Wiiの新作配信サービス”Wiiウェア”が2008年3月25日にスタート
Wiiリモコンで潰す『おうちで∞プチプチWii』! Wiiウェアサービス開始日には『ことばのパズル もじぴったん Wii』も
2008年夏にハドソンがWiiウェアで『テトリス』を全世界同時配信
(ファミ通.com様より)
「Wiiウェア」3月25日スタート!
ハドソン、Wiiウェアで『テトリス』を夏配信決定
∞プチプチがWiiに登場、『おうちで∞プチプチWii』が春にWiiウェアで、『もじぴったん』も遂にWii登場
(iNSIDE様より)
wiiウェアのスタート時期が3月25日に決定、ロンチは9本に。
(ゲーム情報ブログ(SF&NF)さんより)
Wiiの新サービス「Wiiウェア」は3月25日からスタート
(無数の月さんより)
何かあまりに動きがないので、今月は無理じゃない?と勝手に思っていたpartygameですが、唐突の発表!しかも、何気にロンチタイトルもそこそこ揃えてきているし。
ロンチタイトルは以下の9タイトルです。
おきらくピンポンWii
発売元:アークシステムワークス
ジャンル:体感スポーツゲーム
価格:500Wiiポイント(=500円)
いわゆる卓球ですね。『はじめてのWii』に入っている卓球が、ちょっとグレードアップしたという感じですかね?
スマッシュは当然出来ますし、ちょっとしたミニゲームも入っているようですね。対戦もできるみたいなので、対戦できる相手がいるなら買ってみても悪くないかもしれません。
ことばのパズル もじぴったんWii
発売元:バンダイナムコゲームス
ジャンル:パズルゲーム
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
おお…あのもじぴったんが1,000円で買えるとは…。まあ、どうせ携帯とかだったらもっと安いんでしょうけど(笑)
ステージ数はDS版とほぼ変わりないでしょうか?辞書とかの便利モードはなさそうな気がしますが、まあ低価格での提供を優先して正解だとは思います。
※追記(3/12 0:07)
まさか、Wi-Fiコネクション対応でネットワーク対戦が可能とは…。
サクサク アニマルパニック
発売元:コナミ
ジャンル:パズルアクション
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
どうやら、柵を配置していって動物を種類ごとに分けるというパズルみたいです。最大で4人の対戦&協力プレイや、ミニゲームも用意されているみたいです。面白そうですが、無理に3Dで見せなくてもいいような気もしなくないですけどね。どうなんでしょう?
スターソルジャーR
発売元:ハドソン
ジャンル:シューティング
価格:800Wiiポイント(=800円)
往年のシューティングゲーム。兼、連打ゲーです(笑)
今作はあえて、「2分」もしくは「5分」の制限時間というものが設けられており、獲得したスコアは、Wi-Fiコネクションに接続して登録し、ランキングを競うことが出来ます。800円という価格でWi-Fi対応ソフトって…作れるもんなんですね。
あえて制限時間を設けたのは、その限られた時間でいかに1点でも多くのスコアを出すかを繰り返し繰り返しプレイして挑戦させるためでしょう。まさにファミコン時代の頃に戻る、そんな作品です。
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル
発売元:スクウェア・エニックス
ジャンル:国造りRPG
価格:1,500Wiiポイント(=1,500円)
GC版『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の続編にして、ロンチタイトルで最大の期待作です。時代もGC版FFCCのすぐ後という設定になっています。
今回は「国造りRPG」というジャンルになっています。精霊石を消費して「建築術」というのを使用して建物を建てていきます。それによって人が増えてきて街が活性化します。精霊石はモンスターを討伐したりすることで手に入り、王様は戦えないので代わりに街の冒険者にそれを命じて精霊石を取ってきてもらったり…。
基本的な流れは意外に分かりやすそうですね。シムシティのようなものなんでしょうが、FFブランドの力によって日本人好みの出来になっていると思います。
天使のソリティア
発売元:Gモード
ジャンル:テーブルゲーム
価格:500Wiiポイント(=500円)
いわゆる、Windowsとかに最初から入っている、あのソリティアをちょっとだけ豪華にした感じでしょうか?パソコンを持っていない人ならともかく、持っている人は何か興味も持ってくれなさそうな気がします…。いくら低価格と言っても、Windowsがあればタダでできてしまうわけですからね…。
Dr.Mario & 細菌撲滅
発売元:任天堂
ジャンル:アクションパズル
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
往年を代表するパズルゲーム「ドクターマリオ」と、『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』に内蔵されていた「細菌撲滅」が1つになった作品です。公式サイトのムービーを見る限りでは、「ドクターマリオ」は2人までの対戦プレイが、「細菌撲滅」は4人までの協力プレイが可能みたいです。
※追記(23:58)
どうやらWi-Fiコネクション対応で、ドクターマリオで世界中の人間とのフリー対戦や、フレンド対戦が可能みたいです。さらに『Wiiコネクト24』を利用して、フレンドにオリジナルのドクターマリオステージ(ただし対戦時にしか遊べない)を送ることができるそうです。…やり過ぎ(笑)
みんなのポケモン牧場
発売元:ポケモン
ジャンル:ポケモンコミュニケーション
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
タイトルから「チャンネル」という言葉を除いたのは、1つの作品として売り出すためでしょうかね?
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』からポケモンを預け、Miiと一緒に戯れることができる牧場です。預けられるポケモンの数は最大1,000匹。もちろん、DSのポケモンを持っていなくても問題なく楽しめます。
また、写真を取ってWii本体の「Wii伝言板」でメールに添付して送ることもできちゃいます。
個人的には、牧場の中では具体的にどういうことができるのかが気になりますな。まあ、1,000円価格のこの作品の中に、全ポケモンのチビキャラが入っているというだけでもたいしたものなんですが。
LONPOS
発売元:元気
ジャンル:頭脳パズル
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
おそらくロンチタイトルの中で、前情報がなかったと思われる唯一のタイトルです。限られた枠内に、全てのブロックを詰め込むというパズルゲームみたいです。こういうのh中毒性がありそうで面白そうではあるんですよね~。対戦も可能。
ただ1つ気になるのは、「25問の追加問題配信も9パック用意しています」とあるんですが…これは今後配信していくということなんでしょうかね?だとしたら…もしかしたら以前言っていた有料システムの可能性も考えられますね。ただ問題が増えるだけで有料というのはわりと良い目で見られないので、できれば無料で進めてもらいたいところですが…。
以上です。どれもロンチタイトルとしてはなかなか魅力ある作品ですが、やはりパズル系ゲームが多くなっちゃいましたね。ま、最初なんで、仕方ないんじゃないですかね。元々言われていた不安要素ですから、徐々に変えていきましょう。
あと、珍しく任天堂がロンチタイトル控えめですね。これは、お手本を見せた『Wii sports』の時とは違い、まずはサードパーティの思うままにこの場を提供するという意味合いなんでしょうか?
ここでまた任天堂がお手本となる配信ソフトを出してしまうと、サードパーティはその影響をもろに受けてしまうわけですからね…。もちろんメリットもありますが、それ以上のデメリットをまた生みかねませんので。今のWii市場のように。
完全に新しいハードならともかく、Wiiのソフトが配信型になっただけなわけですから、ここでも露骨にお手本を見せる必要性はないという意味合いなのかもしれません。まあ、そのうち持ってくるでしょうけど。
それと、今後の展開がやはり気になります。何せ、FFCCの1,500円というのがあまりに目立ちすぎているために、すでにその他のタイトルがちょっと高く感じている意見も出てきています。それをユーザーがあまりに引きずってしまい、結果ソフトの幅が広がらないのは、私がこのサービスにおいて最も望んでいない結果です。
個人的には、従来のように1,000円とか2,000円とか変わってくるならまだしも、正直200~300円の違いであまりグチグチ言いたくはありません。少なくとも、価格と購入したユーザーの価値観の落差が、従来のソフト販売よりは遥かに軽減されるとは思うので、それがうまいことプラスに働いていくことを祈りたいものです。
あとは、容量の手段でしょうか?それこそ、ユーザーがよく求めている「SDメモリーカードのチャンネルもその場で起動できるようにして欲しい」的なのが、そろそろ欲しいところなのかもしれません。
まあ…といっても、それが技術的に可能かどうかは分かりませんし、可能だとしても、そもそも任天堂が「大容量」というニュアンスをあまり好んでいない気がするので…そう簡単にできるものではないのかもしれません。
Wiiリモコンで潰す『おうちで∞プチプチWii』! Wiiウェアサービス開始日には『ことばのパズル もじぴったん Wii』も
2008年夏にハドソンがWiiウェアで『テトリス』を全世界同時配信
(ファミ通.com様より)
「Wiiウェア」3月25日スタート!
ハドソン、Wiiウェアで『テトリス』を夏配信決定
∞プチプチがWiiに登場、『おうちで∞プチプチWii』が春にWiiウェアで、『もじぴったん』も遂にWii登場
(iNSIDE様より)
wiiウェアのスタート時期が3月25日に決定、ロンチは9本に。
(ゲーム情報ブログ(SF&NF)さんより)
Wiiの新サービス「Wiiウェア」は3月25日からスタート
(無数の月さんより)
何かあまりに動きがないので、今月は無理じゃない?と勝手に思っていたpartygameですが、唐突の発表!しかも、何気にロンチタイトルもそこそこ揃えてきているし。
ロンチタイトルは以下の9タイトルです。
おきらくピンポンWii
発売元:アークシステムワークス
ジャンル:体感スポーツゲーム
価格:500Wiiポイント(=500円)
いわゆる卓球ですね。『はじめてのWii』に入っている卓球が、ちょっとグレードアップしたという感じですかね?
スマッシュは当然出来ますし、ちょっとしたミニゲームも入っているようですね。対戦もできるみたいなので、対戦できる相手がいるなら買ってみても悪くないかもしれません。
ことばのパズル もじぴったんWii
発売元:バンダイナムコゲームス
ジャンル:パズルゲーム
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
おお…あのもじぴったんが1,000円で買えるとは…。まあ、どうせ携帯とかだったらもっと安いんでしょうけど(笑)
ステージ数はDS版とほぼ変わりないでしょうか?辞書とかの便利モードはなさそうな気がしますが、まあ低価格での提供を優先して正解だとは思います。
※追記(3/12 0:07)
まさか、Wi-Fiコネクション対応でネットワーク対戦が可能とは…。
サクサク アニマルパニック
発売元:コナミ
ジャンル:パズルアクション
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
どうやら、柵を配置していって動物を種類ごとに分けるというパズルみたいです。最大で4人の対戦&協力プレイや、ミニゲームも用意されているみたいです。面白そうですが、無理に3Dで見せなくてもいいような気もしなくないですけどね。どうなんでしょう?
スターソルジャーR
発売元:ハドソン
ジャンル:シューティング
価格:800Wiiポイント(=800円)
往年のシューティングゲーム。兼、連打ゲーです(笑)
今作はあえて、「2分」もしくは「5分」の制限時間というものが設けられており、獲得したスコアは、Wi-Fiコネクションに接続して登録し、ランキングを競うことが出来ます。800円という価格でWi-Fi対応ソフトって…作れるもんなんですね。
あえて制限時間を設けたのは、その限られた時間でいかに1点でも多くのスコアを出すかを繰り返し繰り返しプレイして挑戦させるためでしょう。まさにファミコン時代の頃に戻る、そんな作品です。
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル
発売元:スクウェア・エニックス
ジャンル:国造りRPG
価格:1,500Wiiポイント(=1,500円)
GC版『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の続編にして、ロンチタイトルで最大の期待作です。時代もGC版FFCCのすぐ後という設定になっています。
今回は「国造りRPG」というジャンルになっています。精霊石を消費して「建築術」というのを使用して建物を建てていきます。それによって人が増えてきて街が活性化します。精霊石はモンスターを討伐したりすることで手に入り、王様は戦えないので代わりに街の冒険者にそれを命じて精霊石を取ってきてもらったり…。
基本的な流れは意外に分かりやすそうですね。シムシティのようなものなんでしょうが、FFブランドの力によって日本人好みの出来になっていると思います。
天使のソリティア
発売元:Gモード
ジャンル:テーブルゲーム
価格:500Wiiポイント(=500円)
いわゆる、Windowsとかに最初から入っている、あのソリティアをちょっとだけ豪華にした感じでしょうか?パソコンを持っていない人ならともかく、持っている人は何か興味も持ってくれなさそうな気がします…。いくら低価格と言っても、Windowsがあればタダでできてしまうわけですからね…。
Dr.Mario & 細菌撲滅
発売元:任天堂
ジャンル:アクションパズル
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
往年を代表するパズルゲーム「ドクターマリオ」と、『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』に内蔵されていた「細菌撲滅」が1つになった作品です。公式サイトのムービーを見る限りでは、「ドクターマリオ」は2人までの対戦プレイが、「細菌撲滅」は4人までの協力プレイが可能みたいです。
※追記(23:58)
どうやらWi-Fiコネクション対応で、ドクターマリオで世界中の人間とのフリー対戦や、フレンド対戦が可能みたいです。さらに『Wiiコネクト24』を利用して、フレンドにオリジナルのドクターマリオステージ(ただし対戦時にしか遊べない)を送ることができるそうです。…やり過ぎ(笑)
みんなのポケモン牧場
発売元:ポケモン
ジャンル:ポケモンコミュニケーション
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
タイトルから「チャンネル」という言葉を除いたのは、1つの作品として売り出すためでしょうかね?
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』からポケモンを預け、Miiと一緒に戯れることができる牧場です。預けられるポケモンの数は最大1,000匹。もちろん、DSのポケモンを持っていなくても問題なく楽しめます。
また、写真を取ってWii本体の「Wii伝言板」でメールに添付して送ることもできちゃいます。
個人的には、牧場の中では具体的にどういうことができるのかが気になりますな。まあ、1,000円価格のこの作品の中に、全ポケモンのチビキャラが入っているというだけでもたいしたものなんですが。
LONPOS
発売元:元気
ジャンル:頭脳パズル
価格:1,000Wiiポイント(=1,000円)
おそらくロンチタイトルの中で、前情報がなかったと思われる唯一のタイトルです。限られた枠内に、全てのブロックを詰め込むというパズルゲームみたいです。こういうのh中毒性がありそうで面白そうではあるんですよね~。対戦も可能。
ただ1つ気になるのは、「25問の追加問題配信も9パック用意しています」とあるんですが…これは今後配信していくということなんでしょうかね?だとしたら…もしかしたら以前言っていた有料システムの可能性も考えられますね。ただ問題が増えるだけで有料というのはわりと良い目で見られないので、できれば無料で進めてもらいたいところですが…。
以上です。どれもロンチタイトルとしてはなかなか魅力ある作品ですが、やはりパズル系ゲームが多くなっちゃいましたね。ま、最初なんで、仕方ないんじゃないですかね。元々言われていた不安要素ですから、徐々に変えていきましょう。
あと、珍しく任天堂がロンチタイトル控えめですね。これは、お手本を見せた『Wii sports』の時とは違い、まずはサードパーティの思うままにこの場を提供するという意味合いなんでしょうか?
ここでまた任天堂がお手本となる配信ソフトを出してしまうと、サードパーティはその影響をもろに受けてしまうわけですからね…。もちろんメリットもありますが、それ以上のデメリットをまた生みかねませんので。今のWii市場のように。
完全に新しいハードならともかく、Wiiのソフトが配信型になっただけなわけですから、ここでも露骨にお手本を見せる必要性はないという意味合いなのかもしれません。まあ、そのうち持ってくるでしょうけど。
それと、今後の展開がやはり気になります。何せ、FFCCの1,500円というのがあまりに目立ちすぎているために、すでにその他のタイトルがちょっと高く感じている意見も出てきています。それをユーザーがあまりに引きずってしまい、結果ソフトの幅が広がらないのは、私がこのサービスにおいて最も望んでいない結果です。
個人的には、従来のように1,000円とか2,000円とか変わってくるならまだしも、正直200~300円の違いであまりグチグチ言いたくはありません。少なくとも、価格と購入したユーザーの価値観の落差が、従来のソフト販売よりは遥かに軽減されるとは思うので、それがうまいことプラスに働いていくことを祈りたいものです。
あとは、容量の手段でしょうか?それこそ、ユーザーがよく求めている「SDメモリーカードのチャンネルもその場で起動できるようにして欲しい」的なのが、そろそろ欲しいところなのかもしれません。
まあ…といっても、それが技術的に可能かどうかは分かりませんし、可能だとしても、そもそも任天堂が「大容量」というニュアンスをあまり好んでいない気がするので…そう簡単にできるものではないのかもしれません。
いちクリエーターとしての私の考えを言いますと、Wiiウェアにおいて「お手本」というのがそもそもピンと来ないという感じです。
対応ハードがWiiであることに変わりはなく、それが配信型になったことで、低コストにより低価格で提供できることと、あとはWiiウェア利用者は100%ネットに接続しているので、Wi-Fiコネクション対応ソフトが作りやすくなるという点ぐらいでしょうかね?
後者はともかく、前者のWiiウェアによって生まれた利点というのがあくまで「コスト」という面であって、発想そのものが変わるのか?というと…そういうことではないと思っています。
それこそ、「小さなチーム等がアイディアで大手に勝負を挑めるみたいなサービスになればいい」というのは私も願っていることですが、それを望むのであれば、むしろお手本なんて無用です。任天堂がロンチにおいて、絶対的な「お手本」を出してしまうことによって、他のメーカーがそれに依存してしまう恐れがあるわけです。
任天堂の脳トレが発売されたあと、どれだけのメーカーが二番煎じなソフトを作ってきましたか?もちろん業界全体があの失態から得たものはあると思うので、同じ失態は繰り返さないにしろ、Wiiウェアにおいても同じ事を繰り返すと、何らかの影響を受けてしまうことはあるでしょう。ましてや、低コストでソフトが提供できる環境なので。
…といった感じで、これはあくまで私個人の言い分ですが、そもそもWiiウェアで「お手本」という意味合いがあまりに不透明すぎて思いもつきません。それは、Wiiウェアによる利点が「お手本」となり得る要素に直接的には繋がりにくいから、というのが私の考えです。
ちなみに。
ロンチで任天堂が「Dr.Mario & 細菌撲滅」を持ってきていますが、昨年の秋のカンファレンスで岩田社長は
『細菌撲滅は、「もっと脳を鍛える(略)」に内蔵されていたミニゲームで、高年齢層に最も知られているゲームと言ってもいいでしょう。そういった人が、このソフトで、Wiiでゲームを遊ぶきっかけになることを期待しています』
という発言をされていました。
なので、これを持ってきたこと自体も私は充分意図ある行為だと思っています。「ほぼ移植=使いまわし=ダメなのでは」と思うのはごもっともな意見ですが、私自身は、ただの移植ゲーと捉えるにはもったいないかな~とか思ったりしてます。
任天堂が先頭を切り、Wiiと多機種の違いがはっきりと出た、Wiiでしか出来ないアイディアで作られた安くても新鮮で面白いゲームを期待していたのに、現時点ではインパクトが弱すぎます。ロンチにそんなソフトがありそれが安ければ直接的に繋がるWiiの魅力になったはずです。
お手本が悪い流れを作るにせよ、そこはソフトを作る側の姿勢や方針や売り上げでしかありません。お手本を…という意味合いが不透明なのは受け手の期待としては真っ当で、そこを明確に提示するのがクリエイターなのではないでしょうか?ユーザーは面白そうで面白いゲームなら流れや売り上げなんてどうだっていいのです。
お手本をなんてユーザーが思ってしまうのは、それだけ期待はずれという証拠です。二番煎じの氾濫は業界の失態とは決して言い切れないはずです。それがWiiウェアの色を明確に分かりやすくしてユーザーの幅を広げるはずだからです。
岩田社長の発言はいつも芯を感じますが、もしそんな発言をしているのなら、Wiiを成功に導いたとは思えないくらい緩いと言えるのではないでしょうか?高年齢層が細菌撲滅をDSでやっているなら、
ネット対戦が付いただけでは鮮度の低さしかり、高年齢の競争心がどの程度なのかというのもあり、そのままDSで済ますような気もします。大はずれな意図ではないにせよ、面白くないしワクワクしません。
私なら焼き直しで一本100円なら話は別ですが、ネット対戦が出来る程度ではその金をVCかまったく違う楽しみに回します。よって、私はただの移植ゲーばかりとしか捉えられません。まあ、それでもWiiの勢いからして一定の売り上げはきっとあるでしょうし、ただの移植ゲーが持つ底力もあるんでしょうが…。PS3やXBOX360にあってWiiにないものをやっと補完したにしてはつまらなかったと思っています。私個人の言い分でしかありませんが。
仰っていることは、まさにその通りだと思います。だからこそ、一応上の私のコメントは「いちクリエーターとしての私の考え」という風に杭を打っておいたわけですが…そんな私の考えを話すこと自体が間違っていたかもしれませんね。
それこそ、コメントを拝見する限りでは、AさんはPS3やXbox360のそれに対しても考えをもっているみたいで…私がそれに考えを示していなかったのも、全くもってよろしくなかったですね。申し訳ないです。
ただ、1つだけ失礼。
「ネット対戦が出来る程度」というコメントがございましたが、私自身はネット対戦の存在は「程度」というレベルではないと思っています。もちろん、実際にそれを利用する人がそれだけいるかは微妙かもしれませんが、そもそもWiiウェア自体が配信型ソフトというならば、それを主体に、つまりネットが繋がっている前提のもとで販売されるものなので、ネット対戦の幅を広げようと考えるのは当たり前のことです。むしろ、それがWiiウェアの目的だったと思いますし。
PCなどでオンラインゲームに散々触れたことがある人とか、他の機種で散々やっていた人からすればネット対戦なんて珍しくもないかもしれませんが、Wiiユーザーが獲得しようとしているユーザーは、また異なります。今後、果たしてWiiウェアによってどういった市場の動きが見れるかは全くの未知数ですが、まずはネットワークに対する取り組みを主体にしていくべきだと私は考えます。
ま…これも結局はクリエーター視点の話になるわけですが。
「あぁそうか、それもそうかもな」と思いつつ読んでました。
仰る通り安いのは立派な利点であって、Wiiウェアじゃないと出来ないことでしょう。「ネット対戦が出来るのは凄いこと云々」の話も仰る通りだと思ってました。
自分の中で「任天堂は他社とはちょっと違う事をする会社」というのがあったもので、「新作DLサービスは他社でもやってるから、WiiウェアではWiiにしかできないこんなソフトを出していきたい」みたいなソフトをまず出してくると思ってたので、「任天堂が最初に移植作+aを出したら、他社もそれに続いてしまわないかな?」という不安から最初のコメントに至ってます。
あくまで不安であって、期待外れとは違いますかね。
ってか、『ポケモン牧場』の存在を忘れてたというウワサも(大汗)
「小規模なゲームや、メーカー・チームにもチャンスを」みたいな発言もあったので、これからWiiウェアがどう育っていくか見守っていきたいと思います。
また、Wiiウェア単体だけでなく、今後の任天堂ハードにおけるオンラインサービスの大きな土台となる可能性にも期待したいと思います。
そして、Aさんも本当にありがとうございました。機会があったらまた宜しくお願いします!
あと、もし宜しかったら相互リンクなどお願いできないでしょうか?前々から拝見してて、是非仲良くさせて頂きたいなぁと思ってたので、これを機会にお願いできたらなと。
Wiiウェアという低コスト市場を、各メーカーがどう扱っていくかは、いろいろ気になるところです。ヨッシーさんが仰っているように「移植作+α」を乱発するメーカーもあるでしょうし、ここ一番!と、完全新作ソフトを発売するメーカーもあり。
ただ、最初のうちは定説通りに進みそうだな~という不安は、私も感じています。DS市場1つとっても、新作よりリメイク作が売れているような状況だったりしますので、ゆえにそちらに走ってしまうメーカーも多いかもしれません。ただ、それでWiiウェア市場が活性化してきて、それによって新作ソフトに触れてもらえる絶対数が増えるのであれば、それもまた1つのきっかけの道だとは思っています。
まあ…サービスが始まったり新しいハードが発売して、発売日に買うぞー!というのは、そこそこゲームをやっている人であることが多いですし、Wiiユーザーに多いライトユーザーからすれば、ロンチの9タイトルだけでWiiウェアを判断というのも、何とも差し出がましい話とも思われそうですし。まずは今後の展開を、長ーい目で見守っていきましょう。
ちなみに…個人的には『みんなのポケモン牧場』のプロモムービーを見て、牧場のあまりの広さに思わず笑ってしまいましたけどね(笑)
あれだけでも『1,000円でもこれだけのことができる!』という強さを見せ付けられたように思います。
そして、相互リンクの件は了解いたしました。
サイドバーの相互リンク集に追加させていただきましたので、ご確認ください。
どうぞ、これからよろしくお願いいたします。