上野駅２０番線 ～思い出の場所～ その２

みなさん、こん○○は～
　毎度、NORTHBOUND　EXPRESSをご利用いただきましてありがとうございます。
　この列車は常磐線回りの普通列車、仙台行きです。日暮里を出ますと松戸、我孫子、取手、藤代、佐貫、牛久、荒川沖、土浦の順に停車をしてまいります・・
　
　巷は３連休らしいですが、いかがお過ごしでしょうか。。
　
　私は昨年末～正月まで時間を忘れて模型いじりに没頭し、ＮＨＫの「ゆく年くる年」の静寂も味わわず、おまけに年越し蕎麦も食べ損ねてしまったせいでしょうか、いまいち新年という季節感が未だにない状態です（笑）

　年末になるとニュース番組等では必ずといっていいほど毎年同じ映像が流れ、これらを視ると私は年越しモードのスイッチが入ります。
「買い物客でごった返すアメ横」やら、「上野駅前に出現するテント村」「東京駅で新幹線に乗る帰省客」、「空港でサーフボードを担いでハワイ旅行に出るお兄ちゃん」そして「ヘリコプターから俯瞰する東名高速の渋滞」等々・・

　年明けにいくら大学駅伝や新春かくし芸大会を視ても、なにか妙ちくりんで、記憶の一部にぽっかりと穴があいてしまったような感覚です。。
　１年のスタートというこの大事な時期に仕事にもなかなか身が入りません。
　
　やはり大切な季節の節目は部屋に独りでこもってないで(笑)、家族と共に過ごせることに感謝し、昔ながらの風習やしきたりを重んじて、心身ともに清らかな状態で季節を感じなければいけないのでしょうね。

　東北・上越新幹線が開業する以前、東北地方や北陸地方などから東京に出てきていた方々は、盆や年末、たくさんのお土産を持ち、故郷とつながるこの上野駅に立ち、コンコースの壁画を眺め、発車案内板に自分の乗る列車を見つけてその季節を実感することもあったのではないでしょうか。
　
　このシーンをご覧いただき、そんな時代を少しでも思い出して懐かしんでいただければ幸いです。今回は「その２」として画像も少しばかり手を入れてみました。。
　
　
　

　　　　　　　　　　　　お帰りなさいませ（笑）　さぁ、仕事に戻りましょう！