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a green hand

務川慧悟のラモーを聴きながら

今朝は早起きをした。

夕べは庭仕事で疲れたせいかいつもより早く就寝。
早朝4時に目が覚め、珍しく二度寝、三度寝が効かずに起き出す。

珈琲を淹れ、読もうと思った本を側にユーチューブ。
マイミックスリストを開くと初めに務川さん。

ショパンコンクール以前、ブログをアップするなら「務川さんのピアノについて」と思っていたが、今になってしまった。
務川さん、誰?という時期はすっかり過ぎた。

6月に反田恭平と「2台ピアノ」で福島音楽堂にやってきた。

その頃まだ全然知らない人。
その日の我々の関心の的は反田さんであった。

ポスターも目立たず、務川さんは俯き加減で笑っている。

反田さんが務川さんを紹介するといった雰囲気のピアノリサイタルのように私には思えた。

それは私の勝手な思いであって務川さんをよく知る方々とは全然思いが違う。
その2台ピアノでの音が心に響いた。

2021年エリザベート王妃国際コンクール ピアノ部門3位入賞したことを反田さんから知らされた。
しかも音楽祭が終わって間もない6月である。

家に帰り、「務川慧悟」  検索がスタートした。

エリザベート王妃国際音楽祭?オーストリアかと思ったらベルギー🇧🇪だった。w
務川さんのユーチューブで聴いたラモーの「ガボットと6つの変奏」に魂が持っていかれた。

音楽祭で弾いてる曲目が、ラベルやプロコフィエフの作品である。
ラモーって何?

曲目?笑えるほど違っていた。

ラモーとはフランスバロック時代の作曲家であった。

無観客のベルギーでの音楽祭。
会場にはあちこちに散らばった審査員。
王妃が臨席している。

ファイナルのラモー「ガボットと6つの変奏」では、審査員の雰囲気が伝わってきた。

それからというものラモーで就寝。
目が覚めてはラモーの「ガボットと〜」のあるフレーズがリフレインされる始末である。


ラモーの「ガボットと6つの変奏」がなぜこんなにも沁みるのだろうか。

この曲で昇天もいいなとブツブツ。









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