#173-1
#173-2
#173-3
#173-4
ある日、この子達はダンボールの中に押し込まれて捨てられていました。
5匹の子猫です。
たくさんの人がお散歩を楽しむコースです。でもそこは自然に囲まれている分、子猫にはとても危険なカラスが巣を作っている場所なのです。
犬のお散歩コースにもなっています。しかもリードを外してお散歩する人までいます。
人の目に触れはしても、みんな猫好きとは限らない・・・。
でも一人の人が捨てては置けず何とか里親探しをしてやろうと立ち上がりました。
朝と夕方には、周りのお掃除と食べ物を運んでいました。
でもずっといるわけにはいきません。昼間はこの子達だけになります。心配です・・・・。
しばらくするとこの道を通りかかる若者達が学校の授業の合間に、そして授業が終わった後・・・・横のベンチで読書をしたりしながら見守るようになりました。
代わる代わる誰ともなしにそういう風になって行きました。
でも足を止めてくれる人はあってもなかなか里親さんは見つかりません。
近所の方々の苦情が出始めないように、気を使いながらの里親探し・・・。
3週間も過ぎたでしょうか・・・。ひとりの高校生の女の子が白い子猫を貰ってくれました。
一番お腹の弱い子です。写真にある1匹で写ってる白い子猫・・・・。
お腹が弱いことも承知で貰ってくれました。後・・4匹・・・。
困難が予想されました。
ところが・・・・翌日・・・・。
残りの4匹、全て貰ってくれる人が・・・・。この人は見守り隊の一人の大学生でした。
なんとずっと気にかかりとうとうお母さんに相談したのだそうです。
するとお母さんは・・・いい人ですねぇ。
兄弟をバラバラにしては可哀想だからみんな連れてきなさいって言われたそうです。
管理人さんは少し心配されました。どういう家庭の人なのか・・・・。
するとなんと、この大学生は関西ではセレブの町と言われる芦屋の六麓荘のおぼっちゃまだったのです。
大きな箱を抱えてタクシーで乗り付けられたそうです。
偶然その時は、他の見守り隊のメンバーがたくさん集まっていた時だそうです。
代わる代わる1匹ずつ抱っこして、そして万歳三唱して送り出したそうです。
私は後日この場所に行って猫達がいないことに気付き心配で、管理人さんの来る時間まで待っていました。
そしてこの事情を聞いたのでした。
「貴方にもあの場にいさせてあげたかったわ。それはそれは涙が出るほど感動したのよ」って聞かされました。
こうして幸せ掴んだ子猫たち、1年経ちました。立派な成猫になっていることでしょう。
でも捨て猫のみんながこうい幸運を掴むわけではありません。
どうぞ猫を捨てないで下さい。飼えない命は作らないようにしてください。
避妊手術の是非はそれぞれ考え方があるでしょうが、過酷な環境を暮らさないといけない野良猫は悲惨です。
平均寿命は4,5年と言われています。何のために生まれてきた命かと思ってしまいます。
どうぞ飼うなら最後まで・・・・。そして飼えない命は・・・考えてください。
長々と読んでくださって有り難うございます。
#173-2
#173-3
#173-4
ある日、この子達はダンボールの中に押し込まれて捨てられていました。
5匹の子猫です。
たくさんの人がお散歩を楽しむコースです。でもそこは自然に囲まれている分、子猫にはとても危険なカラスが巣を作っている場所なのです。
犬のお散歩コースにもなっています。しかもリードを外してお散歩する人までいます。
人の目に触れはしても、みんな猫好きとは限らない・・・。
でも一人の人が捨てては置けず何とか里親探しをしてやろうと立ち上がりました。
朝と夕方には、周りのお掃除と食べ物を運んでいました。
でもずっといるわけにはいきません。昼間はこの子達だけになります。心配です・・・・。
しばらくするとこの道を通りかかる若者達が学校の授業の合間に、そして授業が終わった後・・・・横のベンチで読書をしたりしながら見守るようになりました。
代わる代わる誰ともなしにそういう風になって行きました。
でも足を止めてくれる人はあってもなかなか里親さんは見つかりません。
近所の方々の苦情が出始めないように、気を使いながらの里親探し・・・。
3週間も過ぎたでしょうか・・・。ひとりの高校生の女の子が白い子猫を貰ってくれました。
一番お腹の弱い子です。写真にある1匹で写ってる白い子猫・・・・。
お腹が弱いことも承知で貰ってくれました。後・・4匹・・・。
困難が予想されました。
ところが・・・・翌日・・・・。
残りの4匹、全て貰ってくれる人が・・・・。この人は見守り隊の一人の大学生でした。
なんとずっと気にかかりとうとうお母さんに相談したのだそうです。
するとお母さんは・・・いい人ですねぇ。
兄弟をバラバラにしては可哀想だからみんな連れてきなさいって言われたそうです。
管理人さんは少し心配されました。どういう家庭の人なのか・・・・。
するとなんと、この大学生は関西ではセレブの町と言われる芦屋の六麓荘のおぼっちゃまだったのです。
大きな箱を抱えてタクシーで乗り付けられたそうです。
偶然その時は、他の見守り隊のメンバーがたくさん集まっていた時だそうです。
代わる代わる1匹ずつ抱っこして、そして万歳三唱して送り出したそうです。
私は後日この場所に行って猫達がいないことに気付き心配で、管理人さんの来る時間まで待っていました。
そしてこの事情を聞いたのでした。
「貴方にもあの場にいさせてあげたかったわ。それはそれは涙が出るほど感動したのよ」って聞かされました。
こうして幸せ掴んだ子猫たち、1年経ちました。立派な成猫になっていることでしょう。
でも捨て猫のみんながこうい幸運を掴むわけではありません。
どうぞ猫を捨てないで下さい。飼えない命は作らないようにしてください。
避妊手術の是非はそれぞれ考え方があるでしょうが、過酷な環境を暮らさないといけない野良猫は悲惨です。
平均寿命は4,5年と言われています。何のために生まれてきた命かと思ってしまいます。
どうぞ飼うなら最後まで・・・・。そして飼えない命は・・・考えてください。
長々と読んでくださって有り難うございます。