオの厚削り粉々になったもので出汁をとって小松菜と油揚げを炊く。
ダブルの出汁だなんて、まるで料理をする人みたいだ。
少しのお酒と、少しの塩、少しの醤油、少しの砂糖。
醤油のボトルが終わったと思って、ふと見た賞味期限の日付がかなり過ぎ去っている。
ふんわりときらきら細かな湯気が立って、お玉からそのまま味見をすると、ふんわりと優しい香りと優しい味。
ついでにいつもの味噌ではない白味噌で、豆腐とネギと、北海道のとろろ昆布のお味噌汁をこしらえる。
こうして時々、ちょっとだけ丁寧なことをして温かいものを作る。
でも、ごはんを炊くのが面倒且つ待てなくて、スーパーのお惣菜売り場で白飯を買う。
北海道の鮭とばハラスもトースターで炙ってみる。
北海道のイカ墨さきイカも同じお皿に添える。
北海道づくし。
お酒のお供はご飯のお供。
明らかに塩分過多だったようで、食べ終わった後、やたらと水を欲した。
Ben Folds Five が来日している。
私が音楽を漁り始めたときのあのiPod nanoの中に1曲だけ「Best Imitation of Myself」が入っていた。
“ご機嫌な休みの日の朝に聴きたいポップな曲”、というのは私の中の勝手な解釈だけれども、のプレイリストの中の1曲でもあった。
You Tubeでライブ映像を見ると、ベンフォールズさんの演奏姿に私は魅せられてしまって、あんなに入った状態であんなふうにピアノが弾けるのかと、単純に驚いた。
それでいてとても楽しそうで明るそうな小柄なベンフォールズさんが私は好きになった。
ある一つのYou Tubeの動画は、入り過ぎてピアノを壊しそうなくらいのトランス状態のものがあって、私はそれが一番お気に入りだ。
ピアノの音もベンフォールズさんの声も、3ピースのギターのいないバンドの響きも曲調も、感じがとても心地良くて、私はそのままアルバムを2枚、借りた。
さほど聴き込んだりすることはないけれど、今も私の1GBのiPod shuffleの中には「Best Imitation of Myself」と「Underground」と「Boxing」の3曲が入っている。
外人さんはもう来日しないかもしれない、と思うから、私の浅いあさい音楽経歴の中で引っかかった人の生は是非観ておきたいと、もう何か月か前にチケットを取った。
実際に見ても、ベンフォールズさんは小柄で、良い意味で頭が良さそうだった。
ただ、なんというか、会場が渋谷公会堂だったのだけれど、良すぎたのだと思う。
市民会館のような扇形のコンサート会場は音が響きにはなるのだけど、跳ね返りとダイレクトさに乏しくて物足りない。
曲にもよるけれど、あっさりし過ぎていたのだ。
今回の彼らがスマートすぎたこともある。
ちなみに席は前から11列目だったから比較的近かった。
単純なうるささも私が飛べる一つの要因だ。
音を浴びたい、というか、音の中に潜りたい。
小さな空間の中で、演奏者の入っているところを見ながら、脳を埋め尽くしてもらいたい。
今後、うるさくない繊細な音が私に響くようになるのであれば、それはたぶん私がまた変化したということなのだろうと思う。
彼らはロックだったり、ポップだったりするのだと思うのだけど、私はまだまだロックだったりパンクだったりするわけなのだ。
でも、彼らの演奏を生で聴けて良かった。
まとめるわけではないけれど。
ダブルの出汁だなんて、まるで料理をする人みたいだ。
少しのお酒と、少しの塩、少しの醤油、少しの砂糖。
醤油のボトルが終わったと思って、ふと見た賞味期限の日付がかなり過ぎ去っている。
ふんわりときらきら細かな湯気が立って、お玉からそのまま味見をすると、ふんわりと優しい香りと優しい味。
ついでにいつもの味噌ではない白味噌で、豆腐とネギと、北海道のとろろ昆布のお味噌汁をこしらえる。
こうして時々、ちょっとだけ丁寧なことをして温かいものを作る。
でも、ごはんを炊くのが面倒且つ待てなくて、スーパーのお惣菜売り場で白飯を買う。
北海道の鮭とばハラスもトースターで炙ってみる。
北海道のイカ墨さきイカも同じお皿に添える。
北海道づくし。
お酒のお供はご飯のお供。
明らかに塩分過多だったようで、食べ終わった後、やたらと水を欲した。
Ben Folds Five が来日している。
私が音楽を漁り始めたときのあのiPod nanoの中に1曲だけ「Best Imitation of Myself」が入っていた。
“ご機嫌な休みの日の朝に聴きたいポップな曲”、というのは私の中の勝手な解釈だけれども、のプレイリストの中の1曲でもあった。
You Tubeでライブ映像を見ると、ベンフォールズさんの演奏姿に私は魅せられてしまって、あんなに入った状態であんなふうにピアノが弾けるのかと、単純に驚いた。
それでいてとても楽しそうで明るそうな小柄なベンフォールズさんが私は好きになった。
ある一つのYou Tubeの動画は、入り過ぎてピアノを壊しそうなくらいのトランス状態のものがあって、私はそれが一番お気に入りだ。
ピアノの音もベンフォールズさんの声も、3ピースのギターのいないバンドの響きも曲調も、感じがとても心地良くて、私はそのままアルバムを2枚、借りた。
さほど聴き込んだりすることはないけれど、今も私の1GBのiPod shuffleの中には「Best Imitation of Myself」と「Underground」と「Boxing」の3曲が入っている。
外人さんはもう来日しないかもしれない、と思うから、私の浅いあさい音楽経歴の中で引っかかった人の生は是非観ておきたいと、もう何か月か前にチケットを取った。
実際に見ても、ベンフォールズさんは小柄で、良い意味で頭が良さそうだった。
ただ、なんというか、会場が渋谷公会堂だったのだけれど、良すぎたのだと思う。
市民会館のような扇形のコンサート会場は音が響きにはなるのだけど、跳ね返りとダイレクトさに乏しくて物足りない。
曲にもよるけれど、あっさりし過ぎていたのだ。
今回の彼らがスマートすぎたこともある。
ちなみに席は前から11列目だったから比較的近かった。
単純なうるささも私が飛べる一つの要因だ。
音を浴びたい、というか、音の中に潜りたい。
小さな空間の中で、演奏者の入っているところを見ながら、脳を埋め尽くしてもらいたい。
今後、うるさくない繊細な音が私に響くようになるのであれば、それはたぶん私がまた変化したということなのだろうと思う。
彼らはロックだったり、ポップだったりするのだと思うのだけど、私はまだまだロックだったりパンクだったりするわけなのだ。
でも、彼らの演奏を生で聴けて良かった。
まとめるわけではないけれど。
