桜が破いた障子

「破いたんじゃないわよ
ちょっと頭出しただけよ」

「僕は関係ないからね」

「あらお兄ちゃんもやりたそうだったじゃない!?
楽しいわよ」
そんなこんなで破れかぶれになってしまった障子、お母さんは張り替えました
しかしもうすでに爪痕が…
「僕じゃないよお母さん
信じて…」

「破いたんじゃないわよ
ちょっと頭出しただけよ」

「僕は関係ないからね」

「あらお兄ちゃんもやりたそうだったじゃない!?
楽しいわよ」

しかしもうすでに爪痕が…
「僕じゃないよお母さん
信じて…」
