
新年になり、もうこんなにすぎてしまったというのが一番の思いであり、私の中では昨年からの時間が繋がらない。
よい意味でもそうでない意味においても非日常は高齢者には、耐性に開きが出てくる。
個人差は大きい。
非日常が励みになったり、幸せで満たされることも多いからだ。
2025年問題と言われ続け、まだまだ時間があると思っていたのに、もはや2025年の渦に突入した。
戦後生まれのベビーブームに身に置く我々は世の中の動きの中心となり、良きにつけ悪きにつけ話題性に事欠かない世代であった。
すでに、ベビーブーム世代は席を空けている。
この世代が去るとどんな世代が話題提供をし続けるのだろうか?
昭和うまれ? Z世代?
トランプ氏が、頑張ろうとしている。
国民はポピュリズムを熱望した。
時代に逆光する懐古主義の英雄としてだけではなく時代のヒーローたちとともに・・・。
どのようなアメリカになるのか楽しみである。
良くも悪くも、大きなエネルギーが感じられる。
さて我が家は、長い風邪に見舞われ、すっかりエネルギー不足。
17日間と言う長い期間を妹に助けてもらった。

妹が作ってくれたシフォンケーキ
夫とわたしが同じ型の風邪をひき、といってもインフルやコロナの高熱では無い。
その熱が上がったり下がったりなのである。
母と妹は、根が丈夫なのか生活習慣や気力が違うのか、素晴らしく新年のエネルギーに満ちていて助かった。
昨年11月にチケットを求めていたニューイヤーコンサートも、我々の風邪の前には無力であった。
わたしの風邪が治ってからが、夫との勝負。
すっかり「鬼」に徹する。
肺が弱く、医者にいってほしい私。
悪く悪く考えてしまうだけで鬼の心が折れそうになる。
夫の習慣である大好きなお酒に『待った』をかけた。
夫の唯一の楽しみを奪うのだ。
見ていると明らかに飲酒後は身体が弱る。
熱があるのに当たり前である。
鬼に徹するのだと自分に言い聞かせる。
朝食のパンをご飯に変え、いつものジャムやジュース類を味噌汁に変えた。
普通の日本人の食事である。
タンパク質、ビタミンc を意識してサーブする。
出された物は、時間をかけても頑張っていた。
非常時の味は二の次である。
噛んでいるとまずいものでも食えるようになると夫のいつもの嫌味である。
そして、昨日辺りから熱が平熱近くになった。
買い物、風呂掃除、 洗濯物干し、外出もなしである。 ※ ここの主婦は何をしているのと言われそうW
それらの家事に対し、鬼になることは、一緒に生活してみないと理解できないと思う、我が家の事情。
夫の風邪を治さないとという、鬼にならざるをえない行事を控えていた。
夫の実家の行事が飯坂温泉で開催されるという昨年からの計画があった。
息子も娘も参加する。
当初の予定で私も参加するわけであった。
しかし、無事3人を送り出す方へと意識を変えた。
半月以上の妹の助けを必要とした私である。
参加することで私に何かあればという予防線を寝込んでいてはった答えである。
昨日、息子が大きな袋に入ったお花を持って現れた。

あ〜。間も無く、私の誕生日だった。
あと少しで普段通りの生活に戻れそうな気がした。