男気歩行

熱き男気溢るる「男気師匠」の歩行記!
主に赤羽・川口を歩行!
東京と埼玉の間に、燃ゆる男気の花よ咲け!!

男気と三浦建太郎「ベルセルク」33巻

2008-10-27 18:40:09 | その他
押忍!!
昨日、三浦建太郎ベルセルク」33巻を購入!!
表紙はグリフィス!!
ベルセルクは絵の具特盛のコッテリした表紙率が高いけれど、
今回はかなりあっさりした表紙だなぁ。

以前はだいたい「次の巻はこれくらいに出るかな?」という予測がついていたが、
ここ数年は休載やら何やらで、いつ頃発売なのかさえ予測がつかず、
発売日を全くチェックしていなかったため、amazonのメルマガのお陰で発売を知ったという適当ぶり!!

いやー、この漫画と出会ってからもう10年以上の長~いお付き合いで、自分が買っている漫画の中では最長記録!!
とはいえ他に買っている漫画はDMCだけなのだが…。
まさかこんなにも物語が終わらず買い続けるハメになろうとは、当時ピチピチの学生だった自分も思っちゃいまい!!
主人公のガッツより年下だったのにな…。

この漫画が終わるまでは死ねないと思っていたが、むしろ自分よりも作者が生きているうちに描き上げられるのかのほうが心配だ!!
しかも、ようやく33巻を読んでみた感想は「うわー、進んでねえー!!!」だったし。
いや、進んでいるといえば進んでいるのだが、待ったわりに進んでないっていうか、まだまだ終わりそうにないっていうか…。

ガッツサイドは甘酸っぱい桃色片思いフェア開催中&戦闘の船旅。
今いちばんカッコいい男、航海王子・ロデリック。
グリフィスサイドはミッドランドで奇跡を起こしそう。
…と、内容を端折りまくると33巻のあらすじはこんな感じ。

「ようやく次の展開が見えた!!よっしゃー!!……って、33巻終わりかよ!!」だもんな。

正直グリフィスなんてどうでもいいから、ガッツとキャスカをなんとかしてやって下さいよ…。
グリフィスの物語はラバンとかのミッドランド系サブキャラか、新生・鷹の団メンバーが
「あの時は凄かった…!!」的に回想してくれればいいから。
とはいいつつも、物語や登場人物の心理描写、絵などに手を抜かないのがこの作者最大の魅力でもあるのだ!!!
しかし、それ故の物語の進まなさは最大の難点でもある!!

いつかやって来る素晴らしい展開のために今がある…その時を信じて読んでいるが、
ただでさえ謎の人物だらけなのに登場人物が増えるわ、数日間の物語に数年かかったりするわで、
読者も作者も歳をとり、キャラクターだけは若いまま…。

数年前までは、この漫画の続きが気になって気になって仕方なくて、これだけのために連載しているヤングアニマルを買っていた。
今でこそヤングアニマルはヒット作に恵まれていろいろな所に売っているが、自分が買っていた当時はかなりマイナー誌で、
コンビニを数件ハシゴしてどこかに売っていればラッキー、なければ新宿で買っていた。
コミックスも最初は神田で買っていたものだ。
そのうちどこでも手に入るようになって、ホッとしたけれど。

しかし、物語のあまりの進まなさ&休載の多さにヤキモキし、
休載してる時に限って妙に力の入った作者の作品の全プレがあったりで「続き描けよ!!」と思う事数知れず。
更には巻末のあまりにもハードかつ不健康すぎる漫画家生活が吐露されたあとがきに、作者の健康状態が心配になる始末。
そしてある時、連載を読んでると余計ヤキモキする事に気付き、数年前に絶望…いや限界を感じてコミックス派に転向したのだった…。

もはや発売日を完全に忘れて、何年か後に思い出したようにドーンと纏めて買って読んだほうがいいような気もするが、
新刊が出ている事が分かると、いてもたってもいられなくなって買っちゃうんだよなぁ!!
ここまできたら最後まで付き合うぜ!!!!三浦先生!!!

【本日の男気テーマ曲】平沢進「INDRA」

映像のための音楽~平沢進サウンドトラックの世界
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ベルセルク 33 (33) (ジェッツコミックス)
三浦 建太郎
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