「わた」の世話ないよ!

色々好きなことを、適当に。

'170904ハト谷

2017-09-06 | 沢登り

加茂川は石鎚ロープウェーの奥の西之川集落で

東之川谷、名古瀬谷、御塔谷と三つに分かれる。

その中でも、

瓶ヶ森からぐるっと鶴ノ子ノ頭までを懐にいれる名古瀬谷には、

瓶壺谷、シロジ谷、ハト谷、おだま谷、極印木谷と5本の谷があり、

流域の広さと深さを物語っている。

 

5谷の中で、

弁当箱の卵焼きのように最後に残しておいた未踏のハト谷

期待をしながら名古瀬へ向かった。

 

 

 

 

いつもの入渓地へ。

 

 

おだま谷出合、

水量は少ない。

 

 

シロジ谷出合、

入るのを拒むようなゴルジュ。

 

 

 

ハト谷に入ってすぐ。

オレンジ色の沈殿物。

 

左岸に硫黄臭の穴を発見。

ここが出所のようだ。

 

 

 

ゴルジュ帯の始まり。

3つのゴルジュが90度に屈曲しながら連なる。

 

 

 

 

ゴーロ河原歩きをしばらくで、

石斧のようなチョックストーンを抱える滝。

その上にも長いナメ斜瀑。

 

右岸に旧道を見つけて高巻き。

足元しょっぱいトラバース。

古いロープは信用しない。

 

 

 

階段ナメの滝が数本続く。

 

 

 

H=990mの20m滝、これ右俣。

左俣ゴーロへ進む。

 

 

 

 

左ルンゼから巻くと、

ルンゼにはキレンゲショウマが群生。

 

 

 

左壁を攀じる。

 

 

 

双子大岩。

 

大岩から振り返ると、

大森山が端正な三角すいを見せてくれる。

もうシラサ峠は近い。

 

 

予定の終了ポイントに抜け上がる。

道幅のある廃道。

 

 

峠までいい感じ。

遡行を終えた気持ちがほぐされる。

 

 

 

装備をほどいてシラサ峠大休止。

 

 

 

瓶林道から子持権現山に上がって、

参道をくだる。

 

 

子持ちのおなか・・・

 

 

中央のこんもり林が小剣山。

 

 

扇のように拡がる名古瀬の谷を見下ろす。

 

 

瓶の西壁も近い。

 

 

今日のも含めて

瓶壺谷、シロジ谷、ハト谷、おだま谷、極印木谷

5本の谷の遡行に思いをめぐらせながら

名古瀬林道へ下った。

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