お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

暖かくも厳しい渓流解禁2022

2022年03月06日 | 釣り
2月までは震えるような寒さだったが、3月に入ったとたん一気に春の陽気となった。
関東地方の渓流解禁は、そのほとんどが3月1日。
我がホームリバーも予定通り解禁した。
カレンダー通りにしか休みが無いサラリーマンアングラーとしては、3月第1土曜日を一日千秋の想いで待ち続ける。
今年の初釣行は、3月5日。
解禁から5日も経っていると、渓魚は全部釣り切られてしまっているのではないかと妄想し、布団の中でぶるぶる震えているのだ。


最近はホームリバーでもルアーアングラーを多く見かけるようになった。
年々増えているような気がする。
暗いうちに入渓してしまおうと考え、早起きして車を飛ばしたものの、皆考えることは同じで、めぼしい入渓点はことごとく車を停められ先を越されてしまった。
Aプランがダメなら、Bプラン、それがだめならCプラン…、結局Dプランに落ち着いた。すでに釣れる気がしない。泣

ぐだぐだ言っても始まらないので、身支度を済ませて渓に降り立つ。
早春の冷気をいっぱい吸い込んで一礼。
お清めの日本酒を振りまく。
今シーズンもケガなく楽しい釣りができますように…


天気予報どおり日の出から数時間後には気温がぐんぐん上がり、ウインドブレイカーを着ていると汗ばむほどだった。
陽気に誘われてヤマメの活性もさぞや上がるだろうと期待するものの、水の中の事情は人間様の思惑通りには進まない。
渇水気味で赤苔が目立つ流れでは、ヤマメのご機嫌もあまりよろしく無いようだ。
時折、ふら~っとルアーを追ってくるが、やる気がぜんぜん見られない。
ルアーのお尻をちょんとつつくだけで、去っていく。厳しい。


ようやく初物を手にしたのは、釣行開始から5時間半後。
人生初の解禁ボウズを覚悟したが、その悲劇だけは免れた。やれやれ。

それほど大きくないヤマメだが、サビの残った越年モノだ。
サイズを越えた喜びがある。


褐色のボディと金色に輝くエラブタ、深い目の色。
シーズン1尾目にふさわしい個体だ。



何はともあれ、無事に解禁できたことに安堵した。
陽だまりの河原で食べるカップラーメンがうまい。


安心したら目が痒くなってきた。
大量の花粉が舞っているのだろう。
早く家に帰ってシャワーで洗い流したい。
あとで知ったが、今日は春一番が吹いたらしい。
それじゃあ、花粉も飛びまくるはずだ。


***おまけ***

先日、26回目の結婚記念日を迎えた。
時が経つのは早い。



いつものフランス料理店でささやかなお祝い。
一人暮らしを始めたばかりの娘は仕事が忙しく来られなかった。
一つ席が空くだけで、なんとなく物足りない気がするものだ。

シェフの美味しい料理とワインを楽しんだ。
ご馳走様でした。


家族がみんな健康で大過なく日々を送れるのは幸せなことだ。
自分が心置きなく釣りや山に行けるのも、家族のおかげ、カミさんのおかげである。
ありがたいことである。

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2 コメント

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お返事 (papachan)
2022-03-23 21:05:12
>高崎さん
こんにちは!
お仕事がお忙しいようですね。
コメントありがとうございます。
今年も越年ヤマメでスタートできたことにホッとしています。
返信する
Unknown (高崎)
2022-03-21 17:51:51
えらくご無沙汰してしまいました。

解禁おめでとうございます。
長い冬を耐え抜いたサビの残る渋い山女魚に出逢えて幸せですねえ!
返信する

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