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Outdoor Indoor

釣り、スキー、ハイクなどのアウトドア好き学問マニアと、読書や言語学などのインドア好きな相棒によって書かれるブログ。

2度目のアラスカ シルバーサーモン

2005-12-29 21:29:25 | fishing
 これが婚姻色のシルバーサーモンです。だいぶ色が出てしまっているせいか、あまりフライを追いません。シルバーは獰猛だと聞いたのですが、残念です。ただ、15lb(7kg)くらいはありますので、結構重いです。
 どうしても釣れない場合、あまり楽しいつり方ではないですが、chack and duckというつり方だと良くつれます。

2度目のアラスカ ロシアンリバー

2005-12-11 10:48:51 | fishing
 2度目のアラスカでの釣行は、ロシアンリバー中心でした。ここは川の透明度もいいし、浅く歩きやすく、雰囲気がいい上、アンカレッジよりということもあり、お気に入りです。
 レッドサーモンの聖地らしく、レッドサーモンの時期は駐車場に入るのに30分待ちをして駐車料金を払って車ととめたのですが、シルバーサーモンの時期は、料金所には誰もいず、釣り場にも人はまばらでした。
 というのはシルバーも終わりの時期らしく(あとトラウトつりでもかなり有名、おしょろこまも釣れるようです)、もう、つり宿は閉鎖するところがあり、フレッシュなシルバーのランもあまりないとのこと。残念。
 替わりに河原には、婚姻色に染まったサーモンがいたるところにいました。絵葉書などで見るような光景です。写真に赤いサーモンがいるのが見えるでしょうか。川が浅く透明なので良く見えます。
 Indoorは普段つりもしないし、サーモンも初めてなので、喜ばせようと思って連れて行ったのですが、シーズン後期ということで、力尽き果てたサーモンが至る所にいて腐臭を放っており、それを見るのをかなり嫌がっていました。このサーモンの死体、アメリカ人の釣り友人いわく、Salmon Bombとのこと。確かに爆弾級ですので、苦手な方は遠くから眺めて楽しむだけのほうがいいでしょう。
 私としては是非、川に入って、釣りをして自然を感じてほしいところですが、Indoorにはちょっときつかったようです。ちなみに、釣行、最終日にはぽつぽつとフレッシュなのがあがってきていました。

ロシアンリバー

2005-10-31 23:40:05 | fishing
対馬の話題に移る前に、一通りアラスカを終わらせないといけないですね。実はアラスカは2度いっていますので、2回目の感想はまた対馬の後にでも書きます。

アラスカ釣行の最後はロシアンリバーです。ここはレッドサーモンの遡上で有名です。絵葉書などで使われる、綺麗な川の中に、綺麗な赤いサーモンがいる写真が撮られたりする川です。

場所はクーパーランディングのすぐそばになります。アッパーリバーとロウアーリバーに分かれますが、アッパーは18kmくらいの往復のたびになりますので、自転車か一日がかりの移動になります。ロウアーは数分で川につきますが、混みます。特にレッドサーモンのシーズンが始まっており、駐車場までは1時間の渋滞が発生していました。駐車場前のゲートで駐車料金やキャンプ料金を払うのですが、それを過ぎれば渋滞もありません。ただ、そこまでに待ち時間がかかります。

川も等間隔で人が並んでおりとてもせわしい川です。川幅は10-20mくらいでしょうか。短くて、ひざ下までと浅く、たいていのところで川を渡れます。さらに水が透き通っていることから、魚が手にとるように見えます。混み具合を覗けば、雰囲気はとてもすばらしい川です。

ただ、トラウトを狙ったのですが、あまりにレッドサーモンが多くて、間違えてかかると、フライ毎持っていかれます。レッドサーモンは、その辺りにいますので、Chuck&Duckというフライを流した引っ掛け釣りのような物ができる人なら簡単につれるでしょう。餌を加えるのではないので、どうにも好きにはなれませんが、引きはそれなりに強く楽しめます。

写真は、ロシアンリバー水中で取った写真ですが、こんな風に普通のデジカメでも流れのある川の水中がくっきり見えます。

キーナイ川でのファイト

2005-08-26 07:47:26 | fishing
被写体が悪いですが、これがファイトの様子です。ウルトラヘビーのロッドがばりばり曲がっています。サーモンは重戦車のように引きが強いので、必死に耐えています。

ちなみに、ファイトのときに、ロッドのリールより上の部分を持つと、重さに耐えかねてロッドが折れることがあります。かならず、リールの辺りのみを握るようにしましょう。あとはひたすら魚の様子を見てポンピングと、多少強引でもいいので(糸の強さによりますが)、流心に入らせないようにすることです。

キーナイリバー

2005-08-24 18:54:21 | fishing
キーナイ半島でもっとも有名な川がキーナイ川ではないでしょうか。川幅は相当に広く、深いため、モンスター級のサーモンが釣れます。2005年時点で世界レコード10位までのサーモンのうち、9/10がキーナイ側で釣られているというから、まさにモンスターのサーモンをはぐくむ川です。もちろん世界最大のサーモンもここで釣られています。通常の川のキングサーモンは30lb(14-15kgくらい)といったサイズまでしか大きくなりませんが、ここのサーモンは90lb(40kg以上)近くのものがいます。恐ろしい川です。

釣り方としてはごく限られた地点からの投げ釣りか、もっぱらボートをチャーターしての釣り方になります。30-40lbのラインにピクシーと呼ばれるスプーン(緑やピンク)を投げます。(海から上がってきた習性で食欲のあるサーモンを狙うため、海のルアーの色の選択が有効)
遠投、ゆっくりと巻きます。状況に応じて適当にジャークするといいかもしれません。
そして、カシロフで午前中釣りをした後、ムースリバーとの合流点辺りで、投げ釣りをしていました。
釣りをしていると、タマーにこれ見よがしにサーモンがはねるのです。しかも、半端じゃない大きさの魚体がばっちゃーんとジャンプする音には大分驚きます。そして30分後、、、ガツーン、と来ました。それ以降は、頭の中が真っ白です。とにかく、流心に入られないようにしながら、サーモンとの根競べです。一緒に釣りをしていた方がウェイダーなしでしたので、取り込みは極力岸につけないといけません。サーモンは、近づいては恐ろしいパワーで逃げていきます。寄せては逃げてのその繰り返しになりますが、相当長くファイとしたように自分としては感じます。

寄せるには、NYでサーモンやレイクブラウンを釣った経験が生きたと思いますが、冷静にポンピングしたり、場所を見つけて後ろに下がることによって、苦戦の後、サーモンをあげることができました。

43.5インチ(100メートル以上)の37lbのキングサーモンでした。岸から釣るのは難しいと聞いていましたが、つれてよかったです。
ここでは、スピニングを使いましたが、フライの人はスペイを使っていました。川幅から行ってもスペイでないと無理だと思います。

翌日、船に乗って、トローリングしたのですが、残念ながら船は不発でした。やはりそう簡単には釣られてくれないようです。

カシロフリバー

2005-08-07 22:09:52 | fishing
 カシロフリバー(アクセントは、シにあります)はかなり大型の氷河の水が流れ込む白濁した河川です。白濁や青色は氷河の流れ込みの独特の色で、粒子が光を反射するために起きる現象です。空が青かったり、にごったりするのと同じ現象が川の中で起きていることから、こうした色が出ます。

 カシロフ川沿いにあるキャンプグラウンドに車をとめて川に向かいます。川まではすぐです。キャンプグラウンドでの登録(入り口近辺に封筒が置いてあるので、そこに必要事項を記入して、お金を入れておく)を買うことを忘れないようにしましょう。

 駐車場から川まではすぐです。ただ、猛烈に混んでます。また、川が急深で、幅が広いので、ごく川岸から遠投することになります。人気のある釣り場で、かなりの人がたちこんでいました。また、川の中央では、無数に船が釣りをしています。船ではぽつぽつつれていたのですが、どうも、潮的に釣れる日ではないと聞いていた通り、川岸からあげている人はごくわずかでした。私も魚は釣れませんでした。
ここでは、ハクトウワシがすぐ上を優雅に飛んでいて、釣りよりも、ハクトウワシを見るのが楽しかったです。なにしろアメリカ本土では、ほとんど見れない(絶滅危惧種指定)し、イエローストーンで双眼鏡を使ってようやく見つけたくらいの鳥が、目の前に飛んでいるわけです。なお、カシロフで魚を釣る場合、深いので、十分な強度の(20lb以上)のシンティップをつけることが必要です。

ディープクリークでの釣り

2005-07-24 21:58:46 | fishing
 アラスカに行って最初に行った釣り場、かつ最初のキングサーモンをあげたのがここDeep Creekです。キーナイ半島を南下して、Soldtonaを更に南下したところにあります。川への入り口はキャンプ場があるので分かりやすいでしょう。
 ニューヨークで釣ったサーモンと違い、ここのサーモンはフライや餌を追ってきて食べます。ディープクリークは川のサイズも小さく、魚が追ってくるのが見えるのでとても楽しい釣り場です。餌が泳いだところに、がぶっときます。アクションはゆっくりジャークする感じで、水流で自然にアクションが加わるので魚の鼻先にアクションがついた餌が流れる感じです。
また、川は、かなりの場所でWadingで対岸に渡れます。
 釣ったのは淵のエリアで2匹、冷凍ニシン餌(herring)に変えたとたんに2連発でした。見たところ、サイズは10-20lb程度といったところでしょうか。
 この川、サイズといい景色といい申し分ないのですが、レギュレーションで、平日は釣りができないそうなので、気をつけましょう。

マサチューセッツ 初&最後のトラウト

2005-06-07 01:33:57 | fishing
しばらくご無沙汰していました。Outdoorです。帰国へ向けてばたばたしています。

そんな中、いいシーズンになったということで、おそらくこれが最初で最後のマサチューセッツのトラウト釣りに連れて行ってもらいました。

フライは日本でしたことがなかったので、不安でしたが、一人計6匹ずつ。私の方は35cmレインボートラウトを昼間ニンフで、38ブラウン、42ブラウンをイブニングにドライで釣りました。

写真は42cmブラウンです。いい感じの顔をしています。最初の川トラウト釣りで、これだけつれたのでとても満足です。環境も気持ちのいい緑の生い茂る川で、また行きたくなるような場所でした。

ボーンフィッシング フライ

2005-04-21 06:28:32 | fishing
 ビーチエリアでのボーンフィッシングは、浜の色に近い、白系にピンクの混じったGotchaやCrazyCharlyがいいようです。バハマで使われているのはこんなのです。
 私も白ベースや赤ベースを使いましたが、白が格段に食いが良かったです。
 写真は白系と赤系のフライなどフライ一式です。大きな方は、バラクーダ用です。左端の白いのが一番いいようです。

バハマ 旅を終えて

2005-04-06 00:51:50 | fishing
 いろいろなトラブルがあったが、やはり行って良かったと思っている。釣りそのものの楽しさもまた、格別であったが、バハマという国を知るという意味でもフロリダのキーズではなく、バハマを選んでよかった。面白かったこと、まじめに考えたことを最後に記載したい。

 まず、エルーセラ島ではラジオが一つしか入らない(たまにノイズ交じりで別のチャンネルが入るときもあったが)。当然国営だと思うが、これが面白い。何せ、かなりの番組に大臣が登場する。それでもって、いくつか肩書きを兼任したりしていて、大丈夫かと思う。さらに、大臣がかなりフランクな語り口調。私が聞いた審議会かなにかの委員長との口論だとオフィスの公開の問題で「いや、それは小さな島の政治方法だ。バハマ全土ではそうはいかない(参考:バハマ全体の人口は5万人くらいのはずです)」と議論していたり、あるいは「昨日までニュージーランドにいたけど、いい国だった。あれこそ島国の理想の行政だ」とか何故か視察旅行の感想を述べていらっしゃったりする。
 さらに政府関係と並んで多いのが、キリスト教のお教え。聖書から牧師さんの相談コーナーまで。牧師さんの相談コーナーは必聴です。牧師さんノリノリ。声もちょっとハスキーボイスだがテンポが絶妙。老人から子供まで、「お名前は」「○○」「あら、いい名前だねー、で、どうしたの?」「ちょっと隣の人が」「Uh, Ha?」「病気なので祈ってください」「Woooooow、皆さん、聞きましたか?隣人のために祈る、奇特な人ですねー。そんじゃあ、祈っちゃいましょう。」って絶妙な、日本で言えば、みのもんたのようなノリで悩みを聞いて祈っていく。ラテンの牧師はすごいと思った一瞬。

 さて、面白かった話はこれくらいにして、まじめに考えたことも書きます。


 まず、この小さな島国は、産業も特になく、観光収入に頼っている。国土を考えれば日本だって歴史如何によってはこうなったのかもしれない。何が違ったのか、その結果、何が今違っているのか、そして、どちらが幸せだったか、ということを考えさせられた。

 国をあげての観光者に対する親切な対応(役所の対応からその辺の人まで)、そして、細かいことは気にしないのんびりとしたバハミアンの気質、いろいろ学ぶところがあったと思う。

 ゴミについてもビーチにはゴミ一つ見当たらない。捨てる人がいないのだ、落ちた木等もビーチ傍の住民達が掃除をしていたりして、浜を大事にしているようだった。ただし、たまに道端や未舗装道路奥に不法投棄があったのが残念だったが。陸地も大事にしてくれれば、もっといい国になると思う。

 ここにいると何が文明で、何が幸せなんだろうかということを考えさせられもした。ちっぽけなことはどうでも良く思えてくるのが、国立公園の訪問時とよく似ている。

 ボーンフィッシュの管理も徹底しており、フックはバーブレス、釣ったら弱らないよう水にあげる前にもリリースといったこの魚を大事にしていることも感心した点である。このWebを読んだ方にも即リリースはお願いしたいと思っている。

 このような国・景色を守って行きたいと思う。そんな国であったし、訪れた方にもそう感じていただければ幸いである。

バハマ ボーンフィッシング 番外 サイモンとジェーン

2005-04-05 10:50:25 | fishing
 旅をしているといろいろな人と会う。バハマで一番印象に残ったのはサイモンとジェーンの夫婦だろう。
 54歳のサイモンは、フライフィッシングのインストラクターやイギリス南部(たしかサザンプトン)の自宅周辺の漁業資源管理に関与をしているらしい。かつては、ガイドをしたりもしていたそうだ。日本人も何人かガイドしたといっていた。キャスティングもさすがに上手く、世界のあちこちで釣りをしているらしい。ボーンフィッシュについてもキューバなどで釣りをしたことがあるらしく、夜はパブでいろいろな話を聞いた。
 陽気で、気が若く、ちょっと説教臭いこの英国紳士のおじさんとは毎日のように情報交換をかねて釣りの話をした。一日は夕方にキャスティングの講習をしてくれた。「釣りは楽しくなきゃいかん」「綺麗な魚は綺麗なところにしかいない」を口癖にしており、酒を飲みながら「サイモンは上手いから良く釣れるなあ」などとおだてれば、いきなり真顔になって、「outdoor(実際は私の名前)、釣りは釣ることが目的なんじゃない、楽しく釣りをすることが重要なんだ。釣れる釣れないは関係ない」などといきなり説教をしだす愉快な英国紳士であった。イギリス英語でも南部の英語なのだろう、アメリカ英語とは大分違う英語を話していた。聞き取りにくいということはなかったが、キャスティング(私の発音の心がけとしてはキャァ゛スティング)をカスティングと発音するあたり、ブリティッシュである。
 奥さんのジェーンは釣りはしないが、釣行ではカメラマンをしている。写真を撮って何かに売り出すのだそうで、バハマ旅行は二人の希望が一致した形といえる。ニコンのD70(私もちょっと欲しいと思っているデジカメ)と、40Gの小型ストーレッジを武器にモータードライブで写真を取りまくっており、なんともうらやましい夫婦であった。さらにジェーンは自分が釣りをしないのにもかかわらず、サイモンの誕生日プレゼントにSageのフライロッド(参考までに書きますと、Sageはフライロッドの最高級メーカーの一つで、サイモンのロッドは10万円以上します!)を買ってあげたらしい。ただ、さすがに毎日一日中サイモンと一緒に海を練り歩くのは疲れるようで、夜は眠そうにしていた。

バハマ エルーセラ島での釣り場所情報

2005-04-05 01:55:49 | fishing
 エルーセラ島は、ナッソーから東側に位置する、縦に細長い島で、主要道路は南北に一本あるのみのシンプルなつくりである。空港は、北(ピンクサンドビーチなどがある観光地)、真ん中(ガバナーズハーバー)、南(ロックサウンド)の三箇所にある。筆者はガバナーズハーバー周辺を中心に釣りをして回った。ビーチを練り歩くのであればレンタカーは必須である。何もない島なので、当然タクシーなどというものはめったにない(空港には個人経営のタクシーがある)。それどころか、道路を走っている車の台数もごくまれである。地図にはロックサウンドの空港に「郵便局」があると、「郵便局のある空港」を売りにしているくらいの規模であるから、町の小ささは推して知るべし。病院もないようだ。それゆえ、ガバナーズハーバーの空港には、救急車ならぬ救急飛行機(!?)がある。
 実際にビーチを回った感じでは、Ten Bayとガバナーズハーバーが良い感じであった。TenBayは未舗装道路先のため、人が少ないのと小魚のスクールがあり、実り豊かな浜という感じである。雰囲気は満点である。
 ガバナーズハーバーの港ウオーターフロントの前後のシャロー、港から北上した半島の反対側もよし(ただし、プライベートビーチ)。ガバナーズハーバーは港とは言うものの、砂浜である。また、船も数隻しか係留されていない。また、道路を隔てた船が係留していない側の浜は、上げ潮のときにいいらしい。ガバナーズハーバーは風向きによって、場所を変えられるのが便利である。ガバナーズハーバーは釣り人がいるときがあるが、魚影が濃い。漁港のため、人の気配があり、雰囲気はあまりない。
 空港傍のアラバスタビーチも綺麗なのだが、魚の気配が薄かった。大きな単発のボーンを見かけはしたが、ガバナーズハーバーの方がより確率が高かったように思える。
 空港わきに広がっているPelicanCayは広大なフラットで、雰囲気・魚影ともに抜群にいいのだが、空港の警備のため立ち入り禁止。ガイドはボートでここに立ち入ることができる。サイモンは遠くに車をとめて、3マイルほど歩いて、入っていたが・・・警備員に見つかると拘束されるかもしれないのに。もっとも、あのカウンター3つ、荷物チェックのシステムもない20畳くらいのターミナルにそれほどの警備員がいるとも思えないのだが。

(写真はPelican Cayからの眺め:見渡す限りのフラッツ)

バハマ ボーンフィッシュ釣行 ガイドが必要かどうか雑感

2005-04-04 11:37:40 | fishing
 ガイドを雇ったほうがいいかどうかという点については、確実に釣りたい、爆釣したいのであれば雇うべきである。ガイドのメリットとして、1)魚のいる場所を知っている。2)魚を見つけてくれる(ボーンは見つけにくい)。3)私有地などで釣りをできる許可を得ている(しかも、得てして私有地のビーチにボーンの大群がいる)。4)船なので機動力がある。ということがあげられる。地元の知識や釣りの技術を習うという側面もあるが、上記の1)-4)が最も大きいように思える。特に3)はかなりうらやましく、一人で歩いて黒山のボーンフィッシュのスクールに遭遇することはまれのようである。

 ガイドがいないときの釣りは、魚を求めてさまようことになる。すれ違う歴戦のフライフィッシャーたちも、今日は釣れなかったと口々に行っていた。サイモンのようなプロのフライフィッシャーマンでさえ1週間滞在してようやく5匹釣ったというくらいなので、その難易度は押してしるべしである。ただ、ガイドがいれば、前述の通り、黒山のボーンに案内してくれるので、あっさり釣ることが可能である。

 写真はガバナーズハーバーのガイドのPaul(手前の船)。このほか、Denny Rankineなど数名のガイドが現地にいる。DennyはE-mailも使える(英語だが)ので、知りたい方はご連絡ください。背景はガバナーズハーバーで、港といいつつも綺麗な海が広がっている。