pap-iの物欲と自転車とうどんの日々

日々の買い物 BD-1走行記録 愛しいさぬきうどんなど、自分用メモです。

押井映画2本

2008-08-25 | 雑文
先週はスカイクロラ、今週は攻殻2.0を見てきた。
スカイクロラは原作未見で行ったのだが...まぁなんというか、やっぱりいつもの押井映画でした。
ストーリーは確かにいつもよりわかり易い。
ポイントになるところは、わざわざ「ここに注目!」という演出になってました。
途中まで見て、だいたいのオチが予想できたというくらいのわかりやすさでした。
まぁ、ラストのオチは、絵としてははっきり描かれていないけど、「やっぱりね」という感じで思わずニヤリとしてしまった。
ただ、はっきりわかるように描かれていないところもあって、やはり何回か見直したいところではある。いろんなものをそぎ落とすのは、押井映画の特色ではあるし、噛めば噛むほど楽しめる要素があるという点で○かな。

空戦シーンは確かに迫力ありましたね。イメージとしては、王立宇宙軍の空戦シーンをもっと至近距離で、CGの美しい画面で濃密にしたという印象。
空戦シーンは王立のものが個人的な最高峰だったのだが、それに並ぶよい出来でした。

しかし全体の印象はやっぱり地味。
エンタテインメント感が足りないのは、やっぱり主人公達が観客の気持と一体化しにくいというところが大きいでしょう。
「若者に向けて」という触れ込みなら、ビューティフルドリーマーと劇場版パト1のように、「ラストはここに向かっていく」とはっきりわかるものがやっぱり必要なのだと思った次第でした。
この2作品の人気が高いのは、やっぱりそういうことなのだろう。

攻殻2.0は、CGによる画面のグレードアップとサウンドリニューアル。
劇場版パト1,2のサウンドリニューアル版は、なんか違和感がいろいろあったんだけど、今回はそういう違和感はなかった。
元々何度も見ている作品ということもあって安心して見られたし、いろいろ豪華になってお得な感じでした。
こちらは、8/29で終了だったのであわてて行ったけど、劇場で見ておいてよかった。
まぁ、終了間近だったこともあって、画質的には多少怪しかったり、サラウンド感もちょっと希薄な感じだったけど、これは公開終了間近でハコの設備の問題とかだろう。
まぁ大画面と大音量(特に重低音)の迫力は劇場ならではという感じでした。
強いて言うと、もっとでかい画面で見たかった。ハコが小さかったんだよ...もっと早く行っておけばよかった。

画質とかサラウンド感の面では、家で見た方がよさそうだったのでBD買おうかしらん。1.0のDVD持ってるけどなw