道標。
2018-07-21 | 日記
信号待ちしていた私鉄の踏み切り脇に
道標 (みちしるべ) があることに気付きました。
「是ヨリ七丁 名古屋 …」
そう言えば
この辺りには昔、
名古屋と、近郊農村地帯を結ぶ通称 「岩倉街道」 が通っており、
現在もその名残りが、所々残っています。
(道標の傾き加減と言い、
画面右に雑草 「エノコログサ (通称ネコジャラシ) 」 が1本伸びているところも、
かえって風情があり、いいじゃないか)
などと思いながらシャッターを押していたのだけれど、
さっき写真を改めて見ながら
ふと疑問に思ったのです。
(でも ……、その当時から、
「☜」 なんていう指差し記号みたいな絵文字?、あったのかしらん?)
ま、いいっか、
あんまり深いこと考えない、考えない。
「旧街道」 と来れば 「城下町」。
この発想のシンプルさが、
私の致命傷です。
▲「わたしの城下町」 (1971年) 作詞/安井かずみ 作曲/平尾昌晃 唄/小柳ルミ子
彼女 ↑ は、
どこで
歩む道を間違えてしまったのでしょう。
19歳で歌手デビューし、
華やかな世界で
思惑だらけの大人たちに囲まれ、持て囃 (はや) されているうちに、
つい、足元の 「道標」 を見落としてしまったのかも知れませんね。