セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wiiリモコンの騒動について語ってみる

2006年12月28日 15時55分55秒 | 【旧】ゲーム関連記事


2日前ほどにお願いした1mmひものストラップが届きました。さっそく、0.6mmひものストラップのほうは画像左の封筒に入れてポストに投函してきました。個人的にはこれで0.6mmひもストラップを送ってこないユーザーが続出しないことを祈りますw


さて。まあそんなこんなでお騒がせしていますWiiリモコン。海外ではリモコンでテレビの液晶を粉砕したり、誤って人にぶつけたりと大騒動。日本でも少なからず発生はしているみたいで、「息子がリモコンでテレビを…」という記事を書いていた無名のブログが炎上したりといった騒動も実際にお目にかけました。で、任天堂はそれに基づき、0.6mmひものストラップの無償交換を開始したわけです。まあ鼻から1mmひものストラップが付いているリモコンがあることを考えるともうちょっと早い対応は可能だったような気がしますが、まあ正直な話、ここまでバカ騒ぎになるとは思わなかったんでしょう。まあ騒いでないと交換してなかったかもしれない任天堂もちょっと問題ありではありますが。

ただ思うに…結局最後は自分自身が気をつけなきゃいけないわけでして。1mmひものストラップにしたからといっても完全に安全になるわけではないですからね。
あと思うのが、Wiiリモコンで事故を起こしたといってる中で大体どれくらいの割合が、本気も本気でストラップが切れたという事故だったのか?正直分かりません。だって事故の中には、どう考えても扱ってる人間が悪いだろ?的な事故も数多くありますし、タチの悪い人間は故意にストラップを切ってネタにするなんてのもあるでしょう。もちろん実際にストラップが切れたのが100人であろうと10,000人であろうと切れている事実があるからには対処すべきなのは当然ですが、私が一番気に食わないのは、報道陣の言い分です。

以前取り上げた議論でも少し触れましたが、Wiiリモコンの事故が起き始めて「Wiiリモコンがミサイルとなって家具を破壊」などともうやりたい放題な書き方。そして今回のストラップ交換が発生したら発生したで「やはりWiiリモコンには欠陥があった?」などと報道する始末。誤解、というよりはもうおかしいんだと思います。考え方が。もっと言うなら憶測をそのまま記事にするわけですから、本人個人が誤解するならまだしも、誤解してるかもしれない記事を載せてそれを見るユーザーにまで誤解をもたらすんだからたまったもんじゃないですよ。バカバカしい。
報道ってなんですか?報道って情報として出ている事実を偽りなく消費者に伝えることが報道じゃないんですか?そこに主観的な憶測を平気でいれてるんですから、評論家気取りもいいところです。


私個人としての結論は、任天堂のストラップ対処はいいものの、もうちょっと早くできても良かったかな?と感じること。そしてそれ以前に、Wiiリモコンを扱うには最終的には自分自身が気をつけなきゃいけないこと。今までのゲーム機で「自分自身が気をつけなきゃいけない」なんてことなんかなかったから面倒くさく感じるでしょうが、新しいインターフェイスなんですからそこはもう仕方ないとしか言えません。
ストラップは絶対に付けて締める。しっかり握る。周りに壊れそうなものがないか確かめる。難しいことではないと思いますが、まだまだ発売して1ヶ月も経ってませんから、どうしても慣れませんよね。慣れてきたらきっとこういう騒動も徐々に収まってくれるんじゃないでしょうか?

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