DSiウェア『G.Gシリーズ TETSUBOU』 インプレッション

『G.Gシリーズ TETSUBOU(鉄棒)』
対応ハード ： DSi（DSiウェア）
発売元 ： ジェンタープライズ
開発 ： 朱雀
配信開始日 ： 2009/11/18
販売価格 ：200DSiポイント（＝200円）
ジャンル ： 器械体操アクション
プレイ人数 ： 1人
CERO ： A（全年齢対象）
容量 ： 22ブロック

※30分ほどプレイしてのインプレッションです。


●鉄棒から鉄棒へ飛び移ってゴールを目指せ！
今作は「200円でゲームらしいゲーム」をコンセプトにした『G.Gシリーズ』のアクションゲームです。


●ルールと操作
◆基本ルール
プレイヤーとなる人間を操作して、ステージ内にあるゴール地点に着地するとクリアとなるゲームです。
制限時間以内にゴールにたどり着けなかったり、ステージ内にある電撃に当たったりするとミスとなります。残機が残っていれば、タイムアップでのミスの場合はステージの最初から。電撃に当たってのミスの場合はその直前から再開します。残機が0になるとゲームオーバーです。

◆プレイ開始の前にステージの下見を
ステージのプレイ開始前に、ステージ全体を確認することができます。十字ボタンでスクロールしてマップを見回し、下見が終わったらAボタンでゲーム開始します。

◆人間の操作
十字ボタン左右で人間を歩かせ、AボタンかBボタンでジャンプして鉄棒につかまりましょう。
ぶら下がったら、まずは十字ボタン左右で重心を左右に移動して、振り子の要領で反動をつけていきます。そして、勢いが増してくると回転します。十字ボタンを離さない間は回り続け、その勢いも増していきます。

そして、タイミングを見計らってAボタンかBボタンを押すと、鉄棒を離して、そのタイミングに応じた軌道に乗って飛んでいきます。飛んでいる間、鉄棒に当たればその鉄棒につかまります。
このゲームは、この回転してのジャンプのテクニックが全てを左右します。どのくらいのタイミングで離せばどう飛んでいくかを、プレイしていきながら慣れていきましょう。


◆partygameの評価◆…68点(100点満点)
もどかしさもまた、面白さなり
回転ジャンプが、なかなか思う通りにいってくれないものです。あとちょっとのところで鉄棒をつかみそこねて「あ～！」ってなることもしばしばです。
故に、うまくいった時の達成感も大きいです。それに、ステージの最初のほうは電撃がないので、そこで練習して慣れてください、ということでしょう。制限時間は3分と、それなりにたっぷり用意されてますしね。

ただ、これまでのG.Gシリーズと比較すると、1回のプレイがけっこう長くなりがちです。ずっと制限時間いっぱいプレイしていたら、それだけでもかなり時間を食いますし、うまく行きだしたと思ったらステージに電撃が登場して、あっという間に残機を減らしちゃったり…。正直、とっつきにくさがあるかもしれません。
が、そういう意味では、なかなか重厚なゲームといいますか…ある種これこそが「ゲームらしいゲーム」と言えるのかもしれません。慣れるまで時間はかかりますが、時間をかけた分だけプレイヤー自身が成長するわけですし、単純に鉄棒から鉄棒へ上手く移れただけでもうれしかったりしますしね。ましてやスイスイと進めると「すげぇ～」なんて自画自賛したり(笑)


私個人的にはちょっともどかしくてアレでしたが、これまでのG.Gシリーズと比べると、いい意味でゲームらしいもどかしさと、それに比例するだけの達成感があるゲームではないかと思います。
サクッとプレイする…というよりは、とにかくやり続けて回転ジャンプにようやく慣れてからがスタート…みたいなゲームです。


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