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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wiiウェア『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』 ファーストインプレッション

2010年03月09日 22時26分36秒 | 【旧】購入・レビュー話


ロックマン10 宇宙からの脅威!!
対応ハード : Wii(Wiiウェア)
配信元 : カプコン
開発 : インティ・クリエイツ
配信開始日 : 2010/03/09
販売価格 : 1,000Wiiポイント(=1,000円)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1人(セーブデータ8つ)
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応・有料コンテンツ対応
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 97ブロック

※約2時間ほどプレイしてのインプレッションです。(難易度:ノーマル)
※ちなみに、PS3でも好評配信中(1,000円)です。
※Xbox360でも3月31日に配信予定(800ポイント=1,200円)です。


●伝染病で暴走したロボットを止めるため、ロックマンが再び立ち上がる!
今作は、『ロックマン』シリーズ最新作です。前作と同じくファミコン風ドットで描かれており、ステージはもちろんボスも新たなボスが用意されています。
また、今作では最初から「ブルース」でもプレイすることもできます(前作でもできましたが有料)し、初心者の人のために「イージーモード」も搭載されています。

ロボットだけに感染する「ロボットエンザ」。世界中のあらゆるロボットが機能を停止させ、ロボットを頼りに生きてきた人々は困り果ててしまいました。
さらに悪いことに、ロボットエンザによって暴走したロボットが、各地を占領してしまいました。これまで敵だったDr.ワイリーもさすがにお手上げ…と思いきや、ワクチンを製造できるマシンを開発。しかし暴走したロボットに取り上げられてしまったため、ロックマンに助けを求めてきます。ロックマンはワクチンを製造できるマシンを取り返すため、ブルースと共に戦いに挑みます!
しかし、これまで敵だったというのに助けを求めてくるとは、自分勝手な(以下略)


●基本的なこと
基本的なステージの流れは、これまでのシリーズと同様です。8体のボスが待つそれぞれのステージを進んでいき、一番奥で待ち構えるボスを倒します。
8体倒すと、これまではDr.ワイリーステージが登場して最後にそのステージを攻略するようになっていましたが、今回は…さて、どうでしょう?ヒミツです。

ちなみに、前作にあった「レガシーモード」は、今回は搭載されていないようです。
(※レガシーモード…画面内にたくさんの敵などが表示されるとチラつきが発生するという、ファミコン時代にあった現象をあえて起こすことができます)

◆操作について
Wiiリモコン横持ち、あるいはクラシックコントローラでのプレイになります。(今回は、Wiiリモコン横持ちで説明)

基本操作は前作と同じく、十字ボタンで移動・1ボタンで攻撃・2ボタンでジャンプです。(※ジャンプと攻撃の操作は、オプション入れ替えることもできます)
それにプラスで今作は、Aボタン・Bボタンで特殊武器の切り替えが可能になりました。これで、いちいちメニューを開く必要もないですし、タイムアタックでは集中してプレイできるでしょう。

◆ストーリーモード開始時に…
今回は、ストーリーモードで「NEW GAME」を選択すると、まず「ロックマン」と「ブルース」のどちらでプレイするかを決定します。
次に、難易度を「イージー」「ノーマル」のどちらかから選択します。イージーモードにすると、トゲの床が封鎖されていたり敵の数が減るようです。難易度を選択すると、ゲームスタートです。
なお、キャラクターと難易度は、途中で変えることはできません。あしからず。

◆ショップ
ネジを集めてアイテムと交換するお店も前作と同様にあります。残機アップ、E缶などお馴染みのものが揃っているので、クリアする自信がないステージはネジを集めて残機やE缶などを買いだめしておくといいでしょう。
いいや!オレはそんなアイテムなんかに頼らないんだ!という人は、買わずにどうぞ。私はムリですが(笑)


●モード紹介
◆ストーリーモード
いつものです。8体のボスを倒し、最終ステージまで攻略しましょう。

◆タイムアタックモード
各ステージをどれだけ早くクリアできるかに挑戦するモードです。
ここで残したクリアタイムを「ランキングモード」にアップロードすることができます。
また、プレイ状況をランキングモードに「アップロード」することもできちゃいます。上位にランクインした時に、自分の華麗な腕前を披露することができるというわけです。(ただしアップロードできるのは1人につき1ステージのみ。2回目にアップロードすると、前回のデータは消えます)

◆チャレンジモード
前作では、ステージを攻略するにあたってチャレンジモードに記された特定の条件を満たしていく…というやりこみ要素でした。
今回はそれに加えて、「チャレンジモード専用のステージ」がたくさん用意されており、それをクリアするというやりこみ要素も追加されています。最初は操作の基本を学びつつ…それでもけっこう鬼畜なチャレンジステージ。ストーリーモードを進める合間に、箸休めのつもりでちょっとやってみるのもいいかもしれませんね。休まらないと思いますが(笑)

◆ランキングモード
今回も、Wi-Fiコネクションに接続してランキング登録できます。全ステージクリア時のタイムの他に、各ステージごとのタイムのランキングがあります。
「タイムアタックモード」でも説明しましたが、今回のランキングにはプレイ状況がアップロードされているものもあります。カメラのマークが付いている記録を選択すると、その記録のプレイ状況を見ることができます。
うまい人のプレイを見て、自分も挑戦してみてはどうでしょうか?いや…むしろ絶句するかもね(笑)

◆追加コンテンツ
現在のところ何もありませんが、説明書には「フォルテ」の使用が可能になる他、前作にもあった「エンドレスアタック」や、新たなステージとボスが待ち受ける「スペシャルステージ」が3種類予定されているようです。
まあ…これについてはまた、後々にということで。


◆partygameの評価◆…85点(100点満点)
様々な仕掛けに、むしろちょっと親近感?

今回、全体的にいわゆる「初見殺し」的な要素は少なくなったと思いますが、それでもやっぱり難易度自体は相変わらず高いです。
それと、中には何ともユニークな敵や仕掛けも多くあり、その点については前作より優れているように思います。優れているというよりは…現代のユーザーに馴染みやすい要素が多いというか…そんな感じがしました。詳しく言うとネタバレなので言いませんが。

タイムアタックの記録をアップロードできるようになったのも、熟練者にとってはいいモチベーションになるでしょう。一方で、見ているほうもいわゆる観客のような立場で「スーパープレイ」を見て楽しむ…というよりは、本当に唖然(あぜん)とすることのほうが多いかもしれませんが(笑)
まあ、でも発売から間もない(一番早く発売したのは北米での3月1日)段階で、すでにかなりのスーパープレイが見れるので…プレイヤーの努力がうかがい知れます。まあ、たまには唖然としてみてもいいんじゃないでしょうか?(笑)


ただ懐かしいだけではなく、ステージにはちゃんと新しい要素も色々と取り入れていて、相変わらず完成度の高いアクションゲームです。
前作を楽しめた人、往年のファンでしたら問題なく楽しめることでしょう。

個人的には、イージーモードがどのくらいの難易度なのかが気になるので、クリアしてからプレイしてみて、セカンドインプレッションを書くかもしれません。それで、今回のが本当にゲーム初心者でも楽しめるものなのか?を図りたいとは思っています。
あと、追加コンテンツを利用してみたら、それはそれでインプレッション記事を書いてみると思います。


関連記事:
Wiiウェア『ロックマン9 野望の復活!!』 インプレッション(2008/10/10)

その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ

※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはご遠慮ください。
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