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Pas2deux

バレエに関するブログ。レッスンメモや、音楽に関するメモ書き。(音楽はバレエに限らず他のジャンルも含む。)

レッスンに遅刻

2009-07-12 03:30:59 | Weblog
バレエをはじめてもうすぐ3年になるが、遅刻は今日が初めて。いつもは早すぎるくらいについて、1時間もウォームアップをしたり、うまくして空いている教室があるとそこでれんしゅうしてしまうのだけれど、今日に限って、早く着き過ぎないようにしたところ、時間を30分間違えて行ったので結果的に20分も遅刻してしまった。中庭から教室を見上げるとレッスンがもう始まっているのが見えた。走って階段を上がって更衣室に駆けつけると、前のクラスの先生らしい人が座っていて、焦って用意をする私に、「もうレベランスしてしまったから今から行っても先生に怒られるよ」と言う。それを聞きながら、1秒を惜しみつつ、30秒か1分で着替えをする。その間、その人の存在は透明になる。
教室に駆け込むと、先生が空いているバーのとこまで手を引っ張って連れて行ってくれて、その間「時間を勘違いしてました」と言い訳する私。
土曜の午後の今日は大人数で、30人くらいいたんじゃないかな。
一人だけとても上手な人がいて、ポアントでピルエットのダブルも、アラベスク、ピルエットのシングルからそのままデヴロペ・アラベスクになるポーズもきれいに決まって拍手を得ている。昨日更衣室で娘さんの舞台の写真を先生に見せていた人だ。
ポアントで、今日初めて履いてみたグリシコのシューズがカツカツと音を立ててとてもうるさかったので、ひんしゅくだったかなあ、という気がちょっとだけした。
でも、本当のひんしゅくは、ポアントで振りについていけず、隣の人の邪魔をしてしまったことに違いないと思う。

REPETTO レペットでお買い物

2009-07-12 03:22:25 | Weblog
パリのプランタン オスマン本店に寄ったら、レペットのロゴが見えるので不思議に思ってコーナーに行ってみると、かばんが置いてあって、奥の棚には衣類が置いてあった。結果は、お買い物をして帰ってきたのだけれど、何かは秘密。店員さんが、上の階には靴も売っていると言うのだけれど、普通の靴のような気がしたしともかく時間があまり無かったので上には行かなかった。レペットの衣類コーナーは今だけプランタン地上階に入っているのだそうだ。だから、今日たまたま通りかかって良かった。その気持ちを販売員の若い男の子に言ったら、大変丁重にお礼を言われて、何かとても気分が良くなる。その足で、地下の下着売り場に行ったら、そこでもまた販売員さんが親切で、ちょっとした買い物をしただけなのだけれど楽しかった。

トゥシューズの先をかがる(2)

2009-07-11 16:53:23 | Weblog
平らすぎるプラットフォームを思いっきりかがってみました。糸が何層にも交差して重なっているので、クッション効果もあると思います。糸が切れてきたら、その上に皮を貼ろうかと思っています。

Cours de danse classique avec M. Raciti 10/07/09

2009-07-11 00:06:10 | Weblog
昨日、今新しいことにチャレンジしない人は明日になってもそのあともずっと新しいことができるようにはならない、ということをR先生がおっしゃった。今日はまた、もっと直接的。ピルエットが1回転とか2回転とか言っている世界から、男の子も女の子もみんな10回転ずつ回っている世界に行ったときの驚きといったら、いままで何年も練習してきたことはいったいなんだったんだろう、と思ったそうだ。まあ、10回転と言うのは、本当は6回転とか7回転くらいのことかもしれないのだけれど、でもバリシニコフが映画で11回転(もちろんバレエ式のピルエット)したことを思えば、本当に10回転だったのかもしれない。倒れてもいいのだそうだ。というか、倒れることもなしにずっとお上品に練習していても、たいしたことができるようになれるわけはないし、1日2時間練習する人と、1日8時間練習する人とでは、そもそも研究や努力に費やす物理的時間が異なるので、到達できるポテンシャルな点がそもそも違うのだ。そういう話を聞くと、いつか、シャンジュマンを跳ぶのと同じ勢いで高く飛びながら Tours en l'air を試みたときに回転の途中で床についてしまって倒れそうになったことは、少しも恥ずかしいことではない、と思い返された。(そのときは、やさしいクラスメートの人が支えに来てくれたので、転倒せずにすんだのだけれど。)そこで、怪我をするかどうか、というのは、昨日も書いたように、失敗して倒れても怪我をしない程度のチャレンジ、というのが、自分でわかっていることとか、不意に転倒してもとっさにショックを吸収できるくらいのひざや足首の柔らかさを普段からメンテナンスすることとか、そういうことが大事になってくるのだと思う。そもそも、この世界と言うのはどれをとっても人間が作ったもので、物事が出来上がる前は、アイデアでしかなかった。それを考えると、まず、思考する、ということはとても大切なことで、考えることなしには新しいものは何も生まれてこない。今の状態から変わりたいと思ったら、まず自分の頭の中を変えることから始めない限り、何も始まらない。考えてやりなさい、と先生が言われたが、バレエにもそのほかのどのことにも、当てはまる貴重なアドバイスだった。

Grishko FOUETTE debout (droit)

2009-07-10 16:20:12 | Weblog
右も立ちました。床の少し傾斜しているところに置いてみたのです。左とバランスが違うんですね。

Grishko FOUETTE debout

2009-07-10 04:22:40 | Weblog
グリシコのフエッテ。立ててみたら、手を離してもそのまま真っ直ぐ立ったままです。プラットフォームはたくさんかがり縫いしました。

立つのは左足です。右足はなぜか立ちません。シャンクの具合などが違うからでしょうか。

2009年夏のレッスン パリ

2009-07-09 22:52:48 | Weblog
昨年夏と同様マレのスクール。(Le Centre de danse du Marais)

7/7の夜に着いたので、7/8の朝のレッスンから参加。
水曜日朝はポアントのあるクラス。(元?)パリオペラのカザティ先生と(元?)メキシコ国立バレエ団のラザレリ先生が入れ替わりのクラスで、私がいる時期はラザレリ先生がずっと担当。(安心してください。ラザレリ先生はずっとパリにいらっしゃる方で、フランス人と同じと考えていいです。今はやりの何とかインフルエンザとか、多少の心配も無くはなかったけれど、生徒さんもだいたい地元の人です。)

(あとで先生に聞いてみたら、「メキシコ国立バレエ団」というのは、数年間そこにいたことがあるのでプログラムに載せている、ということでした。なので、やはり普通のフランス人みたいです。2009年7月10日)

レッスンの詳細プログラムはリンク先参照。

http://www.parisdanse.com/prof.php?i=44&w=_________CASATI__et_LAZZARELLI__Cours_accompagn%E9_au_piano_________________

今これを見て初めて、昨日の朝のレッスンは中級ポアントだったのだとわかる。ピルエットはハーフターンまでだったのだけれど、終わりのほうでピケターンをいっぱいやらせてもらえた。ファイイ、アサンブレ、ファイイ、アサンブレ、のジャンプも、昨日のレッスンで生まれて初めてポアントでやってみることができた。
土曜のクラスは上級ポアントとあるので、ピルエットもフルターンでまわらせてくれるかもしれない。

ラザレリ先生は、バレエシューズとポアントの生徒が混じったクラスをよく仕切っているので感心する。カザティ先生とは違って面白おかしく、しかし、厳しく指導してくれる。

7・8月の全プログラムはリンク先。
http://www.parisdanse.com/programmes.php

1レッスン分の時間を挟んで、昼の時間にある7月中開催のラッチーティ(ラシーティ?)先生は、昨年も2度ほどレッスンを受けたので知っている先生。(先生のほうはどうか知りませんが!)

R先生はイタリア人でワガノワ・メソッドで指導してくれる。いろんな「秘法」を伝授してくれたりするし、ともかくダイナミックなバレエは、ワガノワメソッドとはいえ、チェケッティの国、ラテンの王国イタリアならではだろうか。上手な生徒や、若くて美人の生徒が大好きなのがあからさまでも、仕方がないとあきらめるしかない。(若くて美人で上手な生徒は最高で、レッスンの外の時間でどうぞ好きなことしてください、と私がわざわざ言わなくてもいいんですよ!)
***
R先生が教えてくれたテクニカルなことは、昨日の分はメモしたので、あとでアップしますね。今日も、結構いくつか心に残るポイントがあったので、それもまたあとでアップします。ともかく積極的でチャレンジングなR先生。去年は assemblé porté en tournant をドゥーブルで、というのがあったが、今日はシソンヌ・バチュをできる人はやってみるように、というので、ともかくやってみた。本で見たことがあるだけで、今日生まれて初めてやってみた。先生いわく、新しいことにチャレンジしてみることを止めたら、いつになっても新しいことができない人になってしまう、ということなのだけれど、本当にその通り。普段のレッスンでそんなことやってみようものなら、「危ないから(=怪我でもされたら困るので)やらなくていい」と言われるようなことを、どんどんやらせてくれるのだ。もちろん、怪我しないように、というのは自分でコントロールして決めるのだ。

それにしても、今日R先生が言っていた中で、「いちばん大事なことはレッスンでは教えてもらえない。レッスンの外で一緒に飲み食いして初めていろんなことを教えてくれる。」ということを、ロシア人について言っていた。「レッスンたくさん受けても何も教えてくれないよ。」

えっ? じゃあ、レッスン受けに来ている私はどうなるの? 
まあ、それは先生が体験談をしてくれている、ということと理解しておくけれど、デートに誘われた若くて美人で上手な生徒さんがやはりどんどん上達していくのかなあ、というのは、ちょっとだけ気になることだ。

トゥシューズの先をかがる

2009-07-02 21:26:03 | Weblog
6月からポアントのレッスンを始めたのですが、ダーシー・バッセル著のバレエ入門書に、トゥシューズを買ったら、サテン地が破れてこないように、シューズの先を細かなステッチを使って糸でかがりましょう、と書いてありました。小さな写真が載っているだけで、やり方の説明も拡大写真もありません。ともかく控えめに「細かいステッチでかがる」というのをやってみました。

本来はタコ糸のような太い糸でもっとがっしりかがるらしいです。また、布だけでなくシューズの先を貫いて針を通す力仕事みたいです。でも、最初なのでとりあえず控えめにしておきました。

この写真の状態から既に6回ポアントレッスンをやっていて、糸がサテン地に良く馴染んだ感じです。最初のポアントだし、とりあえずはこれでもいいかな、と今のところは思っています。

Toe Pads

2009-06-26 21:28:12 | Weblog
足サイズ23cmで、こちらのトウパッドがよくフィットします。「エジプト型」の足なので、このくらい緩いラウンド形がいいです。

カペジオ製ので、両サイドがカットされて先が細く平たい形のは、まったく合いませんでした。

ラウンドなフォームのパッドは他のメーカーでも出ていたかと思います。

ラムウールのも使ってみたいのですが、ボックスがあたって足がちょっと痛いです。そのうち使えるようになるのかもしれません。

ポアントレッスン

2009-06-25 23:25:43 | Weblog
今月から始めたポアントレッスン、5回券使い切りました。

初レッスンでは足先の指がしびれましたが、それは2回目以降なくなり、ポアントシューズの特に脇がゆるくなってきたので、バレエシューズのようにゴムをクロスさせて縫い付けて見たところ、だいたいフィットしてます。先生にもそれでいいんじゃないかと言われました。

チャコットのスワンはとても柔らかいです。シャンク(M)はちょうどいいくらいで、特にボックスとプラットフォームが柔らかいクッションみたいで履いていてとても気持ちがいいです。

私にはハードタイプが必要かも、と思って購入したグリシコのフエッテはまだ調整中で、プラットフォームを糸でかがり、トウの先には少しクッションになるものを入れました。そうでないと、固いのでジャンプアップするようにエシャッペをすると足先が少し痛いのです。(エシャッペはジャンプアップしないで床上を滑るようにシャッセしないといけないかとは思います!)

今日の先生には、お腹のところでの引き上げができていないのでそれではポアントは辛いですよ、と言われました。詳しく聞いてみると、お腹の真ん中の筋肉を膨らませるような使い方をするのではなく、その脇の筋肉を、平らなまま脚の線からそのままつながるように使う、ということで、床に寝そべって、どういうことなのか説明して下さいました!こういう指導は、バレエを初めて3年ですが、今日初めてしてもらいました。「引き上げ」「引き上げ」ってやたら言われても、具体的に何をどうしてどう感じればいいのか、今日初めて教えてもらえて、とっても新鮮でした。今までこれなしによくやってきたと思うほどです。

このごろ二の腕をしっかり使うことを心がけているのですが、それだと二の腕につられて肩も上がってしまいます。そのことも今日はっきり指摘されて、「肩を落とす」ということを感じられた瞬間があったので、その意味でも収穫大でした。