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ヤシカ エレクトロ 35GS

2018-09-30 03:30:20 | しゃしん関係の

「ろうそく1本の光でも写る」のキャッチコピーで、
売り出されシリーズ化されたヤシカ エレクトロ。
性能の高い電子シャッター使用の絞り優先EEを採用したライカ判EEカメラ。
小西六写真工業のジャスピンコニカで有名な「コニカC35」シリーズなど
コンパクトなEEカメラが事実上のライバル機となるも、自動露出機能を持った
EEカメラブームの中で電池電源を積極的に活用した設計を採用。
と、ウンチクを語っても一言で言えばいいカメラ(笑)


ヤシカエレクトロ35GS(1970年発売)1968年発売のエレクトロ35Gの
ヤシノンDXレンズを新コーティング採用したカラーヤシノンDXレンズに換装。



裏面は、ファイダーにバッテリー確認ボタンのみのシンプル設計。

カメラを動かす為の電源は、高電圧を出せるHM-4N(5.6V)積層水銀電池。
当然、今は入手不可能なので4SR44、4LR44に関東カメラサービスから発売されている
アダプターか自作でHM-4Nの形に作った電源が必要。
ちなみに4SR44を代用するのと4SR44は6.2Vで0.8V分オーバーに露出計が動いてしまうが、
この分は露出補正分とネガのラチュードでチャラってことで(笑)


上部は巻き戻しレバー、ストロボシュー、感度に応じてスローとオーバーを知らせてくれるランプ、
感度調整ダイヤル、ロック機構付シャッターボタン、巻き上げレバー



古いので剥げてしまったけど、ギラギラのシルバーボディーに金きらのマークと社名。



エレクトロ35「GS」のエンブレム



カラーヤシノンDX 45mmF1.7レンズ 最短撮影距離は80cm

F1.7の大口径レンズ「ヤシノンDX/カラーヤシノンDX」と、2分という長時間露光から
1/500秒の高速シャッター秒時まで備えるコパル製「コパルエレク」電子シャッターを搭載、
暗い場所での撮影を得意としたカメラ。

ちなみに1970年発売のフルサイズカメラは、
ヤシカ エレクトロ35GTS(エレクトロ35GSのブラックモデル)とヤシカエレクトロ35CC。
前年に発売されたコニカC35の受け、ボディーを小型化した設計変更機種で、
シリーズ中唯一「35mm F1.8」レンズを装備する。
電池は6Vの4LR44アルカリ積層電池を使うようになった。
この機種用のコパルエレクシャッターは2枚羽根で、シャッターは1/250秒まで。
ブラックのみでシルバーモデルは無い。

と、エレクトロ35CCの説明というか能書きはこの辺で
ま、70年発売ということで思い入れがあるということです。
このカメラで撮影した写真は後日アップ予定です。

発売:1970年5月 / 当時価格:29,500円
レンズ:COLOR-YASHINON DX 45mmF1.7(4群6枚)
シャッター:COPAL ELEC電子シャッター(B・LT~1/500秒・マニュアル時1/30秒)
受光素子:CdS / ピント合わせ:二重像合致式 / フラッシュ:なし
電源:HM-4N型水銀電池×1 / サイズ:140×84×73.5mm / 重量:約750g


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