
この3つのことがどのように違うのか今まで調べる気もなかったのですが・・・最近のイラクの拉致問題や北朝鮮での爆発事件を通しその違いを知っておきたく思いWebサイトを調べました。勝手ながら下記サイトを参照しました。
・美@ncaボランティア
http://www.bia-nca.net/volunteer/index.shtml#
・ふくおかボランティアNet
http://www.fvoc.gr.jp/npo/index.html
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◆NGOとは
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Non-Gavernmantal Organizationの略です。
国同士の取り決めによらない、民間の国際協力団体です。経済社会理事会が認めたこのような団体を「国連NGO」といいますが、近年では地球規模のいろいろな問題の解決に非政府・非営利の立場で取り組んでいる市民主導による国際組織ならびに国内組織を「NGO」と一般的に総称しています。
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◆NPOとは
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Nonprofit Organization又はNot-for-profit Organizatioの略で、「非営利」で、規約等がある民間組織を指します。
1995年に起きた阪神大震災で、NPOの活動が社会の注目を集めます。それをきっかけとし、1998年12月1日に 特定非営利活動促進法 (NPO法) が施行されました。
ボランティア団体ではなく、利益部分を目的としない組織と言うことであり、「無料」または「安く」サービスを提供する物になります。
しかし、その時に得た利益については、出資者等に分配するのではなく、次の活動資金となります。
NPOの活動は、強制されて参加するのではなく自発的な参加が大切です。
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◆ボランティアとは
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もともと「志願者」「有志者」という意味を持つ言葉です。誰もが、自分でできることを自分の意志で周囲と協力しながら無償で行う活動のことをいいます。
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●NGOとNPOの違い
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シーズ=市民活動を支える制度を作る会では、「NGOというのは、一般に、国連をはじめとする国際会議などで、民間団体を指すときに使う名称なのである。政府以外のものといった程度の呼び名にすぎない。したがって、その範囲は膨大に広いといっていい。ただ、国連では、慣習的に営利企業をNGOの中にいれてない。(中略)」と言っています。
また、「一方、NPOというのは、国内的な概念だといえよう。NPOという言葉は、米国の法人制度や税制度に出自を持っている。NPOは、Non-Profit Organizationの略で、非営利組織という意味である。こちらは、Profit Organization(もしくはfor Profit Organization)、つまり「営利組織」=会社に対応する概念である。」と説明しています。
そして「米国においても、非営利法人として設立されたものをNPOであるとする人もいれば、税制上の優遇措置を持っている団体のみをNPOとする研究者もいる。また、広く営利を目的としない社会的な活動を行っている草の根団体まで含める人もいるようだ。(以下略)」とも述べています。
日本で言うNPOとは、NPO法に基づき、特定非営利活動法人格を取得した団体を指しますが、『国際協力NGOダイレクトリー』2002年版~その概念と解釈~から抜粋、概略説明致しますと、日本では「NGO」は「開発協力など国際的な活動を行う団体」、「NPO」は「地域社会で福祉活動などを行う国内団体」という意味で使われる傾向にあるようで、また、より積極的に市民の参加を強調する概念として、「CSO」(Civil Society Organization)という用語も使われるようになっています。
結論的に言えばどちらもおおむね同じであり、組織の方針や政策など独立した意思決定ができるという意味において、政府からも企業からも独立した存在であり、NGO・NPOのどちらも共通の立場に立っています。
しかし、「NGO」は国連用語から出てきて、政府を意識して活動する傾向があるのに対し、「NPO」は企業等の営利団体を意識して、「非営利」に力点を置いているというニュアンスの違いがあるということです。
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●NPOとボランティアの違い
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どちらも「自主的、自発的にさまざまな社会貢献活動を行う」という点では同じですが、「ボランティア=個人」、「NPO=組織、団体」といったイメージです。つまり、ボランティアは、個人が個人の責任の範囲で活動を行うのに対し、NPOは、目的達成のために運営のルールを持ち、組織的、継続的に活動を行うといった違いがあります。
したがって、NPOがボランティアより優れているとか、偉いということではなく、活動していく中で組織化し、NPOの方向に進むのか、個人としてのボランティア活動を選択するのかの違いにすぎません。
なお、NPOはボランティア活動から発展するものが少なくありませんが、最近では、当初からはっきりとした社会的な使命、目的を掲げ、組織化し、NPOを立ち上げるケースも増えています。
・美@ncaボランティア
http://www.bia-nca.net/volunteer/index.shtml#
・ふくおかボランティアNet
http://www.fvoc.gr.jp/npo/index.html
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◆NGOとは
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Non-Gavernmantal Organizationの略です。
国同士の取り決めによらない、民間の国際協力団体です。経済社会理事会が認めたこのような団体を「国連NGO」といいますが、近年では地球規模のいろいろな問題の解決に非政府・非営利の立場で取り組んでいる市民主導による国際組織ならびに国内組織を「NGO」と一般的に総称しています。
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◆NPOとは
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Nonprofit Organization又はNot-for-profit Organizatioの略で、「非営利」で、規約等がある民間組織を指します。
1995年に起きた阪神大震災で、NPOの活動が社会の注目を集めます。それをきっかけとし、1998年12月1日に 特定非営利活動促進法 (NPO法) が施行されました。
ボランティア団体ではなく、利益部分を目的としない組織と言うことであり、「無料」または「安く」サービスを提供する物になります。
しかし、その時に得た利益については、出資者等に分配するのではなく、次の活動資金となります。
NPOの活動は、強制されて参加するのではなく自発的な参加が大切です。
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◆ボランティアとは
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もともと「志願者」「有志者」という意味を持つ言葉です。誰もが、自分でできることを自分の意志で周囲と協力しながら無償で行う活動のことをいいます。
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●NGOとNPOの違い
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シーズ=市民活動を支える制度を作る会では、「NGOというのは、一般に、国連をはじめとする国際会議などで、民間団体を指すときに使う名称なのである。政府以外のものといった程度の呼び名にすぎない。したがって、その範囲は膨大に広いといっていい。ただ、国連では、慣習的に営利企業をNGOの中にいれてない。(中略)」と言っています。
また、「一方、NPOというのは、国内的な概念だといえよう。NPOという言葉は、米国の法人制度や税制度に出自を持っている。NPOは、Non-Profit Organizationの略で、非営利組織という意味である。こちらは、Profit Organization(もしくはfor Profit Organization)、つまり「営利組織」=会社に対応する概念である。」と説明しています。
そして「米国においても、非営利法人として設立されたものをNPOであるとする人もいれば、税制上の優遇措置を持っている団体のみをNPOとする研究者もいる。また、広く営利を目的としない社会的な活動を行っている草の根団体まで含める人もいるようだ。(以下略)」とも述べています。
日本で言うNPOとは、NPO法に基づき、特定非営利活動法人格を取得した団体を指しますが、『国際協力NGOダイレクトリー』2002年版~その概念と解釈~から抜粋、概略説明致しますと、日本では「NGO」は「開発協力など国際的な活動を行う団体」、「NPO」は「地域社会で福祉活動などを行う国内団体」という意味で使われる傾向にあるようで、また、より積極的に市民の参加を強調する概念として、「CSO」(Civil Society Organization)という用語も使われるようになっています。
結論的に言えばどちらもおおむね同じであり、組織の方針や政策など独立した意思決定ができるという意味において、政府からも企業からも独立した存在であり、NGO・NPOのどちらも共通の立場に立っています。
しかし、「NGO」は国連用語から出てきて、政府を意識して活動する傾向があるのに対し、「NPO」は企業等の営利団体を意識して、「非営利」に力点を置いているというニュアンスの違いがあるということです。
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●NPOとボランティアの違い
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どちらも「自主的、自発的にさまざまな社会貢献活動を行う」という点では同じですが、「ボランティア=個人」、「NPO=組織、団体」といったイメージです。つまり、ボランティアは、個人が個人の責任の範囲で活動を行うのに対し、NPOは、目的達成のために運営のルールを持ち、組織的、継続的に活動を行うといった違いがあります。
したがって、NPOがボランティアより優れているとか、偉いということではなく、活動していく中で組織化し、NPOの方向に進むのか、個人としてのボランティア活動を選択するのかの違いにすぎません。
なお、NPOはボランティア活動から発展するものが少なくありませんが、最近では、当初からはっきりとした社会的な使命、目的を掲げ、組織化し、NPOを立ち上げるケースも増えています。