福島第一原発とチェルノブイリ

福島第一原発の事故がチェルノブイリと同じ、レベル７に引き上げられた。
例によって無責任なマスゴミは面白おかしく、大都市に暮らす人々の恐怖を煽って喜んでる。

チェルノブイリと今回の事故は一緒か？
見れば一目瞭然でしょう。

同じなのは放出された放射線量。
といっても、この事故のレベルがあのチェルノブイリと同じとはとても思えないわけで、
当時のソ連がいかに秘密主義であったかがうかがえるというもの。
それとも、当時の測定器の限界か。



私は今回の事故に関しては、とやかく言う立場にいないと思っている。
少なくとも原発の電力で支えられた、健康で文化的な生活とやらを送らせていただいてきたと
思って騒ぎ立てするのを慎んでいる。
東海村や大洗といった原子力関係の施設を抱える茨城県民がそう思うのだから、
石原さんが好きでしょうがない地方の方はもっと立場をわきまえるべきでしょう。
福島県や新潟県に原子力発電所を押し付けて、自分はネオンぎらぎらの、無駄遣いの地で
やれ、水道水から１マイクロシーベルト検出されただのと大騒ぎ。
根っこにある原因が自分にあるとは一つも思ってない。
無責任極まりない。
べつに原発なんてお台場や夢の島にあったっていいんですよ？

石原さんは公約にリスクマネジメントを掲げているそうだが、
地方の原発から電力が供給されなくなった時のことを考えて、
横田基地から米軍を追い出したら、原発を作ることを推進してみてはいかがか。



今回の事故で大騒ぎする権利があるのは、少なくても30KM圏内、多く見積もっても80KM圏内の
福島県民を中心とした地元だけだと思いますけどね。
まずは直接の健康被害が出ていないのだから、われわれ対岸に立ち火事を見る者は、
注意深く見守る、余計な口出しはしない、騒がない。
それでいいんじゃないの。