ローモバあれこれ

「確証バイアス」の怖さ

人間誰しも、自分は「正しい」と思いたいものです。
そのため、自分が正しいと裏付けされる情報だけを集めてしまいます。
こういった性質を心理学で「確証バイアス」と呼びます。

この確証バイアス、実は結構怖いです。
自分が優秀だと思った相手に対してはその人の優れた点だけを見ようとします。
逆に自分が気に入らない、と思った相手に対しては相手の欠点だけを見ようとします。

インターネット上における叩き行為は分かりやすい例です。
一度否定的に思った相手に対しては、
相手の欠点だけを見るようになり、それを裏付けする情報だけを集めてしまいます。
それにより相手を叩くという行為が「正しい」と思ってしまうのです。

しかしそれは一方向からの捉え方に過ぎず、
全体像をしっかりと見られていません。
物事は様々な視点から検証することによって、
初めて正しく捉えることが出来ます。


自分が正しいと思って相手を叩いた結果、
過激に追い詰め過ぎて逮捕されるというニュースも最近では見かけるようになりましたね。


ロードモバイルも戦争ゲームなので、
人間の悪意に満ちた感情をぶつけられることが珍しくありません。
しかし、その相手というのは一方向からの視点によって
こちらを悪だと思い込んでいるに過ぎません。

真面目にやり取りをしていても「嚙み合わない」「話が通じない」
という事が起こってきます。
自分が正しいと思っているので、こちらの話を聞く必要性を感じていないからです。
ちなみに自分が正しいと思っている人を変えるのはまず不可能なので、
私の場合は大体真面目にやり取りするのを放棄します。


「人は見たいものしか見ない」という有名な格言があります。、
古代ローマ帝国の将軍・政治家であったユリウス・カエサルの言葉ですが
人間の本質をズバリ突いてきてますね。
物事を判断するときには出来るだけ様々な視点からの情報を集めるように心がけたいです。


というわけで、最近気づいた戦略的な視点の話を一つ。

以前ドラゴンアリーナで聖騎士のいる強い中国ギルドと対戦になったときのお話。
砲台数も球数もプレイング能力も圧倒され、勝敗は言うまでもなく惨敗。

そんな相手だったので、割と序盤からこちらへ城ラリーを仕掛けてきました。
ありがたいことに聖騎士の方からラリー。

 





しかし、中身を見たら3兵種。
プレイング能力が高いはずなのになぜこの編成なのかずっと引っかかっていました。
しかし、その時はドラアリなので適当に打ったのかな?ということで納得してしまいました。

先日ツイッターでこういった編成に触れる呟きをしている方を見かけたので、
改めて考えてみました。

ドラアリ中、他のメンバーに対しては単種攻めが多かったようです。と、言うことは何らかの意図があってミックス編成を打ってきた可能性が高いと推測されます。

ちなみに相手は弓方陣、私も弓方陣という事でアイコ受け。被害は2mも無かったかと思います。

でもこれ、受け方。迷ったんです。

城ラリーなので単種で来る可能性しか想定してなかったんです。なので、ミックス編成を見た時ちょっと動揺しました。

じゃあ例えば実践で考えるとします。

相手がオンラインの場合普通は有利受けされますよね。でも、ミックスで来られたら有利受け出来ないんです。

相手指揮官のバランスブーストはかなり高め。

なのでミックス編成だと相手の兵数やブーストによっては生還する確率が上がるんですよね。実際40m、50mいるオンラインの相手に生還したってパターンもあるみたいです。

つまり、自分のブースト基準で考えてはダメなんだということです。

城ラリーは単種、バランスで攻めると弱い、それは私の勝手な思い込みであって、相手には意図がちゃんとあった訳です。

もしダミー装備で絨毯ラリーを受けようとした場合、方陣の選定で躊躇する時間が発生するので、結果装備まで間に合わないっていう可能性とかも考えられますね。

自分が知っている戦略から外れている事象を相手が無知なだけだ、と決めつけずに

何故その戦略を取ったのか考えると、全く違う視点に気づくことが出来て面白いなと思いました。

 

追記
最近はミックスラリーと言うらしく
3種構成のラリーもよく見かけるようになってきました。
今思えばミックスのテスト役にされていたのかな。
と思ったり思わなかったり。

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