ここ最近のはまりもの

■マンガ
幻冬舎から出ている、富沢ひとし作の時間SF「特務咆哮艦ユミハリ」
最近第3巻が出てたので買ってみた。

一回見ただけではよくわからんので1巻から何度か読み返す。
一言でいうと時間SFなのだが、いろんな時代が混在する世界で時間統一戦争をするという、今までにない発想。
この人の作品の特徴でもある「説明なしに状況がどんどん進行して、読者が置いてきぼりになる」ですが、3巻でようやく世界観が明らかになってきました。
いろんな時代が混在している理由とかは、センスオブワンダーです。SF者必見です。
まだまだ奥が深そうで、今後が楽しみな作品。

コマの進行とか表現も作者特有のものなので慣れないと読みにくいけど、非現実感がうまく表現されていて面白い。
圧巻なのは「時間戦争」の描写。この表現はなかなか秀逸。

鬼頭莫宏作品にも似た臭いを感じるけど、ちょっと感覚が違う。

鬼頭莫宏の現在進行中の作品「ぼくらの」も見ているが、世界観の生々しさはあるけど、キャラクターに対する視線が醒めた感じを受ける。
富沢作品は、世界観が非現実だけど(非現実過ぎるかもw)、キャラクターの生々しさがある。
個人的には富沢作品の方が好み。

アニメ化された作品では、鬼頭作品「なるたる」と富沢作品「エイリアン９」があるが、それに対する印象も同じような感じ。
OVAのエイリアン９がコミックスの半分くらいまでしかアニメ化されていないのが非常に残念。
OVAは非常に出来がよかったので、もし機会があったら同じスタッフで続編の「エイリアン９エミュレイターズ」も含めて映像化してほしいものである。

■ゲーム
PS3でリッジレーサー７をやってから、思い出したようにPSPでリッジレーサーズ(2ではないw)をやってます。
適度な難易度でやっぱりハマる。車ゲームはやっぱり危険だ。
そしてスピード感覚が麻痺するよ。