年に一度は必ず坂瀬川へ来ている。
行く場所はその時によって、
下部ゴルジュだったり中流のナメ帯だったり上部の滝群だったり。
今日はチェーンゲートの先から入渓して、
堂ヶ森の小屋まで歩いた。
入渓してすぐにルアーの釣り人を抜く羽目になった。
悪いなと思ったが仕方ない。
ありがたいことに、こころよく行かせてくれた。
春夏秋どの季節を歩いても、麗しい。
いつも岸辺の木々が引き立て役で、ナメが主役。
H=1020mの二俣、
右俣は樽ヶ関谷、左俣は六郎谷という名称になっている。
右俣は大きめの滝が何本かあって、
高捲きするにしても容易で気安い。
堂ヶ森の小屋まで抜けたら、
北面からガスが湧きあがっていた。
鞍瀬ノ頭の柔らかい緑のスロープに見惚れてしまう。
六部峠経由で坂瀬林道に下山した。
坂瀬林道の途中から、
樽ヶ関谷と六郎谷を横切って
木材搬出用の道がつけられていた。
台風や大雨によって、
土砂や木など余計な流出があると、
下流のナメ帯が傷められないだろうかと危惧する。
キツネノカミソリ
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