
木を倒すために、
①受け口、②追い口、③ツルの役目を覚えておきたい。
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まず、受け口は伐倒方向に上下カットで作る開口部で、
この大きさ、深さ、角度で木がどこに倒れるか決まるので、
「伐倒方向の要」です。
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次に、追い口ですが、受け口の反対方向から伐る水平カットのことです。
この追い口で、「ツル」を作り、クサビ打ち等により伐倒を仕上げます。
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ツルは、受け口と追い口の間の切断されない細長い部分です。
「伐倒方向、スピードをコントロール」します。
ツルが大きいほど倒れを抑える力が大きいので、
左右でツルの幅が違うと、大きい方に木は曲がって倒れていくし、
ツル幅が短すぎると、木が倒れるスピードが速くて危険です。
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基本は、受け口の上下カット接合部、追い口伐りを水平に、
ツルの幅を直径の10%の厚さで均等に作ることです。
受け口とツルが「蝶つがい」として働き、
木が倒れます。
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