はっきりとしているわけでもなく、
陽炎の向こう側のようで
揺らめいている、夢
さめなければいいのにと、軀が硬くなるのです。
そしてなんとなく胸苦しいのです。
この年になって、まさか、恋わずらい。
いや、事実そうかもしれない、
青く切なかった記憶が、
今頃になってしみてくる
ただ、そこにいてくれればと、
想いだけが、昇華していく
そして、なんとなく、胸苦しいのです。
それを楽しんでいる自分と、
あの青春の時のように、
ここからすぐに駆け出して行きたい自分と
たぶんどちらも本当で、
たぶんどちらも 嘘
夢がかなうのならば、時が止まればと
もし、夢がかなえられるのならば、
翼がほしいと
そう願った日々が、また、胸の奥に、
くすぶり続けているのです、
残り火のように
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