それで必要事項の記入漏れがないか夫に見てもらう。
年金の手続きを早くしようと思うに至ったかには訳がある。
最初の年金でコーチのバックを買うためではなくなった。
それは、私の父方の叔母に、最初の年金をいただいてもらうためである。
私が今こうして存在しているのはその叔母が兄である私の父に娘のための学費を積極的に貸してくれたことであり、
私のお婿を探してくれたという過去に基づいている。
いろいろあり、お婿の件では紹介してもらったことを恨んでもいい時代があった。
しかし、今となっては夫に不足はない。<勝利はわが腕に>
あるとすれば夫の方だろう。
学費を快く貸してくれた叔母にはとても感謝している。
その当時、うちが特別貧しかったわけではない。
東北電力に勤め、社宅住まいの父は、家を建てるために貯蓄し、丁度私たちが高校、大学とお金のかかる時代にそれを実行した。
多分に私を大学に入れることは眼中に無かったに違いない。
それを叔母が、私の希望に沿うよう父を説得したらしいのだ。
年金の中身はその結果である。
それに10年も早く仕事を辞めることに文句を言わない夫を選んでくれたことにも感謝しないと罰があたる。
と、そういうわけで最初の年金は叔母に・・。
夫にそのことをいうと最初こそ何か言ってたようだが簡単に同意。
夫にしてみれば乗り気でない年金手続きに腰を上げた私に喜びを感じているのだ。
今だから余裕な姿勢を見せている私だが、2年後には、すっかり年金を当てにした生活に突入しなければならない。
快適なこの家に住むだけでも相当な維持費がかかる。
日本も消費が落ち込み、ますます経済は下降線をたどる。
我々の時代は良く働き、物欲はすっかり満たされた。
その結果、物は溢れ、死ぬまでの整理整頓は必須である。
これからはそんなに欲しいものはないように思う。
<といいつつカタログなどみている矛盾は?>
そういうわけで明日は市役所職員課というところに行く。
地図で確かめた。
初体験である。
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