音楽の部屋

音楽好きの独り言です。気楽にご訪問お願いします。

イルカ

2023-06-27 18:45:16 | 日記


10代のころ、私はイルカが大好きだった。笑顔が可愛くて、、彼女がいなかった私は、こんな明るい彼女がいたらなぁ~っていつも思ってました。このことを友達に話したら、「お前、かわってるなぁ、ミーや百恵や聖子などアイドルにくらべて、イルカのどこがいいの❓❔⁈、、」みたいなことをガンガン言われた、苦い思い出があります。でも、自分は可愛いアイドルや美人系には、ちっとも興味がなく、イルカのような、コケティッシュな顔に心が惹かれました。イルカの弾いているギターは、マーチンD-35だと思いますが、小さな体にでかいマーチンを抱えて歌う姿は、とても印象的で、可愛らしく大好きです。もちろん、イルカの曲も大好きです。イルカの代表曲のなごり雪は、誰でも知っている曲ですが、私の兄貴などは、伊勢正三のなごり雪のほうが、ぜんぜんいいと言いますが、私は、イルカのほうが、断然いいです。人それぞれ好みは違いますが、自分は、イルカのボーカルに、艶を感じます。なごり雪の終わりのほうの歌詞に、(君が去ったホームに残り、落ちては溶ける雪を見ていた。)というところがありますが、何故かその部分が大好きです。なぜ好きなのか理由は、はっきりわかりませんが、心が動かされて、ジーンっとなってしまいます。イルカの曲もいい曲がいっぱいありますが、その中で、「いつか冷たい雨が」という曲の、好きな歌詞を上げてみたいと思います。それは、、(雪が降る駅の片隅で、誰にもいたずらされないように、うずくまっている年老いた犬、パンをあげても見てるだけ、時が来れば汽車に乗る私、泣くことのほか何もしてあげられない私、、)とても悲しい詩ですが、どの生き物に対してもこんな気持ちが持てれば、、っと思います。みんなが、こんな気持ちをもてれば、戦争なんて、起きないかもなんて思ってしまいます。


清志郎

2023-05-22 08:44:33 | 日記
もうだいぶ前になるが、清志郎のイマジンを聞いた。レコードやCDでなく、もちろん生のライブでもない、スマホのyuutyubuでのライブである。たぶん会場は武道館だと思われる。21世紀になったのに、全然平和にならない、戦争が続いてる、、、との清志郎のスピーチにのせて、生ギターのイントロが始まる。曲の前半は、清志郎のギターとボーカルのみである。ギブソンのでかい生ギターで、繊細な音を出している。ジョンレノンはピアノ演奏だが、清志郎の生ギターも、とても味があり、個性的である。 歌詞の内容は、、天国もない、国境もない、そうみんなが思えば、簡単なこと、、社会主義も資本主義も、偉い人も貧しい
人も、みんなが同じならば、簡単なこと、、それは夢かもしれないけど、その夢をみてるのは、君一人じゃない、仲間がいるんだよ。そうだ、君も、君の大事な人も一人じゃないんだよ。同じ思いの、仲間なんだよ。そう、ひとりぼっちじゃないんだ。
孤独感が強かった私は、この清志郎の心の叫びを聞くと、癒され勇気づけられた。生ギター一本でも、まさにロックである。後半は、もっと凄い、ハードロックである。ドラムが加わるのである。 普通、ギターとドラムの二人だけだと、バンドとしては、ベースギターがいないので、バランスが悪く音的にも薄くなってしまうように、自分は感じるのだが、清志郎のこの演奏に関しては、むしろベースもキーボードもないほうが、バランスも良く、スッキリしていて聴きやすく、とても個性的である。ドラムも力強く、素晴らしい、、後、圧巻なのは、清志郎のギターのアドリブである、、しかも生ギター、音がどうのとか、メロディーがどうのとか、いう次元でなく、演奏に魂がこもっている。

NSP

2023-04-22 16:45:13 | 日記
NSPの三枚目のアルバムに、ひとやすみ、というLPがある。ジャケットは、スケッチブックの中のクレヨン画風の絵画で、メンバーらしき3人とワンちゃんが一匹、広い野原で夕日に向かって立っている。そして夕日に照らされた影が、緑の野原に薄黒く伸びている。ただそれだけだが、NSPの音楽が持っている、そぼくさが良く感じられるジャケットだと思う。NSPは岩手県出身のフォークグループで3人組である。一関高専の学生だった音楽仲間が、自然と集まりできたグループである。じぶんも長野高専の学生だったので、そうゆう意味でもNSPに親しみを感じる。はるか昔の話だが、長野高専の学生の頃、学生寮に入寮していた私は近くの駄菓子屋でお菓子を買うことが楽しみで、よく足を運んでいた。自宅から離れての寮生活の寂しさを、その駄菓子屋の中では紛らわすことが出来ていたように思われる。そんな駄菓子屋通いの生活のなかで、ある日駄菓子屋のラジオから、NSPの、春はもうすぐ、という曲が店内に流れていて偶然聞くことが出来ました。この時がNSPを聞いた初めでした。一辺で他のグループにない、個性を感じました。言葉ではうまく言い表せないけど、とにかくNSPにしかない何かが強く感じられ、好きになりました。
、春はもうすぐ、のサビに入る前の息を吞むようなブレイクとサビのベースラインなどは、本当に素晴らしい、、このようなセンスが光る部分が、NSPの曲にはたくさんあるが、それがそのままNSPの個性になっていて、他のグループでは、出せない味になっている。、一片の幸せ、という曲のイントロも聞くだけで鳥肌が立つ、、




吉田拓郎

2023-03-20 20:10:47 | 日記
レッドツェッペリンなどハードロックを聞き始め、それとほぼ同時に、フォークソングも聞き始め吉田拓郎にたどり着いた。拓郎の一番好きなところは、ボーカルで、シャウトするところがたまらなく好きで、自分もギターをかき鳴らし、マネして歌うのだが足元にも及ばない。とても力強く、心が伝わってくる。ギターもたいしたものである。拓郎の曲の中で、一番好きな曲は、どうしてこんなに悲しいんだろう、と言う曲で、一人ではギターで何回も歌ってるんですが、バンドで、人前では自信がなくまだ一回も歌ったことはありません。シャウトするところが自分には、どうしても歌えないからです。本当に好きなのに、何十年も歌えないのです。😢です。悲しいなぁ・・・でもなんとか、近い将来、人前でも歌えるように、密かに歌の上手い友達に、歌のレッスンをお願いして練習しています。なんとか心を前向きにと、頑張ります。吉田拓郎はフォークの神様ですが、心はバリバリのロックそのものだと思います。ストーンズのロックンロールなど、例えば曲でいえば、ひとりぼっちの世界、とたくろうの曲で、親切、とは精神がまったく同じなんです。ストーンズの、俺の世界から出て行ってくれ、、と拓郎の、、もうこれで終わりにしようと、どちらが言い出すか、そう君に言ってもらえると気が楽だね、、僕はこれから家にいることにしょう、煙草の煙でも眺めていよう、、街は相変わらずの、お祭り騒ぎ、もう君は背中を向けなさい、、などなど、チャラチャラした音楽ではない、本当の心の孤独の叫びが、自分には、伝わってきます。心が救われ、同時にパワーを貰えます。とにかく聴いてみて下さい。本物です。



レッドツェッペリン

2023-02-06 19:01:52 | 日記
小学校時代は、タイガースなどのグループサウンズに憧れてレコードを色々聴いていました。良い曲が沢山ありました。花の首飾り、エメラルドの伝説、白いサンゴ礁などなど、数え切れません。そうゆう流れの中で、中学に入ったころ、兄貴が吉田拓郎などのフォークソングをラジオで聞くようになり、自分も自然といろんな音楽を聴く様になりました。タイガースなどの音楽と一緒に聴き始めたのが、以前に書いたローリングストーンズで、今も大好きで聴いています。私の音楽遍歴の始まりが、タイガースなどの日本のロック、それからローリングストーンズのロックンロールとそれのもとになるブルースっぽいロックなど、小学生から聴き始めて、中学に入ってからフォークソングを聴く様になりました。その様な中で衝撃を受けた音楽がありました。雑誌の中に数ページそのバンドの特集が組まれていて、ステージの写真を見たとき、今までのタイガースやストーンズとは、違う次元のエネルギーを感じました。それは、ボーカルが股間のふくらみがクッキリ見える、ピタっとしたジーパンを履き上半身は裸でシャウトしてました。中学生の自分には、とても刺激的で“かっこよく映りました。今まで自分が聴いてきた音楽が優等生的で普通の音楽だとしたら、ツェッペリンの音楽は不良の音楽に思われました。中学生の私には、そう感じられました。笑い話ですが、これを聴けば不良学生になってしまう、、的な、踏み込んではいけない世界だ!なんて、中学生の少年に思わせるサウンドでした。そんな訳で、ちょっとかじった程度でしたが、高校に入り友達にツェッペリン好きがいて、しかも、天国への階段、をギターで弾くやつがいて、しかも結構上手かったので、自分は「いい曲だなぁ」と、聞きほれてたんですが、、恥ずかしい話、中学のときちょっとかじっただけのツェッペリンだったので、まともに名曲である、天国への階段もよく知りませんでした。ギターで弾いている友達に、なんて言う曲?なんて、とぼけた質問などしたもんでした。それからレコードを買ってきて、一人で穏やかに聴いてみると、最高でした。この曲はライブ盤よりもスタジオ盤のほうが良いように自分は思います。ドラマチックな曲の構成に対する、音の深みがあるように感じます。後、ロバートプラントのボーカルも情感たっぷりとして、メロディーで心を表していると感じます。とにかく名曲ですね。