大学生の頃にお世話になりました、多治見のギャラリーヴォイスさんで作品を展示しています。
「わん」の形をテーマに、300名の作家が自由な解釈で作品をつくる企画展です。
今回私は新作のオブジェを制作しました。
なかなかギャラリーヴォイスさんへは足を運べませんが、こうしてお誘い頂きとても嬉しく思います。ありがとうございます。
小品ですがオブジェを制作していると、学生の頃の気持ちを思い出します。
オブジェを作っていると、土の中に自分自身が入っていくような感覚があります。
20代前半の頃の自分はそこから抜け出せなくなり、とても苦しい思いがありましたが、陶芸を仕事にして改めて自分の気持ちを形に現してみると、以前よりも素直に制作に対し向き合えたように思えます。
これから形にとらわれず、様々なものを作り続けられればとより感じました。
陶芸について思い向き合っていく程、自分には果てしなく難しく一生課題があるように思います。
どんなものでもいつかは納得ができるような形にたどりつきたいです。
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