『WipEout HD(ワイプアウト HD)』
対応ハード : PS3
提供開始日 : 2008/10/29
価格 : 1,800円
ジャンル : 反重力レーシング
プレイ人数 : 1~8人
通信機能 : インターネット通信プレイ対応
CERO : A(全年齢対象)
備考 : 3D立体視対応・モーションセンサー対応
◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 0円(「感謝とおわびのパッケージ」で入手)
プレイ時間 : 約1時間半
プレイ内容 : 「キャンペーン」モードで3つ(15ステージほど)クリア
※対人戦はプレイしてません。
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●= 次世代レースで、ストイックにぶっ飛ばせ! =●
今作は、1996年より様々なゲーム機で発売されているレースゲーム『WipEout(ワイプアウト)』シリーズの最新作です。
任天堂タイトルでいう『F-ZERO』シリーズのようなスタイルの近未来風レースゲームで、最大8人のオンラインプレイも楽しめます。
●= 概要 =●
まあ、いわゆるレースゲームです。
「反重力」によって浮いているので摩擦はなく、通常のレースゲームと比べると曲がりやすい感覚になっていると思います。
マシンには耐久力があり、これが0になるとリタイアとなります。
ちなみに、コース外に出てしまった場合は、ダメージを受けて少し前まで戻されます。F-ZEROだったら、即リタイアですけどね(笑)
◆== 機体の操作 ==◆
×ボタンでアクセル。左スティックで機体を操作します。
オプションで「モーションセンサー」の設定を変更することで、PS3コントローラ自体を傾けて機体を操作することも出来ます。
R2ボタン・L2ボタンで「エアブレーキ」がかかります。
両方押せばブレーキとして使用でき、コースを曲がる時に曲がる側のボタンを押しながら曲がれば、減速しながらより確実に曲がれます。
また、同じボタンを続けて2回押すと真横にスライドします。相手と競り合っている時とかにどうぞ。
◆== スピードパネルとアイテムパネル ==◆
コース上には、青い三角マークの「スピードパネル」と、赤い×マークの「アイテムパネル」があります。
スイードパネルを踏めば、一時的に加速します。
アイテムパネルを踏めば、アイテムを獲得します。□ボタンで使用します。攻撃用アイテムやアシスト用アイテムなど、種類は色々です。アイテムパネルは、誰かが踏むと一定時間だけ消灯して効果がなくなります。
ちなみに。アイテムを持っている状態で○ボタンを押すと「アイテムの吸収」をおこないます。アイテムを使わずに消費する代わりに、耐久力を少し回復できます。
◆== バレルロール ==◆
空中を飛んでいる時に、左スティックを「右・左・右」もしくは「左・右・左」と操作すると、着地した時に加速することが出来ます。
ただし、耐久力が減るので使いすぎにはご注意を。
◆== その他の操作 ==◆
△ボタンで、カメラ位置を切り替えられます。レーサー視点もありますよ。
R1ボタンを押している間、背後が見れます。
◆== キャンペーンモードについて ==◆
1人プレイ用のキャンペーンモードでは、それぞれ「イベント」という名前で内容が区切られており、様々なミッションが六角形のマークになって並べられています。
最初は限られたミッションしかプレイできませんが、好成績でメダル(成績が良い順に、ゴールド・シルバー・ブロンズ)を獲得できれば、隣接しているマークのミッションが新たに挑戦できるようになります。そして、イベント内で定められているだけのポイント(メダルの枚数や成績などによるもの)を獲得することで、使用できるマシンや新しいコースを獲得します。
◆== ルールの種類について ==◆
|== シングルレース ==|
ライバルと競争して、1位を目指します。
|== タイムトライアル ==|
プレイヤーのみで走行し、より速い記録を目指します。
1人プレイでは、各メダルに定められた記録を上回れば、メダルゲットです。
|== スピードラップレース ==|
タイムトライアルでは決められた周回の合計タイムが記録になりますが、こちらは1周の記録で最も良いタイムのみが記録となります。
1人プレイでは、ゴールドメダルを上回る記録を出した時点で終了となります。
|== トーナメント ==|
複数のレースを行い、その合計ポイントが記録となります。
|== ゾーン ==|
可能な限り走り続けるという特殊なルールです。マシンの耐久力が0になった時点で終了です。
×ボタンを押していなくてもアクセル全開で、しかも一定時間ごとに最高速度が上がっていきます。
また、表現もちょっと不思議。最初は非常にシンプルなグラフィックになっており、徐々にリアルなグラフィックへと近づいていきます。
●= モード紹介 =●
◆== キャンペーンレース ==◆
1人プレイ用のモードです。
ここで、様々なマシンやコースを獲得していきましょう。
◆== レースボックス ==◆
1人もしくは2人で、自由にレースをプレイできます。
ここで使用するマシンやコースは「キャンペーン」モードで獲得する必要があります。
◆== オンライン ==◆
ルールやコースなどを設定してゲーム用ルームを作成したり、他のルームに参加してプレイします。
最大8人まで参加できます。
◆== オプション ==◆
けっこう細かいところまで設定できるようです。
■== partygameの評価 ==■ … 82点(100点満点)
安定した完成度です
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ このスタイルならではのスピード感 ==|
『F-ZERO』シリーズと同様、スピード感の強いレースです。華麗に走れた時は気持ち良いですね。
F-ZERO好きな私には、なかなかたまらないです。そのわりにはシリーズ初プレイなんですけどね(笑)
ただ、やはりスピード感があるぶん、反射神経?はそれなりに要求されるように思われます。
|== ○ 思ったよりコースが把握しやすい ==|
コース自体のデザインは思いのほかシンプルなので、思ったより把握しやすかったです。
|== ○ アシスト機能がありがたい ==|
ガードレールやコース外にゆっくり近づくと、自動で遠ざかるようにしてくれる「アシスト機能」というものがあります。オプションでOM/OFFできますが、そこまで上手くない私にとっては、これが意外にありがたかったりします。さすがに勢いよく近づくとダメですが。
人によっては、勝手に挙動が変わるのでイヤ!という人もいると思うので、そういう人はオプションでOFFにしましょう。
|== △ 難易度にバラツキ? ==|
キャンペーンモードを一通りプレイしていて思ったのは…「シングルレース」や「タイムトライアル」がわりと難しく、「スピードラップレース」がやたら簡単だったりと、えらく難しさにバラツキがあるような気がしました。
もちろん、得意不得意はあるでしょうが、それにしても極端に思いました。まあ、やたら難しいのよりはマシですが。
|== △ 収録コースはそんなに多くない模様 ==|
1つのイベントで登場するコースは大体2~3コース。別のイベントでも同じコースが使われているところを見ると、収録されているコースはそんなに多くないようです。
私はそんなに気にしないほうですが、物足りない人には物足りないかもしれません。まあ、ダウンロード専用タイトルなので、こんなものかと。
◆== まとめ ==◆
スピード感あるレースゲームとして、安定した出来になっているかと思います。
最近『F-ZERO』シリーズが発売されなくてプレイしていないので、久々にこのタイプのレースを楽しめてよかったです。しかもタダで(笑)
レースゲームが多少なりともお好きであれば、遊んでみて損はないかと思います。
「感謝とおわびのパッケージ」でこの作品は、7月18日までしか提供されません。(他は8月4日)
欲しい人は、ご注意下さい。
オンライン対戦などをプレイして、何か気づいたことがあればセカンドインプレッションを書きます。
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万人向け ← ○○○○○○●○○○ → 熟練者向け
スピード感が強いので、反射神経は必要かも?
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手軽に ← ○○●○○○○○○○ → じっくり
モードにもよりますが、1ステージで2分前後。
オンライン対戦のスタイルにもよりますが、基本はサクッとでも楽しめます。
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思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
周辺をしっかり確認しながら、焦らず素早く行動しましょう。
ダッシュや集合も効率よく使っていきましょう。
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爽快感重視 ← ○○○○○●○○○○ → 達成感重視
スピード感あるレースバトルで爽快感を。勝利して達成感を。
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その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ