３月１１日

今日もいつもと同じように、時が流れていく

でも、あの３月１１日は違ったね…

私と春休みだった次女は、たまたま一緒家にいた。珍しいこと
「夕方渋谷に出かけるから、それまでゴロゴロしている…」って、
下のリビングのソファにいた娘。

私は、もうすぐレッスン始まるからって、２階にいて…

地震がおきた時、何がなんだかわからなかった…
今まで体験したことのない揺れ、音…

二人で、ただひたすら下の部屋の柱につかまっていた…
　
２度目の揺れがきた時は、娘は
「おじいちゃん助けて～」って叫んでいた…

どう横揺れになったかわからなかったけど、
レッスン室の小物はすべて落ち、楽譜も落ち…
娘たちの机の本も落ちた…

ダンナさんの部屋の柱に掛けてあった時計も落ちて、割れた…
タンスの小さな扉はあいて、中の小物が、落ちてた…

でも、１階は何も落ちず、
不思議と、父の仏壇も動かず、写真すら落ちなかった…

娘がすぐに携帯で見た映像は、千葉方面の火災だった…

ああ～ついに東京に地震が起きたんだ…と思った。

その直後、母が町田から戻って来たけれど、
外の方が揺れの大きさがわからなかったみたい…

地震の起きる直前に、
遅い夏休みをとってハワイに行っていた長女から、
「成田に着いたよ」ってメールがきて、
返信ができなかった…

彼女は、直前に着陸できていて、でもなんだか分からず…
飛行機から降りたり、また乗らされたり…
最終的に、成田空港に１泊して、
翌日、電車で時間かけて帰ってきた…

ダンナさんは、厚木の会社から、
結局歩いて帰ってきた…夜中に…


何もできないけど、「３．１１」　検索した。