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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

究極のOJTだ!?

2009-08-14 | キャリアの周辺
お盆なので久しぶりに帰省した。
ご先祖様をお迎えした2日目、お坊さんが読経に来てくれた。

私が子どもの頃から知っている住職はまだ現役だが、最近ではお寺のメイン行事は若い住職――といっても40歳前後とお見受けする――が担っておられるらしい。

玄関で甲高い声がしたので、女性が(何か必然性があって)同行したのかと思ったら、住職の小学4年生になる次男が一緒だった。

お父さんが読経すると、子どもが唱和する。
後で聞くと「(お経)全部はまだ覚えてない」と言うが、究極のOJTと思えたのでそういうと、兄に「お前さんには何でもキャリア教育に見えるんだね」とからかわれてしまった。

小坊主さんによると「おじいちゃんと小6のお兄ちゃんも(別ルートで檀家を)まわってる」そうで、さらに「お兄ちゃんの方がお経をよく覚えてるけど、僕の方がよく声が出てると言われる」とも教えてくれた。
何ともほほえましい。

幾分緊張気味だったが、彼はちゃんと父を見ながら、出されたお茶をどのように飲み、お菓子を貰うかも併せて学んでいる。

まだ反抗期ではなさそうなので、父親と一緒に檀家をまわるのは新鮮な仕事として受け止めているのかもしれないが、願わくばこのままずーっと純粋に育って欲しい。

しかしまあ、これはオバサンの余計な感傷だと自分でも苦笑いする。