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透かし彫りのように街が

今まで気づかなかったこと。

耐震偽造事件

2005-12-02 11:03:31 | Weblog
墨田区の被害者の方たちが行政との会合のシーンを見た。

被害者救済が何とか出来ればよいのだが、
結局は個人の資産に対して、税金投入は難しい問題である。
振り込め詐欺の被害者も地震被害者も個人の資産に対しては行政からの補償はないのである。

「墨田区でたった34世帯であり、何故それが救えないのか?救えないなら区は要らない。人生が懸かっている。」などお気の毒では有るが、
騙されちゃったら仕方が無い。のである。

民事訴訟で行政なり、破産で逃げた奴らなりを訴えるしかない。
時間がかかり、その間も被害者の苦しみは無くならない。

ほとんどの日本人の記憶から消えそうな、カネミ油症も全く解決していないのである。

全て自己責任。
誰も信じてはいけない世の中。
本当にこれでよいのですか?小泉さん。

銀行は公的性格だといって、税金注入。
そして、外資に叩き売ったものもあった。
今回は銀行は被害が少ない。
企業の損害は営業努力で取り返す事ができるが、
個人は良い方にはそんなに大きく人生を変化できない。
大きく変化するのは不幸にして悪い方向に向く事が多い。
リカバーするのはほとんど無理である。


中越地震では個人の資産に対しては補償がされていない。
神戸の地震では全国・世界からの寄付を分配した。と聞く。

外国の地震被害や津波被害の寄付金と同じように、皆でカンパするしかない。
そんな助け合いが必要だ。
わたくしたち日本人なら出来るはず。