先日の小菅釣行の翌日から風邪を引いてしまった。
喉と鼻と咳といういつものパターン。
寝るときに咳が出てしまうのが厄介だ。
一週間ほど薬漬け&寝不足気味。
おまけに栄養をつけねばと思っていつもより多めに食べていたもんだから、体重2キロ増。
風邪は治したいけど体重は増やしたくないということで、山に行くことに決めた。
なんだかんだ言って山に行きたいだけ。
サクッと半日ぐらいで登って降りてこられるところと考えた末、赤城山に決定。
紅葉は終わってるし、本格的な雪山シーズンはまだということで、きっとすいているに違いない。
なんといっても百名山だし。まだ行ったことないし。
夜明け前の関越自動車道を快適ドライブ。
前橋ICで降りてコンビニでトイレと買い物を済ませる。
朝日に照らされた一の鳥居がお出迎えだ。
伝説によれば、赤城山の神様である大ムカデと男体山の神様である大蛇が戦場ヶ原で戦って、大ムカデは負けた。
深手を負った大ムカデの血で山が赤く染まったそうな。
それで「赤き山」→「赤城山」。
確かに赤城山はいつも赤く見える。(ような気がする)
大沼の登山者用駐車場には7時に到着。案の定ガラガラ。
気温は、マイナス2度。
風がビュービュー吹いていて、寒いのなんのって。
上州のからっ風、赤城おろしとはよく言ったもんだ。
赤城山はカルデラ地形なので、大沼を中心にして周囲にピークが連なる。
今日の行程は、最高峰の黒檜山を踏んでから稜線を進んで駒ケ岳へ。そして大沼へ下りる。
半日程度の周回コースだ。
では、行ってみよう。
のっけから急登で先制パンチをくらう。
咳き込みながらゆっくり高度を上げていく。
冬枯れの樹林帯では、木々の合間を強風が吹きすさび、ゴーゴーとすごい音を立てている。
雪山だと覚悟があるので、寒さや強風も受け入れられるのだが、この中途半端なシチュエーションが一番苦手かもしれない。
途中に何か所か視界の開けるところがあり、眼下に大沼が見えたり、遠くに富士山が見えたりして、それなりに楽しい。
登山道も次第に雪が目立ち始め、標高1700mを過ぎたあたりから足元が完全に雪に変わった。
霧氷が樹木に白い花を咲かせる。
強い風は相変わらずで、フードをかぶっても顔が冷たい。
霧氷で岩が滑りやすくなってきたので、チェーンアイゼンを装着して、ストックも出した。
下りてきた人に話を聞くと、ピークの少し先に展望の良い場所があるので、そこまで行った方がいいという。
稜線はすぐそこという言葉を聞いて、気持ちが軽くなる。
稜線に出て左に折れて、しばらく進むと赤城山最高峰・黒檜山(1828m)のピークだ。
8時40分到着。
山頂にいた方にシャッターをお願いする。
指導標にある展望スポットへ足を延ばす。
東斜面は、氷の華と化した樹林が美しい。
強風の中たどり着いた展望スポットは、まさかのガスガスで何も見えず。
エビのしっぽを撮影して、早々に退散。寒~い!
強風のためピストンの人もいたようだったが、時間もまだ早いので、黒檜大明神に手を合わせてから駒ケ岳へ向かう。
駒ケ岳へ続く稜線は南向きのため日当たりもよく、雪はほどんど消えていた。
黒檜山と駒ケ岳の鞍部は笹原が広がる尾根道で、関東平野、特に太平洋側に開けている。
遠くに筑波山が見えた。
ここで休憩して温かいカップラーメンでも食べたいところだが、冷たい風がひっきりなしに吹き付けており、とてもじゃないがのんびりする気分になれない。
どら焼きを冷たいポカリで流し込み、先へ進む。
鞍部からはひと登りで駒ケ岳の頂上に至る。
全国にはいろんな駒ケ岳があるが、ここはなんとも地味なピークだ。
ここからはそそくさと下山する。
下山中、結構な数の登山者とすれ違った。
駒ケ岳から黒檜山をめざす方がメジャーなのだろうか。
30分ほどで下山完了。
終わってみれば、あっという間のハイキングであった。
体調も完全ではないし、今日はこれぐらいがちょうどよかったのかもしれない。
下山しても大沼の湖面に白波がたつほどの強風である。
波打ち際の石は凍っていた。
最初から最後まで寒い!
駐車場のすぐ横が赤城神社だったので、参拝して無事下山できたことを神様にご報告。
社務所で「登山御守」なるものがあったので、リアクションバイトで購入してしまった。
お守りがザックの形になっているのだ。
こんなの初めて見た。
のんびり歩いて全行程が3時間40分。かなりお手軽でいいコースだった。
だが、上州のからっ風を少々甘く見ていたバチが当たり、とにかく寒かった。
結果として風邪も治らず、帰宅してからすぐ病院に行き、期待していた体重減もかなわなかった。
なにやってんだろ…。
喉と鼻と咳といういつものパターン。
寝るときに咳が出てしまうのが厄介だ。
一週間ほど薬漬け&寝不足気味。
おまけに栄養をつけねばと思っていつもより多めに食べていたもんだから、体重2キロ増。
風邪は治したいけど体重は増やしたくないということで、山に行くことに決めた。
なんだかんだ言って山に行きたいだけ。
サクッと半日ぐらいで登って降りてこられるところと考えた末、赤城山に決定。
紅葉は終わってるし、本格的な雪山シーズンはまだということで、きっとすいているに違いない。
なんといっても百名山だし。まだ行ったことないし。
夜明け前の関越自動車道を快適ドライブ。
前橋ICで降りてコンビニでトイレと買い物を済ませる。
朝日に照らされた一の鳥居がお出迎えだ。
伝説によれば、赤城山の神様である大ムカデと男体山の神様である大蛇が戦場ヶ原で戦って、大ムカデは負けた。
深手を負った大ムカデの血で山が赤く染まったそうな。
それで「赤き山」→「赤城山」。
確かに赤城山はいつも赤く見える。(ような気がする)
大沼の登山者用駐車場には7時に到着。案の定ガラガラ。
気温は、マイナス2度。
風がビュービュー吹いていて、寒いのなんのって。
上州のからっ風、赤城おろしとはよく言ったもんだ。
赤城山はカルデラ地形なので、大沼を中心にして周囲にピークが連なる。
今日の行程は、最高峰の黒檜山を踏んでから稜線を進んで駒ケ岳へ。そして大沼へ下りる。
半日程度の周回コースだ。
では、行ってみよう。
のっけから急登で先制パンチをくらう。
咳き込みながらゆっくり高度を上げていく。
冬枯れの樹林帯では、木々の合間を強風が吹きすさび、ゴーゴーとすごい音を立てている。
雪山だと覚悟があるので、寒さや強風も受け入れられるのだが、この中途半端なシチュエーションが一番苦手かもしれない。
途中に何か所か視界の開けるところがあり、眼下に大沼が見えたり、遠くに富士山が見えたりして、それなりに楽しい。
登山道も次第に雪が目立ち始め、標高1700mを過ぎたあたりから足元が完全に雪に変わった。
霧氷が樹木に白い花を咲かせる。
強い風は相変わらずで、フードをかぶっても顔が冷たい。
霧氷で岩が滑りやすくなってきたので、チェーンアイゼンを装着して、ストックも出した。
下りてきた人に話を聞くと、ピークの少し先に展望の良い場所があるので、そこまで行った方がいいという。
稜線はすぐそこという言葉を聞いて、気持ちが軽くなる。
稜線に出て左に折れて、しばらく進むと赤城山最高峰・黒檜山(1828m)のピークだ。
8時40分到着。
山頂にいた方にシャッターをお願いする。
指導標にある展望スポットへ足を延ばす。
東斜面は、氷の華と化した樹林が美しい。
強風の中たどり着いた展望スポットは、まさかのガスガスで何も見えず。
エビのしっぽを撮影して、早々に退散。寒~い!
強風のためピストンの人もいたようだったが、時間もまだ早いので、黒檜大明神に手を合わせてから駒ケ岳へ向かう。
駒ケ岳へ続く稜線は南向きのため日当たりもよく、雪はほどんど消えていた。
黒檜山と駒ケ岳の鞍部は笹原が広がる尾根道で、関東平野、特に太平洋側に開けている。
遠くに筑波山が見えた。
ここで休憩して温かいカップラーメンでも食べたいところだが、冷たい風がひっきりなしに吹き付けており、とてもじゃないがのんびりする気分になれない。
どら焼きを冷たいポカリで流し込み、先へ進む。
鞍部からはひと登りで駒ケ岳の頂上に至る。
全国にはいろんな駒ケ岳があるが、ここはなんとも地味なピークだ。
ここからはそそくさと下山する。
下山中、結構な数の登山者とすれ違った。
駒ケ岳から黒檜山をめざす方がメジャーなのだろうか。
30分ほどで下山完了。
終わってみれば、あっという間のハイキングであった。
体調も完全ではないし、今日はこれぐらいがちょうどよかったのかもしれない。
下山しても大沼の湖面に白波がたつほどの強風である。
波打ち際の石は凍っていた。
最初から最後まで寒い!
駐車場のすぐ横が赤城神社だったので、参拝して無事下山できたことを神様にご報告。
社務所で「登山御守」なるものがあったので、リアクションバイトで購入してしまった。
お守りがザックの形になっているのだ。
こんなの初めて見た。
のんびり歩いて全行程が3時間40分。かなりお手軽でいいコースだった。
だが、上州のからっ風を少々甘く見ていたバチが当たり、とにかく寒かった。
結果として風邪も治らず、帰宅してからすぐ病院に行き、期待していた体重減もかなわなかった。
なにやってんだろ…。
こんにちは!
まさか高崎さんの若き頃のロマンスが聞けるとは、思いもしませんでした。
それだけでもこの記事をアップした甲斐がありました!
霧氷を狙っていたわけでは無かったのですが、結果としていい時期に行けてよかったです。
久しぶりの山を楽しめました。
大学生の頃、木曽路の民宿で遭遇して一目ぼれした前橋の女子高生と2年半付き合っておりましてね
榛名湖畔にあったユースホステルを定宿にしてよく通ったものでした。
赤城山も榛名山もいい山でしたが霧氷に出逢えるこの時期にも登ってみたかったな~!
冷えて澄み切った青空と霧氷のコントラストが素晴らしすぎる~!