a green hand

遅いバレンタインデー

今年のバレンタインデーであるが、すっかり忘れていた。
これってどういうことなのか自分でも理解不可。

その日、Rさんから、私の誕生日プレゼントにと温泉を招待されていたので、
バレンタインより自分のことで精一杯だったのだ。
そのRさんもバレンタインを忘れていたという。
わたしだけでは無かった。

息子にメールをした。
すっかり忘れていたけど、娘みたいな子からチョコレート貰えた?と。
すると、友達同士で手作りのチョコレートをたくさん作って配っていて、ついでに貰えたという感じかなと・。

そしてお父さんにも忘れていたのかと聞かれた。
息子に忘れているのにお父さんにも忘れるのは当たり前とは言わなかったが、
安心したのか、呆れたのかわからないが笑っていた。

再度、考えた末にメールをした。
チョコレートケーキは難しくて出来ないので、私の「オリジナルミートソース
」の冷凍をプレゼントにしようと。

夫は、「あら?今年は、お母さんからはチョコレートないの?
去年は高級チョコレートだった・・」などというものだから、
手作りのクッキーにしようと決め、翌日に作った。

受け取った夫は、ニヤリとわらい「一番安いもの・・」と。

そんなことで今さら傷つく私でもないから平気であるが、夫のような人には手作りではなく
金の塊の方がうれしいらしい。〈笑〉

息子は、「ミート・ソース食べてみたい」とコメントをくれた。

手作りだけでは・・と思ったのでお酒も買った。
この心の動きは息子と同じだ。

私の誕生日にチーズケーキを焼いてくれたとき、手作りだけではと思い、ワインもくれたという。

でも私は、チーズケーキだけで十分うれしかったのだ。

今日、予想通り起きてすぐにやってきたので、ブランチに「牛柳川とすまし汁」を作った。

その後、2度目のワイン作りをしてもらった。
一度目のワインもまだねかせ中で、どんな味なのか未知である。

一度で4本のワインができる。
考えてみると、息子が作ってくれているのだからと思い、1本をあげた。
5月頃には呑めるようになると。

それから、奥さんみたいな人からは何をしてもらったのと聞くと、チョコレートケーキの手作りだったそうだ。
フォンダンショコラとかいって流行りらしい。ケーキを切ると中からチョコレートが流れ出る。
羨ましい・・。私もチョコレートケーキを上手に作ってみたいと、今年も思うだけで終わってしまった。

午後になり、冷凍ミートソースを沸騰したお湯に入れて溶かし、鍋に移し替え、最後の味の調整をした。
塩で調整、少しのバターをミートソースに入れ溶かした。

なかなかの味に仕上がった。

息子は鍋ごと持ち帰り、今日の夕食はスパゲティーミートソースであるという。

これが、私からのチョコレートでもクッキーでもない、遅いバレンタインデーのプレゼントである。
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