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Peanut Garden *ベランダの菜園*

ベランダ菜園に翻弄される日々の記録です。
初挑戦のミニにんじんの収穫は11月♪

バケツとタオルで作る旅行中の水遣り装置

2008-08-03 23:40:00 | その他園芸日記
夏の出張は昨年で懲りたのに!でも回避できない、5日間の留守。
昨年はプランターで稲作をやっていたので、この時期ほんとうに水をたくさん必要として、しかも土曜だけ帰ってくる週単位の4週連続出張だったので、「ま、5日ぐらいなんとか生き延びてもらえれば」のレベルではなかった。

そんな苦境でこそ技術は進歩するのであります。今年は、その応用ですらないので気楽に給水装置をセットして出発。

つくりは簡単。プランターの隣に台を設置し、水をはったバケツをおき、細く切ったタオルをいったん浸してからプランターの地面(バケツの底よりも低い位置ならばバケツの水を使いきれる)に下ろすと、毛細管現象によって給水できるというもの。

蒸発を防ぐためにタオルにサランラップを巻いて(昨年はゴミ袋を切ってガムテで留めたが)、バケツにもサランラップをかける。なお、日向に配置されるバケツには温度の上昇を抑えるため新聞紙をかけて、ガムテで留める。

しかしこの装置のキモは、シカケではありません(しかけ自体は簡単にできる、わけもないもの)。「給水量(速度)のコントロール」がポイント。タオルの太さ、バケツの水位で時間当たりの給水量がかわります。水位が下がれば給水速度が下がっていくけれど、なんとか留守の間、やや多め・やや少なめの時期があるのは容認しつつ必要量を供給しつづけるには。

事前にいくつかの太さのタオルを作って、一番いいのは「留守の日数と同じ日数やってみる」ですが、私は今回も直前になって気づいたので、前日に「高水位」「中水位」「低水位」で3時間あたりの給水量を図ってみて、あとだいたい高水位から24時間でどれくらい落ちているかみて、「これならバケツ1杯で留守の間もちそう」というところを探ります。

今回はバジルの鉢は見捨てることにして。というのは、昨年もバジルは見捨てたんだけど、枯らすつもりで出掛けに全部摘み取っておいたら、5日後にまた葉が育っていたので。葉を摘んでしまえば蒸散もなくなるし光合成もできないから成長が鈍り水の要求は減る。しかし生命力が強いのでそれなりに葉が出てくる。そんな感じなのかなと勝手に解釈。

タイムは昨年、放置したら暑さとちょうどきた台風ですっかりダメにしてしまったので、今回は部屋の中に退避させました。部屋に虫が異常発生したりしなきゃいいなあ。

で、今回、給水装置が救うのは落花生だけです。おそらく水はけがよいのを好む落花生に連続給水することには一抹の不安もあるものの、不連続給水システムは構想としてはできるだろうけど(この装置にししおどし的なパーツを付け加えれば...)、仕組むのは目的に見合わず大掛かりになりそうだし場所もないし面倒くさいので、できない。
やや少な目の死なない程度の供給をもくろんで仕掛けてみます。まぁ、底はあいているわけだから、あまり心配しないということで。(稲の場合は底をふさいでいるから給水が多すぎても溢れて無駄になるというのがあった)
バケツは3つ。全部で28リットルです。なお、バケツと台(古新聞収納なんとかを逆さにしたもの&お風呂イス)は、いずれも100円ショップで購入しました。




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