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サーモンピンクのガーベラ

徒然に、気まぐれに、日々の出来事をちょろちょろっと書いてみます。
主に食いしん坊日記🍴

2006年10月23日 23時15分51秒 | Weblog
先日、上野の仏像展に行って来た。

紳士淑女の皆様に紛れて、
なんとも言い難い荘厳で穏やかな世界を堪能することができた。
中でも、初めて知った円空という江戸時代に大人気だった仏像彫刻家の作品がとてもよかった。
円空さんは自然に生えている木という木を彫りぬいて全国を廻っていたそうだ。
はしごに登って桜の木をなたのようなものを振りかざして彫っている
円空の絵が飾ってあって、
「きっとこの人その時代には円空さんまた彫ってるよ~とか言われたり、変わり者とか言われていたんだろうね…」
とか友人と勝手な妄想が膨らんでしまい、
一心不乱にとり憑かれたように仏を彫っている姿を想像し、かなり面白かった。
円空さんは本当はそんな人ではなかったかもしれないけど。

リアルな仏像ではなくデフォルメされていて、
皆お顔がニコニコしていてとても優しい気持ちになる仏を彫る人だ。
一体欲しいなぁ。

でも日本人だからだろうか、やはり仏像や寺院は心が静かになってとても落ち着く。
不思議。


美術館からの帰り、上野公園内に猫のファミリーがいた。
しばしニャンコと戯れる。
穏やかな休日。


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1 コメント

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お引越しですね (こぐまま)
2006-10-24 17:16:09
カメレオンさんは、

目のつけどころが違うね。

私は、仏像を見ても、

それを彫ってる人のことまで

考えてなかったもの。

ゴッホやピカソやマチスの絵を見たら

描いてる人のこと考えてたのに・・・

それだけ、仏像の作者が、

今まで注目されてなかったのかな。

若い人が、古いものを大事にするのは

なんだかホッとするわ。

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