往々にして・・親や我々子どもを指導する側の大人は“子どもに期待をしてしまう”生き物である。
とかく人の話がよく聞け、勉強も一通りこなせ、集団生活になんの支障もない子などなら尚更、(この子なら)もっと出来るんじゃないか?
いつもは出来る事なのになぜ今日は出来ないのか?なんて思ってしまう。
ザッキ~もず~っとそんな大人のひとりだった・・。
でも、関わって(今の学童に携わって)まもなく2年・・
臨時で入っていた“他学童のころ”とは違い、丸々ひとりで彼らと向き合ってきて・・
それらは自分の押し付けでしかないということがよく分かってきた。
何年経とうと誰が言おうと “それが苦手” な子もいる。
それを個性と考えても欠点と責めてはいけない
何度言っても忘れ物をしちゃう子、何度怒っても部屋の中を走り回ってしまう子・・
わかっちゃいるけどやってしまう。。それが子ども
それを出来るのが当然と責めては本人には染みない。
≪子どもを鳥のヒナに例えたら悪いが≫
親鳥である我々は色々な大きさのくちばしを持つヒナ鳥一羽一羽に
餌を分け与えねばならない。
一回に10×10cmの餌をすんなり食べられるヒナもいれば
それを数回に分けて食べさせなければ飲み込めないヒナもいるのだ。。
親鳥はそれらを見極め、各々にあった形に砕いて分け与えねばならない。
大変なことだけど
自分が“大きな餌を飲み込めるから”と
同じ大きさの餌をヒナに与えればたちまち消化不良を起こしてしまうのだから・・。
もうまもなく・・
ザッキ~の学童にも新1年生が入ってきて
集団生活のルールなど一つ一つ教えていかなければならない時期がやってくる。
これまでの実体験を生かし、
押しつけではない。。彼ら一人一人にあった指導ができるよう頑張るつもりだ♪






