ボルトン小修道院跡（２）

遺跡の周りは、緑の芝生が生え、羊が草を食んでいます。川が流れ、トレッキングコースがあります。何だか時間が止まった感じで、かなりゆったり出来ます。

・ボルトン小修道院跡

ボルトン小修道院跡

ヨークシャーの北西部にはヨークシャー・デイルズ国立公園（Yorkshire Dales National Park）があります。「デイルズ：谷」というだけに、いくつかの谷があり、谷に沿って緩やかで緑の斜面が続く美しいところです。一方で、ピークの部分は石灰岩の奇妙な地形をしており、シーズンは登山者でにぎわうそうです。ヨークシャー・デールズの南の端に、ボルトン・プライオリー（Bolton Priory）があります。1121年に建てられたそうです。遺跡は屋根が落ちていますが、側面はきれいに残っており、正面から見るとすごい迫力でした。

・ボルトン小修道院跡（２）

スカーバラの街

英国の建物は石造りであったりレンガ造りであることが多いのですが、スカーバラは明るい色の壁の建物でした。写真はスカーバラ城の近くの住宅地です。何となくリゾートっぽい雰囲気を感じました。海岸には砂浜があり、街も海岸リゾートであり、何故か熱海を思い浮かべてしまいました。

・スカーバラ城（１）
・スカーバラ城（２）

スカーバラ城（２）

城は廃墟となっていますが、城から見下ろす街の景色が素晴らしいです。英国の遺跡は壊れた建物の周りに芝生が植えられており、芝生の緑に建物の石の色が映えています。スカーバラ城の遺跡も海のほうまで芝生の緑が続いており、大変美しい光景でした。

・スカーバラ城（１）
・スカーバラの街

スカーバラ城（１）

ウィットビーから20マイルほど南の北海沿岸に、スカーバラ（Scarbrough）の街があります。スカーバラの街は、岬によって南北に入り江が隔てられています。その岬の上にスカーバラ城（Scarbrogh Castle）があります。かなりの部分が破壊されていますが、主塔の一部が残っていました。

・スカーバラ城（２）
・スカーバラの街

ウィットビーの街

ウィットビー（Whitby）は北海に臨む港町です。街にはレストランやパブ、ティールームをはじめ、みやげ物やなどが所狭しと並んでいます。イギリスの街には珍しく、ゲームセンターがありました。砂浜に出ることも出来ます。

ウィットビー修道院跡 （Whitby Abbey）

ウィットビーはノースヨークシャーの北海沿岸の街です。街を見下ろす丘の上にウイットビー・アビーが立っています。屋根が落ちてしまっていますが、撮影した面はかなりきれいに残っています。11世紀から14世紀の建物の廃墟は、北海を背景に何ともいえない迫力を感じさせます。そばに聖メアリー教会（St. Mary's Church）がありますが、吸血鬼ドラキュラはこの教会の墓地からヒントを得て創作されたそうです。ウィットビーの街へは、有名な199段の階段を下りて行くことが出来ます。