
夕べも午前に長い美容室、午後に接骨院と・・疲れてしまった私は早く寝ようと
ゴロリとする。
母が私を見て「パンダみたいに目の周りが真っ黒、どこか悪いんじゃないの?」
「そう?どこか悪くてもおかしくないんじゃない?年だし・・」
というと、ムスっとしてテレビを消して部屋から出て行った。
年だしという言葉は更に年をとっている母に向かっては禁句であった。
母が私の布団に入れてくれた子どもが小さい時に使ったピジョンの丸い湯たんぽの
温かさを感じながら浅い眠りに入ったところ・・
いつものドタバタとは違う音に驚いて目が覚めた。
何事かと思いリビングに行くと、夫がガムテープを裂いて床を叩いている。
飲んでいたグラスが手から落ちて割れたという。
絨毯の上で割るのもおかしなことだ。
安物のグラスだからかもしれない。
本人は「1000円もしたのに・・」
ちょっとしてまたガラスの割れたような音がしてまた目覚めてしまう。
今度は、台所で陶器のスプーンを割ったという。
「どこか悪いんじゃない?」今度は私が。
「何だか母ちゃんの夢を見るんだよな~・・明日は気を付けないと・・」とワケの
わからないことを、こんなこともつぶやいていた。
「娘と息子に何かあったのでは・・」
ありえない状況である、あったら連絡がくるはずでしょう・・ハッ!
夫も気づいたらしく「9時過ぎたら話しかけないでください」これは9時を過ぎると
酔いがまわり人格が変わるおそれのある夫と取り交わした約束事である。
しばらく家の中のドタバタが消えるまで浅い睡眠のままを過ごし・・静かになった頃に
ノンレムへと・・そして朝のドタバタで目が覚める。
この周期を繰り返していると発狂しそうになるかもしれない。
リビングのカーテンをアイアンにし、フックもアイアン製だと眠っているものには
とてつもない目覚ましになる。
これもアイアン好きの自分が招いた災いである。
鼾がひどく離婚した人を知っているが睡眠障害はいつか精神異常をきたすことであるので
相手のために治療を受けない人とは長い目でみれば離婚は正解である。
鼾や妨害音を出すことに勝る何かをもって支えてくれるという項目が一つ以上あると
その決断はむずかしく一生苦しむことになる。
いや、あばたもえくぼで慣れるという奇跡もある。
やはり、娘、息子とも100%の離婚率をもつ母の考えは未熟なものだ。
ということで今日は室内を歩き回っても音は出ないだろう狭いホテルでの1泊。
ウェルカムフルーツやウェルカムフラワーがあり、キングサイズの
ベットで悠々とというわけにはいかない今日のホテルライフ。
鼾をかく夫ではなし、持参する焼酎をお湯割りでテレビを
見ながらチビリチビリと・・
その間に持参したアイポットで音楽か何かを聴きながら静かに眠れることを
期待しよう。
そうそう私の企画で、チェックイン前の映画を見ることにした。
「ものすごくうるさくてありえないほど近い」である。
あれっこれはどうしたことか・・。
意識していなかったが夫にピッタリのテーマではないか。
本当にものすごくうるさい音を出す夫だよなぁ・・ブツブツ。
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