よそみち自転車操業~よそみちさいくるらいふ~

人生も自転車をこぐように、
ひとこぎひとこぎ…
あせらず、あわてず、
ゆる~く、少しずつ進んでいこう…

市長選の投票日なので

2009年07月26日 | 暮らし
本日は仙台市長選投票日。

今回の市長選は新人人が立候補するという、前代未聞の混戦なんだけど
どの候補も、イマイチ姿勢がはっきりせず(わからないのはボクだけ
投票日の今現在でも決められないでいるワケ

そんなわけで昨日は(あまり関係はないんだけど)
街の中をウロウロしながら、
何か見つけてみようと『ふぇるとクン』をこぎだした。

いちばんの目的は
先日(一部が)完成した、仙台駅東口の
自転車専用通行帯の実走による視察

青葉山を抜けて
市街地中心部へ…
自転車専用通行帯と言えば、
まずはココを見ないと

ココは数年前にできた、最中心部『二番丁通り』のロードシェアされた歩道
向かって左側が歩行者、右が自転車
いちおう真ん中に分離ポールが立っている。
だけど、ココを指定どおりに通行している人は
少ないんだよな~

問題点は真ん中にある分離ポールだと思う。
完全にシェアしてるわけでもないので、
自転車なんか右へ左へ自由ジザイ

このシェアロードは、全長約1k
しかし最北端はこうなってる
つまり、いちばんアブナイ交差点は地下道に下らねばならないわけだ。
ん~、どーも中途半端な感が…

そして次は
本質的な目的の
東口・宮城野通りにできた(ここも一部のみ)
専用通行帯の走行体験を

ココは完全に歩道とのシェアがはっきりできていて、
実走した感じでは、比較的安全だと思う。
歩道との分離帯には立木を植樹してあり、車道との境は縁石。

しかし、ココも問題はある。
それがコレ
実は通行帯の途中にスタンド式の駐輪場が設置してあり、
道幅は変わらずに1m弱。
コレではどうみても、自転車の出し入れ時に
通行帯にはみ出してくるワケで、けっこう危ないかも

この駐輪場は2時間までが無料で、それ以降は1日200円。
つまり短時間の利用者は、地下などにある駐輪場よりも
コッチを利用するコトが多いだろう。
そうなると、もっと安全に出し入れできるカタチにしないと
不便きわまりない。
この通行帯は現時点で、東口交差点から東へ約250mのみの完成。
将来的にはKスタ宮城球場までつながる計画(いつになるのか…)
ココがKスタよりの未完成部分
このまま路面を色づけして終わるのかな~

そして実はもうひとつ問題点があった。
それがこの写真
ナント、土日と天神祭りがあり、通りでパレードが行われるため
駐輪施設は終日使用禁止だとか

これじゃ毎回お祭りごとに閉鎖されるってことぢゃないの
それって設置前にわからなかったのかな~
(つまりこの写真で駐輪している自転車は、駐輪違反とゆーこと)

なんか釈然としないままに
実走体験を終える。

このままじゃスッキリしないので、
市街地でいちばん新しい道路では
ロードシェアや通行区分がどうなってるの
と思い、昨年開通した市街地南部の
副都心構想地区『あすと長町』へ足を伸ばしてみた


ココはさすがに広い土地を最大限に利用しているみたいで、
しっかりシェアされていた

これだけしっかりシェアされてれば、そうそう歩行者側を走る自転車はないだろう

歩行者側はブロック舗装にして、自転車側はアスファルト舗装で走りやすいし…

ところがやっぱりいるんだよね、歩行者側を走る自転車
統計的には女性が多いようです。
なぜ女性は歩道でもいちばん外側(車道の反対側)を走る人が多いのか…

そして、これだけ幅があるともうひとつ問題が…

駐車車両です
こんなふうに停められると、やはり自転車は歩行者帯を走りたくなるよね
(コノテの違法駐車の光景は、二番丁でもよく見受けられる)

しかし、ココもじつはこんなふうにシェアされてるのは、
通りの東側の歩道だけで、西側(JR線側)はない。
なんだか中途半端だな~
ココは道路開発も途中なせいか、全長約1K弱。今後は用地買収が問題か

結局、3ヶ所見てまわったが、ドコも中途半端な感がイナメない
仙台市も恒常的に財政難だから、当分完成とかはないんだろうな~


街へ向かうのには、青葉山から八木山を経由して行ったんだけど
その途中にも気になるトコロがいくつかあった。
まずはココ
T放送前の歩道。
こんな幅ぢゃ、自転車はおろか歩行者もまともにすれ違えないよ~
しかも路側帯もほとんどない(約30㎝)上に、ココはバス通り
自転車ってドコを走ればEの~
T放送前から少し向山方面へ下ると、歩道の幅は広がり
自転車も走れそう
コノあたりはマンションがあるから、そのせいかも

もう1ヶ所は、向山から愛宕橋へ出たエリアの歩道

広すぎないスカ
しかもシェアもされてない。
ココは数十年前からこんな感じ。
「どーぞご自由に」ってか

一応、シェアされてるように舗装には変化がつけてあるようだが、
コレは以前の歩道を拡幅した時の舗装の違いによるもので、意識したシェアではない

そして、やはりコレだけ広いとお決まりの歩道駐車です

しかも『点字ブロック』をまたいでる(意外とこのケースは多いと思いません?)
コレはドライバーのモラルの問題でしょうが…

最後はココ
愛宕橋から宮沢橋へ向かった先の場所です。
なんかヘンでしょ?
そーです、歩道が突然行き止まりです

実は左側に河川敷に沿った歩道があり、ココでそれに接続しているワケなんです。
でもあまりに突然に…って感じ。
以前はこの先もつながっていたんでしょうが、道幅の問題からか
河川敷歩道につなげてしまったようです。
その名残の歩道らしき跡がありました(写真はないですが)。
ソコは植樹された立木が茂り、草もボーボーでした。
草刈すれば、自転車通行にはなんら支障のない感じでしたが…

こんな感じで、街なかをあちこち見てまわると
いろんな不思議…とゆーか、
危険とも言えそうな場所が多く点在しています。
こういう存在をを新しく市長になる方は知っているのでしょうか?
でかいコトを言ってるだけぢゃなくて、
こういう些細なトコロにも目を向けられる人に
市の将来を託せたら…と思います。

仙台あたりの大都市(ですよね?)では土台無理な話か

さてと、いよいよ投票に向かわねば…
まだ決めてないんですが


注:今回はちょっとカタメの話題なので、いつもの文体をやめて、フツーの感じにしました。
コッチのほーが楽ダ~

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1 コメント

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O.E女史 (楽山)
2009-07-26 22:42:00
に決まったようで、まあ、個人的にはこの方しかしらないので、ノーコメント。

都市計画上の問題で、道路行政の辻褄が合わないなんてのは、まあどこでもある話で。こっちからすると、これだけでも、「仙台は進んでる」って感覚かな。何箇所かでも歩道内分離するだけですごいから。

ちょっと言い方悪いけど、道路の細かい所をどうしたいとか考えるのは、割と「議員」の仕事だったりするな。実際、「この道路は私が造りました」みたいな議員は今も多いし。
首長は、もうそういう土建屋筋と関係する時代じゃなくなったね。がしかし、女性首長なりの視点で、福祉の観点から道路行政を見直せれば、意外と自転車・歩行者重視に動くかも
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