福男

「えべっさん」の総本社として信仰される西宮神社（兵庫県西宮市）は14日
参拝一番乗りを競う伝統の「開門神事福男選び」を来年1月10日に約3年ぶりに実施すると発表した。
新型コロナウイルス禍に配慮し、前列に並ぶ参加者の抽選数を減らすなど対策を講じる。

福男選びは江戸時代に始まったとされるが、定着したのはここ数年とのこと。
例年は午前6時に「表大門」を開くと同時に、参加者が本殿まで約230メートルを疾走し、先着順に1～3番福が認定される。

2021と22年は感染拡大を受け、全力疾走による神事を中止した。
代わりに本殿まで歩いて参拝する形式とし、それぞれ約500人が参加した。

今回は、午前3時に召集を掛けて参加者は全員「半袖・短パン」に「裸足」を義務付け
更にVR（バーチャルリアリティー）ゴーグルを着用した上で3時間寒空の中に放置。
午前6時を過ぎに不意に開門してスタートする方式に変更された。

また、今回は約230メートルある距離の間に様々な仕掛けを用意して全力疾走を妨害し
より安全で、より公平な神事を行うよう工夫を凝らしたという。
特に裸足には辛い全長30メートルの床面を這う有刺鉄線や
この日のために用意した傾斜50度を超える上り坂など
どこかで見た事のある某TBS系列のサ〇ケを彷彿とさせるような仕組みになっている。

参加者を志す一部の人からは「これを神事と言っていいのか？」との声もある一方で
「どうせ登り切れない山を越えた後にスタンバイしていた『西宮神社への寄付で買った優勝予定者』が横から飛び出して1～3番福をさらっていくんでしょ？」と
冷ややかな声も周囲からは上がっている。

皆既月食

月全体が地球の影に入る皆既月食が８日夜、全国各地で観測された。
今回の月食は惑星（天王星）食も同時に起き、１５８０年以来、４４２年ぶりの珍しい天体ショーとなった。

月は同日午後７時１６分頃に皆既食が始まり、同８時４２分までには天王星も月の後ろに隠れ、皆既食は終わる予定だったが
天王星が月の後ろに隠れず、前を通過する非常に珍しい現象が各地で見られた。
一部の天文台では惑星食を見ようと集まった観測マニア達からざわめきの声が聞こえた。
「あれ？月の前を通過してない？」「中国のドローンか？」など声が聞こえた。

普段、高価な望遠鏡で近隣の住宅ばかり観測している男性もこの日ばかりは月を観測。
予定外の月の前を天王星が通過する事象に自衛隊が天王星を隠蔽しようとする作業を目の当たりにして驚いたという。

国立天文台によると、次回の皆既月食は３年後の２０２５年９月８日に起こるという。

取り違え

福島県福鳥市にある認定こども園の送迎バスが、園児を取り違えて保護者に引き渡していた事が分かった。

福鳥市によると今月5日、市内の認定こども園が園児を送迎バスで家に送り届ける際、添乗していた保育士が園児2人を取り違えて保護者に引き渡した。
園児は3歳の女の子で、別の母親に引き渡された。
女の子は普段から帽子やマスクをし、主食が牧草で会話はテレパシーだった為、母親は取り違えに気付かなかったという。
その後、バスに残った最後の園児を保護者に引き渡した際に別の園児だった為に保護者が夜になって自宅で違和感に気付き、取り違えが発覚した。
いずれの園児も、怪我や健康に影響はなかった。

この園児2人は当園の園児ではなく、添乗していた保育士も実は当園の保育ではなく、盗撮目的の変質者だったという。
こども園では園児に識別用のICチップを埋め込むなど再発防止を徹底するとしている。

麻酔銃

29日午後、静岡県冨士市のJR冨士川駅近くで、市の職員と委託業者がニホンザルの捕獲にあたっていたところ、誤って麻酔銃の矢が市民に当たる事故が起こった。

市によると、空気漏れを防ぐため銃身にテープを巻いていたところ、
とてつもなくサルに似た上半身だけ服を着て二足歩行のサルを目撃したために慌てて引き金を引いたという。

麻酔銃の矢に当たった人は約2時間後に意識を取り戻したという。
関係者の話として、麻酔銃の矢に当たったこの男性は趣味の露出の途中で矢に当たったと言い、警察は夕方に男性を逮捕した。

すシロー

回転寿司大手の「素シロー」が今月13日からスタートした「生ビール半額」キャンペーンで生ビールが品切れになっているとの指摘が寄せられている。
素シローの運営会社は全国の少なくとも117の店舗で品切れがあったと認め、謝罪した。

素シローは先週、全国249の店舗で「生ビール半額」キャンペーンの告知を誤ってスタート前に店内に掲示し
「半額だと思って注文した客に全額支払わせた」などとして、謝罪した上で、レシートを持参した客に社長が若い頃に収集したコルク栓で1件だけ弁済した。

13日からは正式に全国でキャンペーンを開始したが、その後、開店直後から生ビールが品切れになっているなど複数のクレームが寄せられていたという。
素シローの運営会社によると、キャンペーンが始まった13日から18日までに、少なくとも全国117の店舗で品切れがあったとしている。

原因について素シローの運営会社は、キャンペーンの実施にあたり
「ビールを半額で販売したら赤字になるので、早い段階で品切れにして釣り広告で集客したかった」と説明している。

素シローは「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。欠品が起きないよう、コーンポタージュで代用して最善を尽くして参ります」とコメントした上で
「生ビール半額キャンペーン」は今月28日の期間終了まで続けるが、注文した客には炭酸水とビールを半々で薄めて提供するという。
また、レシートを「レシートが不要な方へ」にすぐ入れそうなバカそうな客に注文していない商品を上乗せして会計して利幅を上げる方向で検討している。

素シローは先月、ウニやカニなどを提供できない事が分かっていながら、CMなどでキャンペーンを続けた事が
「おとり広告」にあたるとして、消費者庁から再発防止を求める措置命令を受けていた。

1923

ソ連のプーチン大統領は16日、会見を行い、ソ連国内で使用されている年号を西暦2022年を100年遡って来年1月1日より1923年に変更すると発表した。
突然の会見で記者団も混乱したが、プーチン大統領としてはソ連時代に逆行してソ連時代と同じようにしたいという思惑がある。
来年1月1日からは国内でのインターネットは全て廃止され、主要な燃料は石炭などに逆行させるという。

先祖返りなどに詳しい昭和3丁目夕陽大学の五十嵐八十八教授は
「ある一定の人間は、加齢とともに前に進む気力や意欲を喪失し、過去の栄光にアイデンティティを求める傾向がある。
この現象を『オールウェイズ症候群』と言い、昭和レトロやアンティークな物に愛着を示す若い人々の心理とは異なり
主に50代以降の中年に多く、心の奥で『あの頃は良かった』と強く回顧し、そこに固執するようになる。
特に若い頃に栄華を経験したバブル世代のような人には、現状の『何でもハラスメント時代』は耐え難いように
プーチン大統領もKGB時代や旧ソ連時代の栄華が恋しくて堪らないはず。
もう何が何でもソ連時代に戻したいと思い、それに憑りつかれているのは間違いない。」と話している。

ソ連人民としては当面の間、行政に関する事以外は2023年として通常通り対応し、クレムリンの意向は無視すると決め込んでいる。
なお、1923年と言えば、日本では大正12年になる年で、その年の9月1日に関東大震災が発生し
昨年、約98年ぶりに震災の行方不明者が井の頭公園で発見されて話題になった。

震度5

3日午前9時28分ごろ、和歌山県御坊市で震度5弱の地震があった。
気象庁によると、震源地は紀伊水道で、震源の深さは約20km。地震の規模はマグニチュード5.4と推定される。田辺市やその周辺は震度4だった。
同日早朝に山梨県で震度5弱の地震があったばかり。沿岸の施設では高台に避難したり、鉄道のダイヤが乱れたりした。
津波の発生はなかったが、各自治体は情報収集に追われた。

震度5弱を観測した御坊市では、市役所の庁舎が耐震基準を満たしていなかった為、職員の”殆ど”や来庁者が建物の外に避難した。
市役所にいた職員は”すべて”庁舎から退避したが、市役所庁舎外の”パチンコ屋””居酒屋””自宅”にいた職員は無事だった。
平日金曜日の午前9時に業務外の場所にいた”殆ど以外の職員”は何故庁舎にいなかったのかは二階王国である為に不問にされた。

キムタクナルド

「キムタク食い」は危険　農水省が異例の注意喚起

農林水産省と文部科学省は27日、某ハンバーガーのCMについて異例の注意喚起を行った。
ヂャニーズ事務所所属のタレント木村拓也哉氏が出演しているマクドルナルドのハンバーガーのCMで野球のフォークボールを投げる時のような人差し指と中指で握るような持ち方で食べる方法（以下「キムタク食い」）について「指を誤って噛んでしまい事故につながる恐れがあるので絶対に真似しないでほしい」と国民に向けて注意喚起を行った。
某SMAAP解散後、役者としてもタレントとしてもパッとせず、個性を出そうと家族ネタや短い足でムーンウォークなどを披露しているが誰にも響かず
遂にハンバーガーを変わった食べ方を披露して注目を浴びようと必死な姿勢と、それを注意させない事務所側の威圧を受けてそのままCMとして放送された為に
キムタク食いを真似して指を欠損した人が全国で1例あったのを受けて国が異例の注意喚起を行った。
農水省は「見ても分かるように個性を引き出そうと必死になった苦肉の策でフォークボール持ちして食べている。3歳児でも自然に持って食べる食べ方でハンバーガーを食べて貰いたい」と話す一方で、多くの国民からは「キムタク食いをしているのは悪ふざけしている高校生か本人だけで誰もしない」や「あの店のハンバーガーは過去に何度も異物混入があって、そもそも食べない」と冷ややかな反応が大半を占めている。

先生に

「先生に言うたろ～」JASRAC登録へ

小学校で児童同士が遊んでいる時などに学校の備品などを壊してしまった際に近くにいた別の児童から言われる
「先生に言うたろ～」とリズムに乗せて歌うように言うセリフがこのたびJASRACに音楽として登録される事が決まった。
今後、小学校の児童たちはこのセリフを歌として認識し、かつ歌った児童はJASRACから使用料を徴収される事になる。

これを受けて全国の小学校では児童に対して「安易にリズムに乗せて歌わないよう注意を呼び掛けたい」とするとともに
「学校は極力無機質で笑顔を少なくする方向で進めていきたい」と話している。

迷子

東京オリンピックが開催されて6日が経った。
卓球ダブルス決勝戦で謎の中国人応援団が出現するなど不可思議な事が起きているが、それとは別の不可解な事案が発生している。
東京有明のメインプレスセンターの片隅に設けられた「迷子センター」には開会式当日から様々な相談が寄せられている。

本来、プレスセンターは報道関係者のみ出入り出来る場所で、一般の観戦客が出入りする場所ではない。
それなのに何故か迷子センターが設けられ、多い日では一日200人ほどの外国人観光客と思われる子供が迷子を訴えやってくる。
また、先日のウガンダ選手のように毎日のように外国人選手や記者が亡命を申請してくると言う。

迷子センターの担当者は「毎日ここで朝9時から16時までスマホを触りながら過ごすだけで日当10万円貰えると電通から聞いたので応募したのに
毎日毎日外国人に早口の母国語で何かを言われてもこっちも困る」と困惑している様子だった。
また担当者は「言葉の意味が分からない場合は、隣接するキッズステーションに案内しているが、これが意外に評判が良いようで親と逸れた子供に交じって
いい年したオジサン・オバサンが積み木やボルダリングで夢中になって一日を過ごしている」と話している。

IOCとオリンピック組織委員会は迷子センターは亡命の申請や両替やコンシェルジュではないので、むやみに訪問しないよう注意を呼び掛けている。