「例の体験版」が製品版に内蔵される件について

レイトン教授、TGS配布バージョンが最新作同梱に。
(ゲーム情報ブログ（ＳＦ&ＮＦ）さんより)

レベルファイブ、「ロンドンの休日」「イナズマイレブン体験版」を『悪魔の箱』に同梱することを決定
(iNSIDE様より)

『レイトン教授と悪魔の箱』に『レイトン教授とロンドンの休日』と『イナズマイレブン体験版』が同梱決定
(任天堂タイムスさんより)

「レイトン教授と悪魔の箱」にあのタイトルが…
(非生活必需品さんより)

レイトン教授と悪魔の箱　公式サイト


果たして計画通りか、はたまた人気ゆえに急遽導入したサプライズか？などと言われていますが、ソフトがバラバラに入っているのではなく製品版の中に体験版がデータとして入っていることを考えると、元々計画していたんでしょうね。だってＴＧＳから考えても発売まで２ヶ月しかありませんでした。ユーザーが思うほどいきなりデータを追加することって簡単なことではないですからね。
計画だったとすると、なぜ「イナズマイレブン」の体験版にカードリッジが２つ必要となる対戦モードを入れたか？という点も納得いきます。おそらくＴＧＳでの体験版のデータと、レイトン製品版に内蔵されている体験版で、対戦が可能になっていると思います。

そうなると…対戦モードを体験できる機会はグッと増えたわけですが、逆に余計それで満足されそうで、イナズマイレブンの製品版の売れ行きがさらに気になるところです。あと、体験版の状況から見ておそらく遅くても来年の夏には発売しそうですし…。

しかし…ここまで露骨な印象操作というのも…ちょっとねぇ。「レイトン教授とロンドンの休日」は、あれだけ「この体験版でしか遊べない！」と吹いていたのに…。今頃、このソフトを転売目的でオークションに出していたり転売に手を出してしまったユーザーはガッカリしているでしょうね。そんなのに手を出すのが悪い、と言われるとそれまでな気もしますが、一時的にユーザーを騙していたようなものですから、素直に喜べない自分がいます。いや、嬉しいですけどねｗ

さて。コストパフォーマンスという面では確かに大きいものを感じますが、いざレイトンを買ってみると、体験版を詰め込んだおかげでレイトン本編が若干ボリューム不足…なんてことになっていないようにお願いしたいものです。