
「正しい対人関係は、相手の価値を
感謝のうちに認めることによって成り立ちます。
(ラザロのように)金持ちの門前にいる
貧しい人も邪魔者ではなく、
回心して生き方を変えるよう求める
一つの呼びかけです。
(ラザロの話は)わたしたちの心を
心の扉を他の人々に向けて開くよう招いています。
身近な人であれ、見知らぬ貧しい人であれ、
一人ひとりの人間はたまものだからです。
四旬節は、困窮している全ての人に向けて扉を開き、
彼らのうちにキリストの顔を見出すのに
ふさわしいときです。
わたしたちが出会ういのちは皆たまものであり、
受け入れられ、敬意を持って愛されるに値します。
みことばは、わたしたちがいのち、
とりわけ弱いいのちを受け入れ、
愛せるように目を開く助けとなります。」
(2017年四旬節教皇メッセージより)
